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オーストラリアで在宅介護。

私はブリスベンで
訪問介護士(障碍者、高齢者)をしているのだが、

とにかくいろいろなことをやる。

クライエントのことは書けないのだが、

仕事内容は

食事作る
洗濯
掃除(私のクライエントではこれが一番多い)
ショッピング
病院の付き添い
薬の見守り
なんかがオーソドックスなところで

中には
ボードゲームを一緒にやる
テレビを一緒に見る
遊園地に一緒に行く
なんてのもあったりする。

あとは
体位交換を1.5-2時間おきにやる
とか。

もちろん、夜もしかり。
「夜勤やれない?」
とオフィスに言われた時は少し戸惑ったものの
(特養時代の仕事内容は
もう無理だよ。。。)

在宅なのでもちろん、1:1。
本当に2時間おきの体位交換で
いいらしい。

でも、何かあった時のために
隣室で待機をしておかねばならない。

呼ばれたら行くスタンスなのだが、
なんせ、夜なので、もちろんクライエントは寝る。

なので、私もその間は寝る。

2時間たったら、私が先に起きて、
体位交換をする。

で、それが終わったらまた寝る。

を繰り返し、朝が来るというわけ。

特養に勤めていた時は
夜勤明けはフラフラだったし
夜勤入りも昼間で寝る勢いじゃないと
夜勤ができなかったが、

この夜勤は、3時間は断続的に寝られるので
朝の運転も余裕で帰れる♪


だが。
最近、違う曜日のワーカーさんが辞めてしまったらしく、
(そりゃ、何の経験もない人からしたら、
夜起きていなければならない夜勤はしんどいのであろう)
「夜勤、もっとできる日ない?」
とオフィスに聞かれた。

思いっきり下心を出し
「じゃあ、金曜日なら。。。」
(金曜日の夜は
0時から土曜日レートに変わる。
土曜日は平日レートの1.5倍の時給になる
10時間なので一回400ドルを超える)
と金曜日の夜勤も引き受けてしまったのだが、

ちょっと後悔。

体力的につらいわけではないのだが、

なんせ、1回10時間。
週に2回も引き受けたら、
その人だけで20時間。
夕方のシフトもあり、総計26時間。

私の一週間のシフトのほとんどがその人のシフトになってしまう。

明けは7時過ぎなので
朝活ビーチでデトックスにもちと遅い。
長距離運転にはちょっと自信がない。

私の朝活が危うい。
(超重要!)

そのクライエント以外の人と
しゃべる機会がとにかく少なくなった。

私の社会生活が危うい。
(これも重要!)

稼げるけど!

とりあえず、娘に会いに行くためだと思って
しばらく頑張る。

母ちゃん、娘に好きなものを買ってあげたいのだ。

それにしても
一回400ドルの夜勤、
月8回あるとして。。。

それだけで余裕で日本の介護士時代の給料を超えた。
(ボーナス入れたら同じくらいかもしれない)

ありがたいありがたい。

注意)
数年前に、「オーストラリアで稼げる」というニュースが出たらしいが、
もうそんな時代は消えてなくなった。

ワーホリさんは仕事探しに奔走し、
お金が尽きて、教会が出しているホームレスさん用の
タダご飯の列に並んでいる人すらいるらしい。

こんなにシフトがもらえるようになったのも
私が子なしシングルで、在宅介護の資格があり、
特養勤務で経験あり
車があって、英語がそこそこしゃべれ、
働き出してから1年もたってからのことである。

最初は週10時間もなかったことを最後にお伝えして、
そんなに簡単ではないことをわかっていただきたい。

ただただ、シフトがもらえることに感謝し、
働きすぎには注意する日々である。


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