3ヶ月間毎日新しいことをやるプロジェクト Day 19 - タイ文字を書いてみた
3ヶ月間毎日1つずつ人生で初めてのことに挑戦するプロジェクト、19日目の昨日はタイ語の文字を書くことにチャレンジしました。
文字に見えない文字
外国製の調味料やお菓子、IKEAやZARAなど諸外国で売られている衣類などを買うと、パッケージやタグに何ヶ国語もの表記が書かれていたりします。英語やドイツ語、フランス語などヨーロッパ系の言語の場合はラテン文字で書かれているので、なんとなく読めてどこの言葉かも判別できます。
また、ロシア語など一見アルファベットのように見えても全く読み方が違うキリル文字や、ハングルのようにたとえ読めなくても「文字/活字」として認識できるものもあります。いずれもやはり「文字」だなということはわかります。
一方で、文字にすら見えない文字というのがありまして(あくまでも個人の主観ですが)、私にとってのタイ語がそれにあたります。あとアラビア語とかもですね。どこからどこまでが文字なのか、印刷の汚れなのかも判別がつきません。
ということで、今回は自分にとってかなり縁遠いイメージのあったタイ文字の種類や書き方、発音について、ほんの短時間ですが調べてみることにしました。
タイ文字とは
タイ文字はカンボジアで使われているクメール文字を基に13世紀頃に作られた文字とのこと。44種類の子音(現在は2文字が廃止)と9種類の母音とを組み合わせて表記し、母音は種類によって子音の上下左右に書かれます。ちょっとハングルに近いです。
表音文字とはいうものの、中国語の四声に近い「声調」が5種類あり、これは文字としては表記されません。たとえば「カー」と書かれた文字でも、単語によって発音が5種類あって、同じ高さで伸ばす「カー」が高い・普通・低い音の三通りあり、加えて発声始めとから終わりに向かって上げるか下げるかの二通りの音があり、これらは文字を見るだけでは区別がつかないので、覚えるしかないようです。
ここまで書くと、なんだかとてもとっつきにくい印象ですね。まあでも、日本語のようにひらがな、カタカナ、漢字をすべて勉強しなくても、数十種類の文字だけ覚えればすべての書き方をマスターできるのですから、そこまでハードルは高くなさそうです。
早速書いてみた
今回は時間の関係で、子音44文字だけを練習することに。練習帳はこちらからダウンロードさせていただきました。
そして練習帳を書き終えた証拠写真がこちら。
どの文字もよく似ていて書き分けるのが難しかったです。
たとえば「ฝ」と「 ฟ」の違いは、左の小さな丸が内側か外側か、真ん中の山が低いか高いかで書きわけるようですが、相当に書き慣れないと見分けがつかなくなりそう。
とはいえ、一つ一つの文字がイラストのような可愛らしい文字ですよね。いくつか特徴的な文字、たとえば「ก」は鳥さんみたいで覚えやすかったです。
この練習帳では書き順も学べるのですが、原則として下から上、左から右に書くということと、小さな丸がある文字は丸から書き始める、ほとんどは一筆書きでき、数種類のみ小さな髭(これも書き順は下から上)を付ける、というものでした。
今のところ仕事もプライベートもタイにそこまでご縁が無いためタイ語学習はここまでになりそうですが、また機会があったら勉強してみたいです。最後に、タイ語をこれから学習してみたいという方向けのおすすめ動画をご紹介して、本日のレポートを終わります。