3ヶ月間毎日新しいことをやるプロジェクト Day 26 - ジュニアNISA口座を開設したよ
3ヶ月間毎日1つずつ人生で初めてのことに挑戦するプロジェクト、26日目のレポートは娘のためのジュニアNISA口座を開設したよというお話です。
ジュニアNISAとは?
ジュニアNISAの話に入る前に、NISAという制度はご存知でしょうか? 老後資金が年金だけでは不足するかもと言われている昨今、もっと個人投資を促進しようと国の号令のもとで開始された投資制度です。この制度を利用して投資を行うと、ある一定枠までの投資は儲けが非課税となります。
NISA制度を使った資金運用は通常の証券口座を開くだけでは足りず、NISA専用の口座を新たに作る必要があります。NISA口座を複数開設していないかなど税務署チェックが必要で、届出には様々な書類が必要です。
先日、投資を始めたというご報告をしましたが、
このときの投資では年間120万までのNISA枠を利用しました。あれから数週間、すでにこの投資のやり方はやや乱暴過ぎたことに気付いたのですが、これもまた勉強です。
さて、今回取り組んだのは「ジュニア」が付いたNISA、子供のための資金を運用できるタイプのNISAとなります。ジュニアNISAの対象は0歳〜19歳の未成年です。私の場合は2歳の娘がおりますので、娘の名前で口座を開設し、お金を入れ、それを運用するという形になります。大人向けNISAと同様、年間一定額(ジュニアNISAの場合は80万円まで)の投資が運用益非課税でできるようになります。
実はこのジュニアNISA、いろいろ制度的に使いづらさがありほとんど利用されていなかったそうです。そしてなんと、2023年には廃止されることが決まってしまいました。そのうえ皮肉にも、2023年の廃止が決まることにより、ジュニアNISA利用上の障壁が大きく取り除かれたと、昨今急激に利用が増えているのだとか。
この辺の話は私も口座開設手続きの後に知った話ですので、興味のある方はこちらに詳しくありますのでご覧ください。
ジュニアNISA口座開設までの長い道
娘のジュニアNISA口座開設手続きですが、以下の流れで進みました。
①ジュニアNISA口座開設をオンラインで申し込み(楽天証券で総合証券口座開設手続きとあわせて申し込みました)
②郵送されてきた書類に必要事項を記入し、親権者である旨の証明書類(住民票の写し)など必要書類を返送
③書類に不備がないことが確認できたら、証券会社から税務署に審査依頼
④税務署審査完了でようやく口座開設完了。
私は6月初め頃に口座開設を申し込み、申し込み用紙が届いた後に役所を訪れるなどして必要書類を取り寄せて6月半ばに返送、そして最終的な口座開設までにおよそ3週間ほどかかりました。結構長いですよね。
ジュニアNISA口座開設後に気付いた落とし穴
昨日いよいよ口座開設連絡が入りましたので、早速オンライン口座にログイン。積立設定をやろうとして、はたと気付きました。そうだ、運用にまわす資金が口座に入っていません。
そこで、私の楽天銀行あるいは楽天証券口座から娘の証券口座にお金を入れようとやり方を調べたのですが、なんと、これができないことが判明。銀行口座-証券口座間のお金の出し入れは、原則として同一名義の口座間でないとできないのだそうです。
2歳の娘の名義では、お年玉やお祝いを貯めておくためにゆうちょ銀行に口座を作っていたのですが、オンライン口座は開いていませんでした。これは参った。仕方なく、楽天銀行で娘名義の銀行口座の開設を申し込みました。
ということで、NISA口座開設までは完了しましたが、この口座で運用を開始するのはしばらくお預けです。ジュニアNISAを始めようと思っている方、意外に時間かかるので急いだ方がいいですよ。
以上、26日目のレポートでした。それではまた。