日本国際漫画賞も受賞!インドネシアのアーティストとメタバースプラットフォームAssemblrで交流できるイベントに参加してみた!
1. メタバースプラットフォームAssemblrのイベント内容
①インドネシア発のメタバースプラットフォーム、Assemblrとは?
インドネシア発のメタバースプラットフォーム、Assemblr(アセンブラー)に注目しています。ご紹介記事はこちらとなります。
昨日(3月16日 インドネシア時間20:00)、人気アーティストAnn Maulinaさんとのコラボイベントが開催されましたので参加してきました。
Annさんの作品"Raruulien"がテーマのバーチャルスペースにて、作者のAnnさんと直接交流できるイベントです。
②インドネシアのアーティスト、Ann Maulinaさんとは?
Ann Maulina(アン・マウリナ)さんは、インドネシア出身のアーティストで、フリーランスのゲーム・コンセプト・アーティストとして活動しています。
ビジュアル・コミュニケーション・デザインの学士号を取得しており、アートやデザインのプロジェクトにおいて高い評価を受けています。
最近では、『Glow』(Kickstarter)を含むさまざまなコミックプロジェクトにも参加されています。
③代表作品『Raruurien』とは?
作品『Raruurien』は、小さな山村に住む、2人の息子を持つ未亡人の魔女、リエンの心温まるウェブコミックです。夫のいない平和な生活を維持するために、彼女は村人たちに同化できるよう暮らし、彼らの文化を学び、息子たちの模範となり、さらに人前では強力な魔法を封印して目立たないようにしています。
この作品は、ベストコンピレーションとしてPakoban賞(2016年)、ベストローカルコミックとしてTGR賞(2016年)を受賞しました。また、第10回日本国際漫画大賞(2017年)で単独でブロンズを受賞しています。
2. Assemblr のバーチャルスペース、Rauurienのご紹介
①バーチャルスペース、Rauurienへのアクセス方法
Assemblr Metaverseをブラウザで立ち上げると、こちらにあります。
Rauurienのストーリーに出てくるZamalu Marketが舞台となったバーチャルスペースです。現在1インスタンスに30人入れるようです。
②Rauurienのウェブコミック
ちなみに、こちらのバーチャルスペースに入られる前に、英語かインドネシア語でRauurienのコミックを事前に読んでおくと気分が盛り上がりおすすめです。
Rauurienのウェブコミックはこちらからどうぞ↓。
③AnnさんのRauurienから感じた第一印象
ウェブコミックの冒頭から引き込まれてしまい、一気に最新話まで読んでしまいました。絵がとても素敵で心が惹かれファンになってしまいました。その理由を考えてみると感じた印象はこのような感じです。
温かみのある絵とストーリー
大自然が描かれている
民族やフォークロアを感じられるテイスト
魔法や冒険の要素が詰まっている
ノスタルジーを感じる
3.Annさんとの交流イベントでの気づき
通常も、アートを冒険の舞台で楽しめるギャラリーという素敵なバーチャル空間なのですが、作者との交流イベントはやはり特別でした。
①作者とのダイレクトなコミュニケーションは楽しい
早めにスペースに入ってしまい、
本当に誰か来るのかな?
来てもインドネシア語で会話されたらどうしよう?
とあれこれ考えていました。
参加者が少しずつ増えて、作者Annさんのアバターが登場して声が聞こえるとやっと気持ちが盛り上がってきました。
ちなみに会話やチャットは基本英語で、時々インドネシア語で発言される方がいらっしゃいました。
絵を見て回ったり、質問に答えたり、かなりゆるゆると時間が流れていきました。この東南アジアっぽいゆるさ、大好きです。
Annさんのアバターの衣装がフォークロアっぽくてかっこいいジャケットで、皆さんどうやって作られたのか質問されてたのが印象的でした。
しばらくたってから、Annさんがご自身のパソコン画面を共有して、目の前でライブドローイングをご披露されました。さすがに感動しました。
画面共有の際、スムーズに画面が真横にならずにいろいろ試されていたのが、これまた人間味を感じられてゆるくて良かったです。
②デジタルコンテンツを駆使したしかけづくり
今回イベントに参加すると、Assemblrで使用できるオリジナルトークンが配布されていました。私はトークンはけっこうどうでも良かったのですが、何人かの参加者の方が獲得方法について質問されていたので、参加のモチベーションになるのだなと理解しました。
各作品の下にYoutube動画へのリンクが設置されていて、関連する動画アニメを別画面を立ち上げて見ることができます。これはアプリではないブラウザからさくっと入れるAssemblrの良さだなと感じました。
③ユーザーからフィードバックを得る仕組み
ギャラリーを歩いていると、複数個所にフィードバックのリンクが設置されていました。
クリックするとGoogle のアンケートフォーム画面が別ページで立ち上がりました。簡単にユーザのフィードバックを得られていいなと思いました。
④バーチャルギャラリーの可能性
Annさんとのコミュニケーションを通して、次第に少しずつファンになっていく気持ちの変化に気づきました。
Annさん温かいのです。そうすると、素敵なアート作品にさらに愛着がわきます。
物理的な美術館、博物館やギャラリーだと、人目や時間を気にしてしまいますが、バーチャル空間では好きなだけ好きな絵を眺められる幸せに気づきました。
スクリーンショットをSNSやブログでシェアしてよいと、Annさんに許可を頂いたので、このnoteにアート作品の画像を掲載しております。
ちなみにこのイベント、日本時間では夜22時からの開催だったため、私はお布団にごろごろしながら参加していました。
お布団からインドネシアへひとっとび。
冒険の世界へひとっとび。
物理的な制約を超えるコミュニケーションからの学び、すごいことです。
4.Podcastでの配信
イベントの感想について下記Podcastでも配信しております。
最後までお読みいただき有難うございます。
多言語xテクノロジーの楽しい学びに挑戦中の筆者の自己紹介です。
楽しく学び中のあなたとつながれたら嬉しいです。
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