改めて思う
私も以前から、思うところはたくさんあった「Twitter」というツール。
たまに感じる「なんとなくの居心地の悪さ」、その輪郭がうぇふさんの記事から見えたような気がします。
確かに始めた当初は、周りの事などあまり気にせず、その瞬間に思った事を自由に呟いていたはずなのに・・・。
徐々に数字を意識させられ、ハッシュタグに踊らされ、気が付けば周りの目を気にしながらツイートしている自分に気が付いたのです。
確かに数字やフォロワーさんの存在が「可視化」される事によって、モチベーションも上がるし、何より同じ趣味のフォロワーさんが増え「居心地」が良くなるのは事実でしょう。
ですが、意図せぬ誹謗中傷や色んな人の大量の「負の感情の流入」を、だんだんと抑えきれなくなってしまったのです。
あと気になったのは、「個人間でのコアな個人情報流出」についてです。
ニュースでもたまに、「SNSがきっかけで事件に巻き込まれる」なんて事を見かけますが、顔も素性も分からない相手に「自らコアな個人情報を与えて怖くないんだろうか?」と思ったことは一度や二度ではありません。
物欲に負けてなのか、はたまた自分の情報に対する危機意識が希薄なのか、特に私が以前に身を置いていた界隈にはそういったことが多くあったように思います。
そこで感じたのは、子を持つ親の立場の方でさえ、簡単にコアな個人情報をやり取りしている光景でした。
DM機能なんかを使えば、一対一でのやり取りも容易にできてしまう為、心のハードルは低くなってしまいますし、なおさら危機意識は希薄になるのでしょう。
私の両親はSNSはしていないので、よく私に「ニュースとかで危ないって聞くから、本当は辞めて欲しいけれど、気をつけなさい」と言われますが、前述した親御さんなんかは自身のお子さんに対して同じことが言えるのでしょうか?
自分の事を棚に上げて。
私が子供の立場なら、「どの口が言うの?」と思うでしょうし、そんな親の側にはいたくないし、「とやかく言われる筋合いはない!」と反発するかもしれまん。
自分の子供であっても「一人の人間」です。
その子たちに自ら「模範」を見せるのが、親として大人として重要だし、それが責任なんじゃないかと、そう思うのです。
これはあくまで私個人の意見ですので、思うところは人それぞれだと思います。
ただ改めて思うのは、あまりに「数」を気にして自分を大きく、良く見せる必要もないし、必要以上に周りに気を使うこともない。
そして、最低限のルールやモラルに則って楽しむことが重要なんだと、そう感じました。