【第1回】「子育てにおけるパパの役割とは何か?」
「子育てにおけるパパの役割とは何か?」
この問いに対して、自分なりにしっかりと向き合って考えていきたい。
この度、我が家に2人目のサニー(子ども)が産まれました^^
今回の内容は、2人目の出産編!
”2人目の出産を迎えるにあたって意識して良かったこと”
について思いを綴ろうと思います。
①出産に向けての事前準備編
②立会い出産時編
③出産後の生活編
の3本立てです^^
お時間許す方は是非、最後までご覧ください^^
自分の経験が誰かの子育てに関する不安や悩みの解決に役立つことができたら幸いです^^
①出産に向けて準備して良かったこと
振り返ってみると、出産に向けて準備して良かったことが2つある。
1つ目は、娘に出産時の流れについてきちんと説明しておいたことだ。
職場の先輩から、こんな話を聞いた。「うちの長女は2人目の出産の時、夜中に突然ばあばに預けられてママがいなくなって寂しかったことを高校生になった今でも覚えている。」という話だ。子どもにとって、突然親がいなくなるのは、親の想像以上に寂しいことらしい。「子どもにとって2人目の子の誕生は初めての”大失恋”である。」という言葉を聞いたことがある。
この話を聞いて、すぐに我が家では、娘にママが出産のために病院に行ったら、どういう生活になるのか話をした。最初、娘は赤ちゃんが産まれたら、ママが5回寝るまで病院から帰ってこないと言う話を聞いて号泣していた。けれど、きちんと対話をして、「その間、ばあばがそばにいてくれること」、「パパは赤ちゃんが産まれたらすぐに帰ってくること」、「出産の間、特別に食べてもいいおやつがあること」の3つを事前に共有した。しっかり共有して見通しをもてたことで、いざ妻に陣痛が来た時、娘が玄関で「ママ、頑張って赤ちゃん産んできてね。パパ、ママのお手伝い頑張ってね。」と笑顔でハイタッチをして送り出してくれたのだ。僕は、3歳になったばかりの娘の発言とは思えず、とっても感動したことを鮮明に覚えている。感動するだけでなく、娘に勇気をもらえた。この時、事前共有せず、いきなりママがいなくなることになったらきっと娘は号泣していたに違いない。
今後、2人目の出産を控えている家庭は是非、事前の共有を実践してみてください^^
2つ目は、”お腹の張りと陣痛は敵ではない”と理解したことだ。
「無痛分娩」
出産をする予定がある方は誰もが一度は頭によぎる言葉ではないだろうか。妻の出産時の痛みが軽減されるならお金がかかっても無痛分娩にしようか!そう思っていた。妻自身も「無痛分娩」を希望していたので、我々の思いは一致していた。しかし、その時は「出産時の痛み」について私は何も理解していなかったのだ。
出産予定日が近づくにつれて「助産師のはるか」という方のYouTubeを何回も見た。その方の動画の中に「お腹の張りと陣痛のメカニズム」という動画がある。はるかさん曰く、陣痛のメカニズムについては、旦那もきちんと理解しておくべきだとおっしゃっており、何も知らない僕は慌てて再生ボタンをクリックした。笑
まず、”お腹の張り”は赤ちゃんがママのお腹から出るために子宮口を広げているから起こるものであるということ。次に、陣痛というのは、赤ちゃんがママのお腹から出るために、下に下がってきているから起こるものだということ。そう考えると、お腹の張りや陣痛は痛みなのだけれど「赤ちゃんが頑張っているサイン」なのだと理解した。動画を見た後、妻と私はすごくモヤモヤした気持ちになった。
「はるかさんは”お腹の張り”や”陣痛”は敵ではない。味方だって言ってるぞ。陣痛をパワーに変えることで良い出産になると。本当に無痛分娩でいいのかな?」
もちろんはるかさんの考えは1人の意見に過ぎない。子どもを4人産んだ芸能人の辻ちゃんは、「次産むとしたら、絶対に”無痛分娩”にする。産後の回復が全然違う!」と自身の経験を語っていた。「自然か無痛か?」この問いに対して明確な答えがあるわけではない。それぞれ夫婦で話し合うことが大切なのだろう。
我々は、話し合った結果、「計画分娩による無痛分娩にはせず、自然の流れでタイミングが合えば無痛分娩にする。」という分娩計画で進めることにした。結局、夜中に陣痛が来たので、無痛分娩ができず、急遽自然分娩で出産することになった。妻はとっても不安だったかもしれない。ただ、私ははるかさんのおかげでこの事態をプラスに受け止め、自分ができることを精一杯やろうと強く思えた。やはり事前に学習し、見通しをもっていてよかったと思う!
今後、出産予定日が近づいてきたパパは「助産師はるかさん」のYouTubeを是非見てください^^
あとは、私の意見としては、出産に関して旦那は妻の希望に対して「Yes」一択なのかなと(笑)だって出産するのは妻なのだから。
僕らにできる大切なことは、意見を言うことではなく、”受け止めること”なのかもしれない。
②立会出産時にしてよかったこと
立会出産時を振り返ってよかったことは、妻ときちんと対話をできていたことだ。
ネットや噂では、テニスボールを使って腰を押すといいとあったが、いざ、陣痛がきてみると、妻は、「指で強く押してほしい!」と言った。他にも痛みが来た時には、情熱的な体育会系のノリの応援はやめてほしいなど(笑)妻の思いがそこにはある。自分よがりのサポートは全て自己満足になってしまう。こういった妻の思いを事前に確認し、サポートできたことがよかった。
あとは、先ほどのはるかさんがおっしゃっていたのだが、出産はいかに力を抜くかがポイントらしい。赤ちゃんは子宮口をほじくったり、陣痛の力で外に出ようとしているのだから、ママはいきんで息を止めるのではなく、呼吸をしっかりして、赤ちゃんに酸素を届けることが大事なのだ。だから、妻からも、「陣痛がきて私がいきんでたら、できるだけ、力を抜けるようサポートしてほしい」と言われていた。だから、勉強した呼吸法をひたすらおこなった。無意味かもしれないけど僕も一緒に、本気で。(サンシャイン池崎式呼吸法というのがあるので是非。笑)
妻の呼吸法がめちゃくちゃ上手で、赤ちゃんはどんどん出てきた。助産師さんがびっくりするくらいのペースで。クライマックス時には「ママ、すごい!めちゃくちゃ上手だよ!」と声をかけてもらい。いざ、赤ちゃんが産まれた瞬間は、その場にいる全員がスタンディングオーベーションするくらい鮮やかな出産だった。ただ、私には、一瞬に感じた出産であったが、妻は病院に入ってから3時間半の陣痛を乗り越えての出産であった。前駆陣痛はもっと前からきていた。遡ると約十月十日もの間、子をお腹に宿し、日々の生活に制限を受けながら、大切に育ててくれた。そんなことを思うと妻には感謝の気持ちでいっぱいである。赤ちゃんの産声が聞こえた瞬間は本当に嬉しかった。これから妻や子どもたちから沢山の笑顔が生まれるように頑張るぞ!!!改めて父としてベストを尽くそうと覚悟を決めた瞬間だった。
③出産後の生活で意識していること
出産後は、とにかく娘にとって、弟がライバルにならないよう意識している。
娘には、不安にならないよう「抱っこしてほしい」と言葉でお願いできたらパパもママも必ず優先的に抱っこすることを約束している。
他にも、ぎこちなかったとしても、弟のお世話を一緒にやってもらってる。弟のピンチは、「パパとお姉ちゃんでパウっと解決!」が合言葉である^^
妻の入院中から、ダッフィーにおむつを履かせて弟のお世話の仕方をイメージトレーニングする娘が可愛くてたまらなかった^^
妻の入院中に驚いたことがある。それは、娘の成長だ。
娘はママが大好きで、生まれてから一度もママがいない夜を過ごしたことがなかった。そんな娘が妻の入院中どうなるのか私は心配でたまらなかった。しかし、娘はこの入院期間をしっかり乗り越えてくれた。中でも忘れられないシーンがある。
ある日、妻のお見舞いを終え、病院を出ると娘は号泣した。「ママとお別れするのが寂しい」と。私が、「でもママに涙を見せないよう病院を出るまで我慢したんだね。」と言うと「うん。」と頷いた。
「こんな気遣いできるんだ。。。」
さらに、家に帰ってからはもっと驚かされた。それは、娘が私に「明日は、ママのお見舞いに行かない。だってお別れするのが寂しいから。」と言ってきたのだ。あんなにママ大好きだった娘が、自分の意志で私にこう伝えたのだ。
「本当に3歳?」
とっても驚いた。笑
子どもの成長はすごい!どんどん大人の階段を登っていく。親の想像を遥かに越えて頑張っているのがとっても嬉しかった^^
あんなに号泣していた、というか寝ることができなかった寝ることも、パパの寝かしつけで寝れるようになった。最終日、15分ほどで娘が寝てくれた時には、思わず妻にLINEしてしまった。もう嬉しくて嬉しくて^^笑
3歳までは、愛情を注げるだけ注ごうと決めていたけど、3歳以降は、少しずつ親が子どもを信じて子離れしていかなくてはいけないのかもしれない。子育ては本当にあっという間に過ぎていく。やはり大切なことは、今この瞬間の育児を精一杯楽しむこと!どうせその内、「パパうざい」とか言われるんだろうから。笑
せっかくの育児、「頑張ろう」ではなく「楽しもう」で過ごしたいなと強く感じた瞬間だった^^
とにかく、怒涛の日々であったが、家族4人での新しい生活が幕をあけた!これからどんな未来が待っているか楽しみでしょうがない。
娘は今年ある一大イベントに挑戦する予定です!
なにに挑戦するのかは、追ってこのブログで^^
とにかく焦らず、「〜べき」をなくして、心にゆとりある生活を過ごそう!
頑張るぞうさんだ^^
〜今月、一番大切だと感じたパパの役割〜
「出産を妻任せにせず、出産の流れについてきちんと理解する。出産時、事前と事後にやること・できることは沢山ある」
世のお父さん!
共に育児を楽しんでいきましょう^^