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きっかけの図鑑

“好きこそものの上手なれ”


よく言われる言葉ですが、昔の人は本当によく言ったものです
小さい時から夜空に輝く星や、モノの構造、化学や物理法則なんかにも興味津々でしたから、それは必然だったのかも知れませんね


周りの子達が絵本や物語を読んでいた頃、私はといえば祖父母に買ってもらった「図鑑」を一日中読んでいるような子でした
古代の恐竜や生物の大きさに驚き、宇宙の誕生や星の成り立ちに心躍らせ、科学の不思議を知る度に未来を見たような気分になる・・・そんなドキドキをその図鑑は教えてくれました


小学校に上がっても、とにかく理科の授業が待ち遠しくて、両親に連れて行ってもらった博物館などの「実験」なんかもすごく楽しかったことを、今でもよく覚えています
氷と塩を使って、市販のジュースでアイスキャンディーを作ったり、金属の粉を燃やしてさまざまな炎の色を見たり
花火はこの「炎色反応」で色が決まるのですよ
赤は「ストロンチウム」、青なら「銅」、黄色なら「ナトリウム」といった感じです


大人になってから行った、福井県の恐竜博物館も楽しかったなぁ
博物館内の展示もすごく興味深くて、時間を忘れて見学したのですが、その後にやった「化石発掘体験」では本当に「大人気なく」化石を見つけることに夢中になりましたよ
動物の化石を発見したら博物館に寄贈、植物のだったらお持ち帰りOK ということで、一生懸命にタガネとハンマーで石を割ること十数個!
やっと見つけた化石はシダ植物のもので、「お持ち帰り」の許可が出て良いお土産になりました


ややもすれば「詰め込み勉強」になって、途端に苦手意識が芽生えて「やる気スイッチOFF」になりがちですが、好きだからこそやる気も出て楽しく学べるんだと、大人になった今だから余計に思うのです




#理科がすき

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