3ヶ月間毎日新しいことをやるプロジェクト Day 27 - 格安SIMを契約
3ヶ月間毎日1つずつ人生で初めてのことに挑戦するプロジェクト、27日目は格安SIMを契約したよというお話です。
10年近くSoftbankユーザだった私
ソフトバンクの孫さんが好きで応援したい気持ちもあって、ずいぶん前からSoftbank一筋だった私。気付いてみたら9年9ヶ月も契約を続けていました。
今の携帯機種はiPhone XSですが、2年ごとに最新機種に乗り換えるということをここ何年も繰り返してきています。最近のiPhoneは高機能高額化していますので、一括決済がなかなかできずに月々の料金で割賦払いをしていましたが、端末代金の月額払いとあわせると、毎月15,000円近くの携帯料金を支払っています。
以前の機種はもう少し安かったのですが、たとえば毎月10,000円ずつ支払っていたとしても、9年9ヶ月でなんと108万円。4割くらいが端末料金だったとしても回線契約で60万円。これってずいぶん大きなお金です。いくら孫さんが好きでも、だったらSoftbankの株を買っていた方がよかったかもしれません。
今見たら、5年前のSoftbankの株価は3,582円、そして現在は5,533円でした。底値が2,082円になったこともあったみたいですが、毎月1万円ずつコツコツ株を買っていたら、きっと儲かっていただろうなぁ
格安SIMがいいのは頭ではわかっていても...
格安SIM、最近よく聞きますよね。月々の携帯料金が1,500円になったとか、家族全員で乗り換えたら毎月何万も節約になったとか。すごくいいというのはわかってたんですが、なんとなく一歩を踏み出せないでいました。
その理由は主に次の3つ。
①まず何を選んでいいかわからないし、調べるのも面倒
②DoCoMoやau、Softbankなどの「大手」から離れることが何となくイヤ
③手間の割には得られるメリットは少ないのではという漠然とした思い込み
面倒とか何となくとかって理由、本当にやっかいですね。
そんな中、昨日こちらのYoutube動画を見つけてようやくスイッチが入りました。
この方が動画の中で言っていることがもう何もかも自分に刺さって、ぐぅの音も出ません。携帯端末の残債があるとか、違約金が発生するからとか、そういうことを理由に後ろ伸ばしにしていたことを深く反省し、早速格安SIMへの乗り換えに切り出しました。
まずは楽天モバイル、そしてy.u mobileを検討
格安SIMと検索するだけで大量の広告やランキングサイトが表示されます。こういうときには、自力で一から細かく調べるよりも信頼できる知人が選んでいるものを参考にします。ちょうど数週間前に楽天モバイルのキャンペーンに申し込んだよという個人経営者の友人のFacebook投稿を見かけていましたので、早速楽天モバイルのサイトにアクセスしてみました。
こちらのRakuten UN-LIMIT 2.0というキャンペーン、話題になっているのは月々3,000円近くの料金が1年間無料であることと、楽天モバイルネットワーク内のデータ通信は上限無制限であること、楽天以外のネットワークを使っても最大5GBまでが料金に含まれていること、そして専用アプリを利用した国内通話が無料であるということなど、なかなか興味を引く内容です。また、事務手数料や端末料金が楽天ポイントのポイントバックなどで実質無料になるなどのメリットもありました。
楽天銀行や楽天証券などを利用していて楽天ポイント還元などメリットも大きかったのですが、最終的にこちらのプランを選択しなかった理由は私がiPhoneユーザであったこと。楽天モバイルではiPhoneが公式サポートされていないんです。自分で設定をすれば使えなくもなさそうなのですが、通話ができなかったり通信が不安定になるなどの不具合報告もあるようで、しかも専用アプリがiPhoneに非対応とのこと。月々2,980円という料金も格安SIMにしては割高に思え、今回は見送ることにしました。
次に検討したのがy.u mobileです。これもまた、信頼できる知人が最近契約したということを聞いていました。こちらは料金プランがとてもシンプルなのが特徴。1年以上契約すると1年分の料金がキャッシュバックされるというキャンペーンも魅力的です。
サービス内容もわかりやすいしシンプル。解約リスクも無さそう。色々迷っていても仕方がない、よしこちらに申し込むぞということで、手続きを勧めることにしました。
MNP番号を取得して申し込み完了
すべての手続きがWeb上で完了できるということなので、申し込みサイト上でポツポツと必要情報を入力して進めていきました。まずは、今使っている携帯番号をそのまま移行するために、今契約しているSofrtbankのWebサイト上でMNP番号を取得するところから。MNP番号を取得するというのはつまりキャリアを乗り換えるということですので、Web上でもメニューがすごくわかりにく場所にある上に、あの手この手で解約デメリットを表示され、乗り換え意思確認を求められました。
合計で5~6回くらい「それでもなお手続きを進めたい」という意志を表明してようやくMNP番号をゲット。y.u mobileのサイトに入力して格安SIMの申し込み完了です。やったーこれで格安SIMに乗り換えだーと喜んだのも束の間、数時間後に以下のようなメールが送られてきました。
【y.u mobile】審査不備内容の確認・修正のご案内
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y.u mobileにお申し込みいただきまして、誠にありがとうございます。
ご提示いただいた書類・入力情報を確認したところ、以下の理由により審査が完了しませんでした。
【不備内容】
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◾️その他
弊社の審査基準に基づく総合的判断により、まことに勝手ながらこの度のお申し込みは見送らせていただきます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
※同一の情報で再申込いただいた場合におかれましてもお申し込みは見送らせていただきます。予めご了承のほどお願い申し上げます。
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正直、これまでクレジットカードも携帯電話も申し込み時に審査で蹴られたことなどありません。何の理由も書かれずに一方的に拒否されたことがあまりにもショックで、一気にy.u mobileへの期待や好感が消滅。届いたメールも申し込み時に作ったアカウントも一切削除しました。今後他人から聞かれた時も、絶対におすすめしません。
b-mobileに決めた
しばらく腹の虫が治りませんでしたが、気をとりなおして他をあたることにしました。格安SIMのランキングサイトを調べながら、iPhoneと親和性が良くて料金プランがシンプルというのが決めてとなり、日本通信のb-mobileを選択することにしました。
こちらはお得なキャッシュバックキャンペーンなど一切やってませんが、一ヶ月の基本料金が1GBのデータ通信付きで990円、データ通信の追加は1GB200円です。最近は在宅勤務でWi-fiにつないでいることもあり、ほとんどデータ通信が発生していないので1GBでも足りそうですし、たとえ外出が増えてもおそらく5GBを超えることは無い感じですので、月々の料金が2,000円を超えることはなさそうです。
実はまだ、b-mobileの審査結果が届いていないので、最悪またどこか別のSIMを選ばなければならなくなる可能性はありますが、まずは今の超高額な携帯料金制度から自身を断ち切ることを第一目標にがんばります。
ということで、26日目のレポートでした。それではまた。