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靴を買った日は,人の靴が気になる

ふと,子どもの頃,母と靴を買いに行ったことを思い出しました。
 
当時,靴を買う頻度は,洋服よりずっと低く,ましてや,子どもだったので,足にフィットするものが一番で,靴にはあまり関心がありませんでした。
 
しかし,靴を買ってもらった当日は,街行く人の靴が気になり、ずっと,見ていました。

それに気づいた母が,
「靴を買うと,人の履いている靴が気になるでしょう」
と声をかけてきました。
 
「今まで気に留めなかったことでも,気にかけることで,見えていなかった,さまざまなことが見えてくる」
と教えてくれました。


 
ところで,春が近づくと聞きたくなる曲があります。

「春に」
作詞 谷川俊太郎  作曲 木下牧子

他の言葉では置き換えられない,選び抜かれた言葉
美しいメロディライン

 
以前,歌手の槇原敬之さんが,あるテレビ番組で,
「良い言葉にはメロディがついてくる」
と話していましたが,この曲は,まさにそれです。


先週,誕生祝いにタブレットを買ってもらったので,そのタブレットで,毎日,「春に」を聴いていました。
 
すると,知人からラインがきて,「俊カフェ」という喫茶店を教えてもらいました。

俊カフェは,札幌市にある,谷川俊太郎さん公認のカフェで,飲み物を片手に,谷川さんの詩集や絵本を楽しめる場所です。谷川さんゆかりの品に囲まれた素敵な空間で,心豊かな時を過ごすことができます。
 
私が訪れたときは,「詩集づくりのお話会」が行われていました。
ジンジャージャム入り紅茶を頂きながら,お話に耳を傾けました。
 
このジンジャージャム,カフェのオーナーの古川奈央さんの手作りで,谷川さんも味わっていたと知り,一層味わい深く感じました。
 
4月19日には,講演会「谷川俊太郎が書いた 宇宙につながるいのちの詩」が行われるとのことで,こちらも参加することにしました。

 
「春に」を聴いて,谷川俊太郎に魅せられる

知人からのラインで,「俊カフェ」を知る

俊カフェで「詩集づくりのお話会」に参加

講演会「谷川俊太郎が書いた 宇宙につながるいのちの詩」にも参加することにした

 
このように,毎日が楽しく廻ってきたのです。


このめぐり合わせ,noteと似ていると思いました。

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