見出し画像

勇者オルフェについて

《1.はじめに》

マスターデュエルで本格的(競技的?)な遊戯王を始めたものです。
今回はオルフェゴールにハマるキッカケとなった棒淫夢投稿者への感謝の念を込めて初めてnoteに考察を執筆します。大会等には出ておらず至らぬ点は多々あると思いますが温かい目て見ていただければと思います。
レギュレーションは遊戯王マスターデュエル(22/07/30)です。

今回解説するのは展開デッキからミッドレンジ系へと変化したオルフェゴールに最強のカード軍である勇者を混ぜた【勇者オルフェゴール】です。

オルフェゴール自体は結構ファンの多いテーマであり勇者以前のスクラップ・リサイクラーやマスマティシャン、終末ダグレなどの1枚初動を積んだ構築のサンプルは数あるものの、参考にできる勇者混合タイプのサンプルは数えるほどしか無いためnoteという形で残し、オルフェ界隈の活性化につなげ構築を更に洗練できればと思います

今回のnoteでは勇者を入れた際の基本的な"1枚初動の動き"。
他勇者出張デッキと比べた"オルフェゴールの強み、弱み"
他の勇者を使用したことがなく、完全に主観のエアプになってしまうため今回はスルーします。
展開するにあたっての注意点について私自身の思考を整理する目的も兼ねて実践的な面も含めて解説していこうと思います。またツッコミどころも多いと思うのでコメントやtwtterで意見を述べていただけると幸いです。

《2.勇者オルフェの基本的な動き方》

勇者の制約によって以前より愛用されていた召喚時効果を有する1枚初動達は使えなくなってしまったので、OCGでは禁じられてしまった【水晶機巧-ハリファイバー】と元はサブプランで使用していた【ユニオン・キャリアー】を用いてオルフェゴールにアクセスします。

現在でも【オルフェゴール】が目指す最終盤面は【I:Pマスカレーナ】もしくは【D-HERO デストロイフェニックスガイ】プラス【オルフェゴール・バベル】、墓地に【宵星の機神ディンギルス】の構えは変わらず、展開ルートだけ異なります。

基本ルートは《ジェット・シンクロン》(《調律》)から《リンクリボー》経由で《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚し、《幻獣機オライオン》を経由して《ユニオン・キャリアー》をリンク召喚、オライオントークンに《オルフェゴール・ディヴェル》を装備、トークン1体で《リンク・スパイダー》をリンク召喚することで墓地にディヴェル、フィールドにリンク素材が揃い、いつもの基本展開が可能となります。

スクラップ・リサイクラー》1枚を上記カード群(EX4枚+素引きしたくない札1枚)で再現してるのが上記のルートという訳です。

《3.勇者を入れる強み》

@誘発への耐性、貫通力の向上


環境で名が上がる全ての【勇者】デッキはその強すぎるカードパワーから先行では誘発を受け、後攻では1妨害をほぼ確実に踏んでくれます。また《アラメシアの儀》は先行では無効にされづらく《運命の旅路》が無効にされたとしてもリンク素材として残ってくれるのが大きすぎる強みです。初動を止められると苦しい《オルフェゴール》にとって採用理由に十分なり得ます。以前ではこの貫通枠を《閃刀ギミック》が補ってました。

@ワンキル性能の向上

勇者とグリフォンライダーだけで4000打点並ぶ為、ジェットシンクロンから《アクセスコード・トーカー》に向かうだけでオルフェゴール要素が絡む前にワンキルしに行ける。
勇者トークン+《オルフェゴール・トロイメア》の打点上昇だけでリーサルに届くため、グリフォンライダーをケアに使っても問題ない点も評価ポイント

@妨害の質を分散させられる


オルフェゴールは《宵星の機神ディンギルス》の墓地送りと、《D-HERO デストロイフェニックスガイ》もしくは《I:Pマスカレーナ》からの相手ターンリンク召喚での妨害しかありませんでした。これが《流離のグリフォンライダー》の登場によって万能無効を同時に構えられる様になりました。
先行では誘発を受けてグリフォンライダーが欠勤した後も勇者トークンをリンク素材に使用し、《召命の神弓-アポロウーサ》等の素材を増やす動きも可能であり、指名者以上の役割を先手後手問わず担ってくれます。

他にも《運命の旅路》下でマスカレーナに《騎竜ドラコバック》を装備すれば相手のメイン1終了宣言でマスカレーナを使わされるのを多少防ぐとこができるのも評価ポイントです。(装備せずに手札コストや次ターンのまくりに使うことも多いので手札と展開による)

《運命の旅路》の手札コストはオルフェゴール特有の事故軽減にもなります。(※手札コストは旅路の効果が通る前提であり噛み合いは評価するが軸にするほどの強みではない)

《抹殺の指名者》で相手の勇者を弾けるのも強み

《4.純(閃刀)オルフェとの比較》

純構築との比較


上記が基本的な純オルフェゴールの構築です。ダグレ終末増援は閃刀ギミックとの兼ね合いで《マスマティシャン》の方が好ましいがシークレットパックが存在しないURの為に手が伸びてないです。

勇者を入れることの長所は先程述べたので短所のみを述べると
・一度ハリファイバーキャリアーを使用してしまうと再度オルフェへ向かうことが難しくなってしまう。
・EXデッキ枠の圧迫
・誘発の減少
などがあります。

指名者枠5枚とおろまい含めた勇者5枚の合計10枚で誘発を弾けるので先行ハリ展開だけで止まることはほぼ無く、EXデッキ枠の圧迫も閃刀要素で2枠を割いており、割いてる枠数では大差無いため気にならないです。(金謙で飛ばすカードが無いことは欠点ではある)
また、他勇者デッキも指名者10枚体勢であり手札誘発の信用が著しく低いので《抹殺の指名者》が3枚積める間は誘発は刺さったらラッキー程度で他誘発は抹殺用とうららの最低限で良いと考えてます。
現環境で純オルフェを使用するなら、一滴を減らして誘発を2枚以上引く確率が50%近くになる12枚以上で構築したほうが勝率はあがるのかなと考えてます。

現環境純オルフェ回していないのでただの戯言程度で受け止めてください。

《5.勇者オルフェの構築について》


上記は勇者オルフェDとD抜けの構築です。
この構築を基に解説を進めていきます。

メインギミック

《ジェット・シンクロン》、《調律》
このデッキの貴重な1枚初動である為3枚ずつの採用。
調律で落ちて美味しいカードは9枚存在する為5回打ったら1回は上ブレするがギルス、バベル、グリフォンライダー、運命の旅路の落ちが大きな裏目(2敗)上ブレ確率を上げるためにも裏目を少なくするためにも調律と勇者ギミック両持ちしてる場合は勇者ギミックから回したい

《幻獣機オライオン》
ハリファイバーからキャリアーを出してオルフェを装備する時に必須
素引きしたくない

《オルフェゴール・カノーネ》


ハリでの選択肢用に1枚。手札のオルフェを特殊召喚する効果を持ち、通常召喚して勇者トークンとハリファイバーを作ることが結構あるので以前より素引きが強くなった。勇者オルフェだと抜ける構築がほとんどだが、後手でハリファイバーまでオルフェゴールとバレないまま展開し相手のミスを誘って捲る時によく使うため必須。特にそのターンリンク値になれないユニオンキャリアーを出さずハリからガラテアやロンギルスに行けるのは明確な利点だと感じる。
ジェットシンクロン+ギルスorスケルというハンドの時にこのカードが入ってるか否かで展開ルートが変わる。

《オルフェゴール・スケルツォン》


2枚目は補助輪と言われるカード
ロンギルスやトポロジック展開で妨害を構える動きができるならば1枚でいいが蘇生対象を墓穴されるとリソースが苦しくなるために、なんやかんや2枚目が欲しいと感じることはある。
墓穴を積極的に受けてもらうためにも誘発を抱えてない場合は積極的にデスフェニを出していきたい。

《オルフェゴール・ディヴェル》

制限カード、デッキからオルフェゴールを特殊召喚できるシンプルな効果を持つ。ないとリソースが循環しない。ジェットシンクロン、アラメシアの儀により引いても強いカードになった。制限から復帰したならば2枚に増やしたい。

《宵星の騎士ギルス》

①も②も両方強いぶっ壊れ制限カード。①にうららを当てられても②でトークンを生成してアナコンダデストロイできるって書いてある。
しかし勇者と一緒に引くと制約に唯一引っかかるために吐きかける。
後攻では一滴を当てて妨害を消した後にチューナーになる効果を起動できればハリ展開の択を取れる。先手でトークン生成効果を使用する場合は相手フィールドに残したトークンが結構な頻度で有効活用される為(リンクスパイダー増加、ドラコバックの対象、天威モンスターのトリガー)、可能ならば処理したい。
また安易にディヴェルで出すのも良くない。基本は他のオルフェゴールで代用できるのでこいつじゃないとダメな時以外は温存したい。
温存したままデュエルを終えても全然いい。デッキに択として残し続けることが重要な1枚。2枚めも3枚めも入れたい。

《オルフェゴール・トロイメア》

任意の闇属性機械族を墓地に落とせるカード。
打点上昇効果も偉く落とせれば初動になれ、貫通に繋がるオルフェゴール
2枚は確定でジェット調律旅路から上ブレを意識するなら3枚
引いて且つ勇者初動で旅路効果を止められると吐く
結局上級であり、噛み合わせのカードだから事故要因にもなりうる。
採用枚数が無限に変化するカード。

《星遺物-『星杖』》

もうこいつの素引きはみたくない為1枚のみ採用。
除外オルフェゴールを特殊召喚できる杖であり、オルフェ名称を持っていないため墓穴をよく当てられる。引いて且つ勇者初動で旅路効果を止められると墓地へ送る手段がなくなって吐く。
ないとリソースが循環しない為1枚必須

《オルフェゴール・バベル》

引くとテンション下がるので1枚採用
全てのオルフェゴールのスペルスピードが2になる目が飛び出る効果
オルフェゴールの強さを支えるカードなので必須

《オルフェゴール・クリマクス》

以前はgを貰った際に止まる択を用意するためのカードだった。
①も優秀ながら墓地効果もリソースを回復できるのは評価できる。しかし勇者デスフェニで腐ることのほうが多い。
現在はフューデスや増殖するgを素引きしてる時に妨害を散らすためにバベルではなくこちらを構えることもある。(ただ基本的にはバベルを構えるため、不採用も考えうる)

《おろかな埋葬》
勇者とオルフェ両方にアクセスできる最強の制限カード
説明不要の1枚採用


採用候補のカード
《オルフェゴール・プライム》
オルフェ名称とこのカードを引ける運を持ち合わせてる人物が使えば文句なしに強い。このカードがあるとギルスを強く使え、バベル素引きした際に下がったテンションを多少戻せる。展開は後述する。採用候補筆頭。日によって抜けたり入ったりしてる。

《クリッター》《神樹のパラディオン》《クイック・シンクロン》
1枚でハリファイバーになれるセット。よりコンパクトでコストで落としたオルフェで貫通を狙えるジェットの方が強いことが多い。
クイック・シンクロンを採用することで手札のオルフェを切る択を取れる。
現状ですらEX枠に《リンクリボー》《リンク・スパイダー》《水晶機巧-ハリファイバー》で重いのに更にアルミラージを必要とするのがとてもつらい
アルミラージを入れる枠があれば採用したい。

《クイック・シンクロン》
調律の択として記述
手札コストを有効利用できるオルフェとはいえジェットシンクロンとこのカードで展開するのは流石に重すぎて頭おかしくなっちゃう。
《サテライト・シンクロン》
調律の択として。
ジェットと調律を引いた時に引っ張る択を取れると強いかもしれない。
素引きで禿げるので入らない。
《亡龍の戦慄-デストルドー》
手札コストでも強いチューナー。勇者や下級オルフェからハリ展開に繋げられる為追加採用候補の筆頭。闇属性なのも偉い。後1枚チューナー入れたい時に入れるかも

手札誘発

《増殖するG》
通ったら最強だがまず通らないカード
自分も通されたくないので素引きしても抹殺できるように2枚の採用
抹殺の指名者が制限になったら3枚に戻す。
先述したがG握っている場合はクリマクスを構えてGを通しに行くプランを取ることがよくある。

《灰流うらら》
説明不要

《原始生命態ニビル》
純より重いため抹殺用に1枚確定
環境で減ったと感じたら抜けるかもしれない
結局通されたらキツイため入れざるを得ない

《無限泡影》
なんやかんやハリファイバーに貰ってジェットで切ったオルフェで貫通できることが多く、抹殺用で必要になることも少ない。環境で数を減らしてると感じる為、D入だと貫通の敷居が低いため抜いている。


採用候補
《幽鬼うさぎ》《アーティファクト-ロンギヌス》
環境で数を増やした場合、抹殺用で採用したい。現在《ふわんだりぃず》があまり存在せず、強くメタる必要もないため抜けている印象。D入りならロンギ打たれてもなんとかなる
《PSYフレームギア・γ》
最強の手札誘発。チンパン《ディメンション・アトラクター》に対して打て、ふわんのシェアが増えると採用が高まる《アーティファクト-ロンギヌス》に対しても打てる。普通に使っても強い。デスフェニ展開ならばデスフェニで場を開けて打つ択を取れる。ハリ展開が初動のため自ターンγが通ると最高に気持ちよく慣れる。
《エフェクト・ヴェーラー》
基本的には抱擁が優先されるが、墓地へ送ったオルフェゴールトロイメアの対象にもなれ、通常召喚できるチューナーであることは大きな評価ポイント。

その他

《アラメシアの儀》《運命の旅路》《流離のグリフォンライダー》《聖殿の水遣い》《騎竜ドラコバック》
今回のコンセプト。強い。
ドラコバックはギルスのトークンでも使えることを覚えとくと多少いいことがある

《墓穴の指名者》《抹殺の指名者》
説明不要の先行最強カード。早く規制して?

《禁じられた一滴》
おそらく幻影よりも強く使えるカード
環境的にもマッチしており3枚入れたい。強い。
D入の画像だと2枚だが結局3枚に戻っている。

《ツインツイスター》or《コズミック・サイクロン》
誘発採用枚数を減らしている為、結構な頻度で墓穴抹殺が伏せられてターンが来る。先行でも勇者展開やその他《炎舞-「天キ」》系に打て、後攻では《プランキッズの大暴走》や《ふわんだりぃずと夢の町》に打てるので羽根より優先したい。

《フュージョン・デステニー》
素引き最強のカード。オルフェではマスカレーナとの択で無理なく出せる。
墓地にリソースが残るのも偉い。先行では柔軟に動けるマスカレを出すことが多いが、後攻では展開の最後に相手の旅路を割って蓋をする時に必要になることが多い。抹殺で指名できるのも採用理由になりうる。

《D-HERO ディアボリックガイ》《D-HERO ディナイアルガイ》
オルフェの場合次ターンキャリアーからオルフェの初動に向かえるので優先して採用したいカード。返しのターンでスケルを使わずに杖やディヴェルでロンギルスを作れる点も高評価。

EXデッキ

《リンクリボー》《リンク・スパイダー》《水晶機巧-ハリファイバー》《ユニオン・キャリアー》
ジェットシンクロン初動で必須のカード群、それぞれ1枚採用。アクセスコードの弾になれる優秀な子達

《オルフェゴール・ガラテア》《オルフェゴール・ロンギルス》


ガラテアは展開で必須、ロンギルスはマスカレーナの択やディンギルスのX素材として優秀であり、中盤以降のリソース回復としての能力も高い為必須。効果破壊耐性もデスフェニを突破する際に役立つ。総じてディンギルスと合わせてオルフェゴールを支える重要なカード達

《宵星の機神ディンギルス》
相手ターンに《オルフェゴール・スケルツォン》で蘇生して万能除去を行い、帰ってきた自分のターンではガラテア蘇生からリソースを回復しながら重ねてXする動きを行うため2枚必須。1枚で回したらリソース管理が出来ずに勝率が恐ろしく下がった。

《I:Pマスカレーナ》
オルフェゴールにおける妨害の基本。必須のため1枚の採用。

《トロイメア・ユニコーン》《トポロジック・ボマー・ドラゴン》
マスカレーナの択として必須

《アクセスコード・トーカー》
言わずと知れたフィニッシャー。微妙に足りない盤面除去能力と打点を補ってくれる。

《シューティング・ライザー・ドラゴン》
ハリファイバーに妨害を当てられて動けなくなることが稀にあり、そういう時に最低保証としてリソースを残せるこのカードに結構な回数助けられた。またジェットとオルフェを握っている際にハリファイバーを残したまま展開することで水遣いを落とせるのも優秀。

《ヴァレルロード・S・ドラゴン》
2枠EXに余裕があるD抜けの構築のみ採用
グリフォンライダーサーチを止められた際に勇者トークンとギルスで作れる
《オルフェゴール・カノーネ》と《オルフェゴール・トロイメア》、《流離のグリフォンライダー》
《宵星の騎士ギルス》と《オルフェゴール・ディヴェル》、勇者トークンで出せる万能制圧。
《シューティング・ライザー・ドラゴン》では《聖殿の水遣い》を落とすことが多く、相手ターンに出した《宵星の騎士ギルス》や余った勇者トークンと合わせてシンクロ召喚することができる。
ライザーからリソース落としてS出す動きが美しく気に入っていて使っているがそのうち抜けていきそう。夢から覚めるまでは採用する。
《召命の神弓-アポロウーサ》
デスフェニと勇者のせいで著しく信頼性が下がったと感じるカード。マスカレから出す場合では水遣いスタートに間に合わないのもマイナスポイント。(ボマー、デスフェニを優先して出していた為現環境では余り使っていない)

《D-HERO デストロイフェニックスガイ》《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》
デストロイ要素で説明不要の最強カード達 


採用候補
《閉ザサレシ世界ノ冥神》
後攻時に処理し損ねたデストロイフェニックスガイをマスカレーナで吸うことができる。(※素材入りディンギルス必須)
蘇生向こうもジェットロンや幻影等には刺さるが耐性が想像の100倍脆い

《トポロジック・トゥリスバエナ》
罠対面が減ったのでEXから泣く泣く抜いた。役割対象自体が明確に存在するカードなので余裕があるなら入れたい
《双穹の騎士アストラム》
後攻でまくった後にマスカレーナで出すだけでも結構強く蓋ができる。
序盤で出すアストラムは弱いが中盤以降のこいつは妨害効果こそないが想像の100倍硬い
《警衛バリケイドベルグ》
引いたオルフェ要素を墓地へ送る為のカード。最初は入れてたがジェット勇者で落とせ、出した記憶がほぼないので見送った。EX枠に余裕ができれば帰ってくる。
《転生炎獣アルミラージ》
オライオンがデスフェニになる。採用する場合はクリッターセットも入れないとEX消費と割に合わない
《トポロジック・ゼロヴォロス》
1回の全除外程度ではまくられてふたをされることが多い。ただリンク1が多いので返しで更に全除外してから展開できるのは強み。《PSYフレームギア・γ》を握っている時に出したい
《オルフェゴール・オーケストリオン》
3枚戻さないと効果が発動できないのは重たいが、ジェットシンクロンが基本展開で除外されている為、発動は純構築より用意になっている。無効効果が永続なのも偉い。しかしマスカレで出すなら他のカードのほうが強いことが多く、自分のターンで出す場合はアクセスコードの方が優秀であることが多い。蘇生できるフィニッシャーである点は評価できる。
《TG ワンダー・マジシャン》
ハリファイバーを残して展開した際に悩んだ択の1つ。相手の旅路を割れるのが強い。
しかし強制効果のため柔軟性に乏しく、ハリファイバーで止まってしまった際の最低保証として弱いためライザーを選択した。

《6.展開方法》

基本展開
初手:ジェットシンクロン(調律)+手札コスト
盤面:ユニオンキャリアー+デスフェニorマスカレーナ+バベル
墓地:トロイメア+ディヴェル

ジェット初動の基本展開です。特に言うことはなく、ハリファイバーで強く妨害を貰うので、止まってしまった場合は相手ターンにライザーでリソースを確保しながら生きてターンが帰ってくるのを祈りながら誘発を打ちましょう。
今まではスクラップリサイクラー単騎で止まって絶望することが多かったので次のターンの動きが用意できるのは今までのオルフェより強化されたポイントだと思います。


初動:ジェットシンクロン+トロイメアorディヴェル
盤面:ハリファイバー+マスカレーナorデスフェニ+バベル
墓地:ディヴェル

ハンドにディヴェル(トロイメア)を持っているだけでハリファイバーを残しながら展開できるように。次のターンに水遣いを落としながらサベージを出す動きが犯罪臭がして癖になる。
ギルスを相手ターンに出したい都合上、トロイメアでディヴェルを墓地に送った場合、杖を経由することができないのでオルフェ自体のリソースが少なくなってることに注意。サベージをEXに入れてない場合は大人しく1回目のディヴェルでギルス経由で杖を落としてオルフェのリソースを強化しましょう。
相手ターンでもガシャガシャ動くのでトップ増殖するGが重すぎて嘔吐が止まらないことが傷
ハリファイバーに誘発打たれたら大人しくハリとギルスでガラテアを出しましょう。

初動:ジェットシンクロン+トロイメアorディヴェル+(手札コスト)
盤面:ハリファイバー+マスカレーナorデスフェニ+ガラテア+バベル
墓地:ディヴェル

ハリファイバーが通らないとトロイメアが捨てられない展開ルート
指名者を持っていない場合でこのルートの使用は厳禁
盤面にガラテアが残るため、ターンが帰ってきたらクリマクスと勇者という強力なリソースでキルしに行ける。

初動:チューナー+アラメシアの儀
盤面:ハリファイバー+マスカレーナ+ユニオンキャリアー+バベル

勇者ギミックとチューナーを引いた場合の展開
既に勇者にアクセスできているため、ハリファイバーを残す必要はあまりない。
グリフォンサーチに誘発を当てられた場合はそのまま手札のチューナーを召喚して基本展開に向かおう。
勇者ギミックと誘発でターンを返すかの判断はEXにアナコンダデストロイが入ってるか否かで検討しましょう。デスフェニがない場合、止められた時のリスクが高め。
もっと良いルートがありそう

初動:スケル+アラメシアの儀
盤面:マスカレーナ(デスフェニ)+ガラテア(クリマクス)

スケルと勇者を持ってる場合で行えるこの世で一番弱い展開。クリマクスしかリソースが存在しない為返された時の攻め手が不安。マスカレーナよりもリソースになるアナコンダデストロイを優先したい。やはりスケル素引きは弱い。杖素引きは何も起きないのでもっと弱い。
マスカレを相手の下級で突破されてから動かれると悲しいのでマスカレ展開の場合はドラコバックを装備しとくと戦闘保証がつくので多少発動遅らせることができる。

初動:アラメシア+トロイメア+バベル
盤面:マスカレ(デスフェニ)+バベル
墓地:ディヴェル+トロイメア
+2ドロー

オルフェゴールバベルを素引きしてテンションが下がった場合に使えるルート。結構応用が効くルートなので覚えておいて損はない。現環境で相手フィールドにトークンを残すとろくなことにならないためデスフェニで爆破したほうが良い。

以上が基本的な展開例です。
述べてないがグリフォンライダーを残しながらオルフェを展開できるパターンは結構少なく、アラメシア+ジェットシンクロン、もしくはアラメシア+ディヴェル(トロイメア)+通常召喚可能な下級であり、揃わないことが多い。

今回の展開方法で出しているサベージドラゴンは正直無くてもターン自体は返ってくる。
展開方法を打ち込んでいてい思ったのは想像以上にトロイメアと組み合わせて引くことの強さを感じたため3枚に増やそうかと思った

後手

後手で重要になってくるのはオルフェゴールデッキだと判明しないままハリファイバー+機械族(オライオントークン、墓地ジェットシンクロン)に向かうことです。そうすることで妨害を相手視点での《幻獣機アウローラドン》まで溜めさせる(それでもハリに一滴セキショウ抱擁霧剣使う人が多いが)ことができ、そのタイミングでカノーネにつなげ破壊耐性のある《オルフェゴール・ロンギルス》からチェーンできないアクセスコードやメカニーサンで妨害を踏むことができます。
でも結局一滴が無いと捲れないことが多いのはどうしようもない。

《7.最後に》

勇者オルフェの解説はこれで終わりです。

自分自身がどのように意図を持って採用してるのか言語化することって大変だった。(カノーネやサベージライザー)
この記事を読んだオルフェゴール使いのみんなもデッキレシピと所感をツイートして意見を出してくれると嬉しいです。
ハリファイバーをキャリアーにしてリンク値を消し去るのもったいなくてライザーサベージの採用を検討してたら結構良さげな展開ルートが見つかったのでnoteに記しました。(もしかしたら既にあったのかも知れないけどこうして記せば最近オルフェ使い始めた人にも優しいしね)

以上、ランク戦しか行っていないものによる考察でした。

ゼノブレイド3やりたくて全然見返してないので変な日本語があったら後から直します。

いいなと思ったら応援しよう!