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童友社のLED撮影スタジオを買ったので試してみた
前置き
アキバのヨドバシにて童友社のLED撮影スタジオを買った.前々から欲しいと思っていたのでようやくといった感じになってしまった.
買ったのはこれ↓
今までは作ったプラモや買ったフィギュアとかの撮影は全て自室のデスク上で行ってきた.自然光や部屋のライト,デスクライトの向きとかで思うように取れなくて苦戦したことも多かった.
![](https://assets.st-note.com/img/1697783848171-7StVEQcEMy.jpg?width=1200)
スマホが何とかしてくれているお陰で見栄えは良いものの,↑の写真のように背景がアパートの壁紙では生活感しかないのが否めない.
![](https://assets.st-note.com/img/1697784647769-OH8xnrZEC1.jpg?width=1200)
プラモデルなら外箱が大きいので,それを背景にしてしまうことは可能だろう.しかし,ライティングの問題は依然として残り続ける.(それでもスマホがいい感じにしてくれているのでスマホ様様な気持ちになる)
せっかく作ったプラモや手に入れたフィギュアの写真が生活感丸出しなのではいまいちな気分になってしまう.また自然光では撮影の時間帯や被写体の置き場所によって見栄えが左右されてしまう.これらの問題を解消してみたく,LED撮影スタジオを買うことにした.
撮影してみた
撮影スタジオの詳細な説明は省略して,早速どんな感じになるのか撮影してみたので見比べたい.前提としては以下の通りになる.
撮影にあたっての前提
撮影は10月中旬の19時台に行った.
使用スマホはPixel 7a.
LEDライトはボックスの上に張り巡らされており,明るさは10段階に調整可能.一番暗い場合と一番明るい場合とで比較する.
赤・青・緑・黒・白のバックシートが付属していたので,全て試す.
被写体は金潟すぐみ【臥薪】の素体を撮影毎にできるだけスタジオの同じ場所で同じポーズになるよう置いた.素組みの状態.
(素組みのすぐみちゃん…フフ…)
黒シート
![](https://assets.st-note.com/img/1697785275143-n6HPvlRrUv.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697785200496-DW6A4IUYHq.jpg?width=1200)
5色のバックシートの中では明るい時と暗い時の差が一番はっきりしていた.一番明るい時はバックシートまでもが白飛びしている.一方で一番暗い時は落ち着いた感じでよく撮れているように見える.ただし,すぐみちゃんの色合いからして足の部分が背景と同化しかけている.ここは被写体によりけりだからしょうがない.
白シート
![](https://assets.st-note.com/img/1697785321448-WfWUgU6Wyb.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697785332190-4EeiwdRHaF.jpg?width=1200)
黒のバックシート対比して明るい時と暗い時との差が一番わからなかったのが白のバックシートだった.何回か撮り直してみたものの,一番明るい状態でも白飛びは発生しなかった.良いことではあるし,スマホが白背景を認識して良い感じに調整してくれたお陰なのかもしれない.
あと,白のバックシートだからもっと明るい感じに仕上がると予想していたが,一番明るい状態でも背景のシートが少し暗いように感じる.スマホの明るさ・陰影調整が裏目に出てしまったのかもしれない.
青シート
![](https://assets.st-note.com/img/1697785348531-Pbf83r1Ukm.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697785369294-aQ8I5TalFw.jpg?width=1200)
これも...違いがよくわからないのが正直な感想だ.スマホの為せる業なのか...
緑シート
![](https://assets.st-note.com/img/1697785418460-K3HywZdSu2.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697785492790-nzKVE8fmtu.jpg?width=1200)
一番明るい状態は背景も含めて白飛びしている.一方で一番暗い状態であっても明るさはありつつ,白飛びせずくっきりと写っているように見える.髪や胸の箇所にライトの反射がある点は気になってしまうが,素組なのでしょうがないところではある.コーティングを施せばより良い感じに撮ることができるだろう.
赤シート
![](https://assets.st-note.com/img/1697785514916-87ExCIb8ZY.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697785529787-yVssPhUtec.jpg?width=1200)
青のバックシートの時と同様,これも如実に差が現れるものではなかった.顔の明るさに差が出ているところがわかりやすいところかもしれない.
まとめ
\いかがでしたでしょうか?/
![](https://assets.st-note.com/img/1697786902294-xlUatzXrhl.jpg?width=1200)
金潟すぐみはいいぞ!!!
![](https://assets.st-note.com/img/1697788757659-IO8NlDzUSG.png?width=1200)
バックシート5色x明暗2の10パターンを今回試してみた.明暗の差が如実に現れたのは黒のバックシートで,逆にその差があまり見られなかったのは白のバックシートとなった.LEDライトは白い光を当てるので,黒のバックシートはその反射が強く出ていたのかもしれない.
バックシートの各色は被写体や撮影イメージに応じて適切なものを採用するのが妥当だと言ってしまうと元も子もないが,汎用性の高さで言えば白と黒の2色を今後とも採用していくことになるだろう.今回のすぐみちゃんのように暗めなカラーリングであれば白のバックシートを,逆に明るめなカラーリングであれば黒のバックシートを使っていくことになる.
撮影スタジオのお陰で生活感のある背景の除去や,撮影の時間帯によってライティングに苦戦することも無くなったので,良い買い物ができたと実感している.
今後は作ったプラモ・買ったフィギュアの撮影はこれで十分にできそうである.ちなみに今回購入したSサイズの使用感としては,プラモの素体は余裕を持って扱うことができた.ただし,武装パーツによっては横幅が足りないといったことが発生するかもしれない.そうなった時は,そうなった時に考えよう.それにしても,最近のスマホってすげえや.