軽井沢で週末、カジュアル現実逃避を。国産ワインをたっぷり楽しむホテルステイのすすめ
長野・軽井沢といえば避暑地として人気のエリア。アウトレットに旧軽でのお散歩。ザ・軽井沢!という楽しみですよね。自然を楽しみたい方への観光名所として人気の雲場池は、夏場は木の葉の緑を通した青い光と、ひんやりとした空気。秋は真っ赤に色づいた紅葉、冬は白銀の世界で通年楽しめる、絵よりも美しいとっておきスポットです。
散策ルートは別荘地を通るのですが、森のように自然たっぷりでとても閑静な場所で、それだけで、もううっとり。
そんな雲場池へ散策することをメインに宿泊ホテルを選ぶなら、おすすめがこちら。
旧軽井沢KIKYO キュリオコレクション
〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢491−5
上記雲場池の地図ですでに名前が確認できるほど近い場所に位置するラグジュアリーホテルです。
新幹線の到着駅まで迎えにきてくれるサービスがあるのですが、なんとメルセデス!高級感のある広々とした車内では落ち着いた気分にさせてくれるジャズをかけてくれます。
ホテルに着いたらウェルカムドリンクとスナックプレートのサービスが。とてもゆったりとした気持ちで素敵な週末のスタートを飾ってくれます。
コロナ禍の現在は、お部屋の冷蔵庫にちょっとしたデザートの用意をしてくださるサービスに変わっています。
なお、ここに写る冷蔵庫に置いてある飲み物は全てコンプリメンタリー!信じられません...ビールまであります!!ちょっとしたおつまみまで。ワクワクの予感しかありませんね。お籠り気分が高まります。
そしてコスメ好きさんにうれしい、なんと大浴場に据え置かれたアメニティはLaCASTA!大きなポンプで化粧水からヘアオイルまで、フルラインナップ置いてあります。(下の写真はその一部です。)アルコール消毒のクロスも完備。
お部屋のアメニティはMaison Margiela REPLICAのもの。大浴場が苦手でも大満足ですね。(ちゃんと写ってないですが、後ろに並ぶボトルです)
さて、このホテルステイを十二分に楽しみたいなら、THE ROUNGEの利用を楽しめるプランがおすすめ。むしろこれがメインといっても良いでしょう。レストラン横の落ち着いたエリアで、ソフトドリンク、アルコールや軽食が心ゆくまで楽しめます。
国産のワインがたっぷり!ウイスキーもあります。
ワイン大好きなので、白・赤・ロゼそれぞれ全部いただきます。すべてシャトー・メルシャンから、萌黄、藍茜、ももいろ、です。良い感じに年代がバラけた写真になりましたね!このワインは国際線ビジネスクラスでも採用されたそうです。
お酒が進みまくるフィンガーフードを出してくれるのですが、このおやきがおいしくて…何度おかわりしたことか。これを食べるだけでも、良い。行った甲斐がある。フィリングは野沢菜だけの1種類ですが、お願いすると都度温めてくれて、熱々をいただけます。
乾杯は、国産スパークリングワインの龍眼でどうぞ。日本ワインのために作られたぶどうが使われています。すっきりとして、乾杯だけじゃ足りず、何杯でもいけちゃう。
ワインだけじゃなくぶどうジュースも特別なものです。龍眼と一緒に写っているグラスが2つともジュースなのですが、日本のワイナリーのひとつ、井筒ワイン社が作るストレートジュースです。オレンジ色がナイアガラ、ぶどう色のものがコンコードという、信州特産のぶどうを使って作られています。
酸っぱさがちゃんとあって、ぶどうをそのまま食べているような贅沢さが楽しめるので、ノンアル派やお子さんも大満足だと思います。りんごジュースもフレッシュでこってりとした甘さがさわやかですよ!りんごジュースは朝ごはんのタイミングにも味わえるので、お楽しみに取っておくのも良いかもしれません。
ビール党さんもご安心あれ、軽井沢のビールもあります。
いろんな飲み物で気分を盛り上げたらその足で外へ出かけて軽井沢ローカルグルメを楽しむのも良いのですが、THE ROUNGEではレストランメニューのオーダーもできるので、このままホテルでしっかりお腹いっぱいにしましょう!ステーキやパスタをお願いして、ワインと合わせれば最高気分です。
レモンクリームパスタ、相当おすすめです。
信州の雪をイメージして上からすりおろしてふりかける演出も素敵な信州牛のステーキもおいしかった!何を振りかけてくれたんだったか…ちょっともうお酒が回って…
さて、たらふく飲んで酔っ払ったら、ホテルのお庭でもお散歩してみましょう。この写真の撮影時はちょうどイベント期間中だったので、夜、中庭でスウェーデントーチをやっていました。
寒くて寒くて長居できませんでしたが、とってもロマンチック。炎を見ながらココアやホットワインが楽しめるサービスもあるそうです。
お部屋に戻ったら、ふかふかのベッドでゆっくり休むもよし、冷蔵庫のお酒とおつまみでナイトキャップを楽しむもよし。満喫しましょう!
目が覚めたらお待ちかねの、朝食です。このホテルは朝食も素晴らしいのです。
和食と洋食を選べるのですが、どちらも捨て難いラインナップです。こちらのメニューはとある滞在の日のものなので、参考までに。レストランで食べるか、お部屋食かを選べます。わたしはいつも、部屋食です。
洋食のメインはクロックマダムも選べちゃう。
夜飲みすぎてしまうみなさんには、和食がぴったりです。丁寧に作られた野菜をたっぷり使ったおかずが飲み過ぎのからだに沁みます。ご飯もつやつやでおいしいですが、疲れた胃にも優しい、お粥にも変えられます。
朝からこんなに食べられないよ…と思いながらも、おいしくて気がつくとペロリ、です。連泊でも同じものをお願いしたくなるくらい、どのおかずも全部おいしいです。
チェックアウトは12時と少しゆっくりめなので、朝食後ものんびり滞在ができます。お部屋でテレビを見てくつろいだり大浴場に行ったり、腹ごなしに近隣に出てお買い物するのもいいかもしれません。
人気の腸詰屋の軽井沢2号店が、歩いて2−3分の距離にあります。(冬季休業あり)
駅前にも軽井沢のお土産を買うお店がありますが、ここまでのラインナップは揃っていないのと、ここで調達すればホテルに戻って綺麗にパッキングできるので、帰りも楽々です。おいしいソーセージと冷え冷えのビールが東京でも楽しめる!なんてウキウキした気持ちになれます。
さあ、名残惜しいですが帰りましょう。帰りももちろん、メルセデスで軽井沢駅まで送ってくれます。最後までうっとりした気分は壊れません。
軽井沢滞在の締めには、駅前のミカドコーヒーへ。
テイクアウトはいつも行列がすごいですが、店内は待たずに入れることが多いですよ!
せっかく軽井沢にきたんですもの、駅にあるおぎのやで釜飯なんかを買っちゃって、お夕飯につまむのもよろしいかもしれません。
夏休み・お盆に目一杯遊んで9月、ちょっとゆっくり気分転換が必要な大人のみなさん。週末は現実逃避をしないとやっていられない!という鬱憤をためたみなさんも、ちょっと足を伸ばせば届く軽井沢のホテルでゆっくり国産ワインを楽しむなんていう計画はいかがですか?
この秋のお楽しみのひとつとして、ぜひどうぞ。