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愛情のコップ
GW突入したが、上の子の様子がおかしい。
朝起きてからとにかく機嫌が悪い。
体調が悪いのかと心配になるが、鼻が少したれている程度。
手を洗う、ごはんを食べる、日常の物事が全くスムーズに進まない。
せっかくの休みだからの動物園に行ったが、本当はやりたいことをやりたくないと言って見せたり、石のようにじっとして動かなかったり。
子どものために動物園に来たのに…と、親もイライラしてしまう。
いや、ほんとに、子どもと過ごしてきて、何度この感覚を味わっただろう。
「もう帰ろう。」
移動時間と入園待ち時間に対して、滞在時間は3対1くらいだろうか。
帰りの車の中で寝てやっと静かになった。
寝顔をみながら、ふと思う。
昨日久しぶりに保育園へ行ったから、今日は思いっきりワガママを言ってみたかったのかな~。
子ども目線になってみたことで、子どもに寄り添えそうな気持ちになってきた。
下の子に触れなかったが、下の子は普段通り。
ここで思い出すのが、ワーママはるさんが以前Voicyでお話されていた、愛情のコップの話。
Voicyで検索しても分からなかったのでリンクは貼れないが、以下は意訳です。
子どもによって持っている愛情のコップは大きさが違う。
バケツの大きさの子どももいれば、おちょこくらいの大きさの子もいる。
親がたくさん愛情を注いでいると思っても、愛情のコップの大きさがバケツの子はなかなか満たされない。
おちょこの大きさの子はすぐ満たされる。
兄弟がいる場合、親がそれぞれにおなじように愛情を注ぐと、子どもによって満たされる子と満たされない子がでてくる可能性がある。
保育園の疲れがでているのでないかと夫と話し合い、上の子の愛情のコップを満たそう!という結論になる。
(夫もワーママはるさんのリスナーなので、愛情のコップは共通言語になっている)
昼寝から起きた上の子と夫は、子どもの大好きな電車に乗りにいき、帰ってくると機嫌がよく、感情の波もそれまでに比べると落ち着いていた。
上の子は夫のことが大好きで、夫を独り占めしたがる。
夫と1対1の時間ができ、かつ、電車に乗れたから嬉しかったんだろう。
「どうぶつえん、たのしかったね~。」と言って、親を驚かせたりもした。
(全然楽しそうじゃなかったよ…。ひーひー言ってぐずって、親は大変だったよ。)
愛情のコップの話を聞いていなかったら、「なんで上の子は、こんなに手がかかるんだろう」とか、「下の子より、上の子を優先していていいのだろうか」とか、悩んでいたと思う。
下の子は一人遊びが上手で、おもちゃでも、おもちゃじゃなくても、集中して一人で遊べるのだ。
愛情のコップの大きさが兄弟で違う、と思うと割り切れることがある。
残りの連休、予定を入れずに子どもたちのペースで過ごそうかな。