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追憶の色

わたしは「あの頃に戻りたい」とは思わない

確かに人生の中で「良い時間を過ごした」と思う時期はいくつかある

でも本当に時間が巻き戻ってしまうと

今の自分を否定しているようで‥‥

そっちのほうがなんか嫌だ

「あの頃」は心の中で「あの時のまま」だから美しい思い出なんだよ

極彩色の思い出もあれば

随分と色褪せた思い出もある

そして‥‥色を失った時間も

無色透明 無味無臭

そこには時間を経て

新しい色が描かれていくことだろう

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「陽だまり」のnote
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