雑記:ユニバーサルデザイン
腹立つことがあったのでまとめます。
デザインってなんだ。
弊社はデザインやってる会社で、作ってるものかっこいいなーとも思うし、一定のデザイアワードで評価されてたりするんですが、腑に落ちないことがあるので書きなぐります。
詳しくは書けないけど
色覚弱者のために彩度を大きく異なるようにしたよ!でも緑と黄色をベースカラーに使うよ!
って状況なんですね。
調べればすぐにわかりますが一般的に、黄色と緑は混同色として挙げられます。
他にも組み合わせはいっぱいあるけど。
これの何が腹立つのか
打ち合わせでも、口々に「これは色が見えづらい方に〜」とか、そういう配慮してます感を出してること。
一番はこれはもう実際に一部配慮できてるけど、根本的なところ配慮できてないじゃん!って怒り
そして、私たちとあなたたちという区分をして、あなたたちは配慮が必要だという無意識的差別思考があることへの怒り(これは俺の偏った目線かもしれない、多分本人たちは仕事だし優しさだとは思う)
加えて、してあげてるという上から目線を感じることへの怒り(これは俺の以下同文)
ひとえに僕がプロジェクトにアサインされたのがデザイン着工直前で、それで動き出してて口出せなかったことへの怒りもある。(言い訳がましい)
しかも、その人がいるから配慮するっていうのも変な話で、色覚が弱い人なんて腐る程いるわけで、公言してない人の方が多いわけですよ
そんな中、その人がいるとわかってなかったら配慮してないのか?という疑心からの怒り
いろんな怒りが沸き起こってくるんですね。
デザインは難しいよ、知ってるよ。でも諦めた時点でデザインは終わるよ。
細部まで配慮しきれないとデザインじゃないとは言わないけど、配慮するなら細部まで配慮しなきゃ。
と思った話。
詳しくは書けないけど!!!
良いユニバーサルデザインって、ただそれがあるだけじゃなくて、馴染んだり、空気に溶け込むと思うんだよね。溶けるデザインってやつ。
こういう風に、配慮した結果、馴染んでしまい、特別なものになっていない感じ。
配慮してるぜ〜〜〜〜〜感がない。
で、自分はどうするか
上司に一報入れました。どうなるかは知らん。これでいづらくなる会社ならそこまでだ、という気持ちで。
頑張ります。」
札幌出身、福岡育ち、東京住みのSunnyと申します。 働きながらボードゲームデザインをしています。いただいたご支援は、ボードゲームデザインに使わせていただきます。