3ヶ月間毎日新しいことをやるプロジェクト Day 24 - Money Forwardを始めたよ
3ヶ月間毎日1つずつ人生で初めてのことに挑戦するプロジェクト、24日目の昨日はMoney Forwardを始めました。
Money Forwardとは?
転職を機にお金のことを考えるようになりました。20年勤めた会社からまとまった退職金をいただいたこと、新しい職場の制度が以前ほど充実していないことなどがあり、以前はあまり意識していなかった支出管理やいざというときの補償の確認したりということを続けているうちに出会ったのが、このMoney Forwardです。
Money Forwardはお金の出し入れや資産の状況を一元管理できるオンライン上のプラットフォームです。複数の銀行口座、証券口座、現金(有料アカウントのみ)や各種ポイントシステムのオンラインアカウントをMoney Forwardアカウントに連携させ、お金やポイントの出し入れや口座間振替などをリアルタイムに更新し、今自分が持っている資産状況や支出の傾向などをまとめてくれます。
以前からすごく便利だよと聞いてはいたのですが、以前類似サービスを利用しようとした際に複数アカウントの連携設定が面倒くさかったり、支出の分類が全然うまくいかなかったりしたことがあり、なんとなく躊躇していました。今回は証券口座を持ち始めたこともあり、もう少し俯瞰的にお金の状況を確認しようと重い腰をあげました。
どんなアカウントを連携できるのか
Money Forwardでは自分がオンライン上でアカウントを持っている銀行口座、証券口座はもちろん、保険や年金などのオンライン口座、楽天やAmazonなどの買い物プラットフォーム、LINE PayやSuicaなどの仮想通過、そして楽天ポイントやマイレージなどのポイントまでも連携できます。
連携の仕組みではAPIというものを使います。APIというのは、アプリやシステムを動かすための「スイッチ」を互いにつなげることで、あるアプリやシステムを別のアプリやシステムから操作することを可能にするものです。たとえばAmazonの購入ボタンを自分のブログ上に載せたり、オンライン決済の際にオンライン銀行アカウントから支払いを行ったりなどもAPIを利用しています。セキュリティ面ももちろんきちんと担保されていますので、エンドユーザはその点あまり不安に思う必要はありません。
いざ、Money Forwardアカウントを作ってみた
Money Forwardはパソコンまたはスマホアプリのどちらでも利用可能です。まずはMoney Forward MEという無償サービスのアカウントを作成します。メールアドレスとパスワードなどを入力して自分のアカウントを開設したら、お次は連携させたい銀行口座、買い物口座などのログイン情報を片っ端から入力して、各口座と連携させていきます。
「銀行」「保険」「証券」「カード」「ポイント」などのカテゴリーで、主要なサービスの名前が表示されますので、自分が使っているサービス名をクリックして、そのオンラインアカウントのログイン情報を入れていきます。
連携が完了すると対象アカウントからデータが自動で読み込まれ、Money Forward上でデータが自動分類されます。支出の費目も自動で振り分けられるので、どんなジャンルにどれくらいお金を使っているのかや、資産配分などが一覧で見ることができます。また、自動分類がうまくいかなかったものは、手動で変更することも可能です。
こうなると、オンライン口座の無い/使用していない口座は連携できないので使うのをやめようかなという気にもなります。Moneyforwardの利用が促進すればするほど、オンライン連携できない金融機関をやめる人が増えてくるんだろうなと思います。面倒でも、これを機にきちんと整理しておこうと思います。
現時点で解決できていない問題
連携や分類などで、いくつかすぐに解決できない問題や制約事項が見つかっていますので、記録のために書いておきます。
まず、私は楽天銀行の残高から直接支払いが可能なデビットタイプのクレジットカードを持っているのですが、この支出が銀行とカードでダブルカウントされてしまうようです。これは既知問題でいずれ解決される見込みですが、当面はどちらかの支出情報を「振替」に手動でふりわけないといけないようです。
続いて、返金キャンセルの処理がうまくいかない点も困っています。最近は週に1~2回西友ネットスーパーを利用してるのですが、注文後に欠品があったり注文内容を変更するたびにクレジットカード決済のキャンセル返金&新しい金額で決済というものが発生するのですが、キャンセル返金が「不明な収入」とされた上に、元の注文情報が残ってしまうので、キャンセルしたはずの買い物情報が支出のまま残ってしまいます。西友ネットスーパーのアカウントを連携してしまうと、買い物のアイテム1つずつの項目を分類できるのですが、注文/キャンセル/注文とすると同じものを2度買ったことになり、支出が倍になるのは困ったものです。これもいずれ解決されることを期待します。
続いてAmazonアカウントとの連携がどうもうまくいきません。アカウント乗っ取り対策から画像認証や二段階認証(SMSに送られてきた数字を入れるなど)など厳しく管理しているらしいのですが、何度やっても途中で止まってしまい連携やりなおしというのを繰り返しています。この問題もよく起こっているようで、もう少し様子を見て解決しない場合はサポートに相談してみようと思います。
最後に、Money Forwardは無償アカウントでも基本サービスはほとんど使えるのですが、現金支出を入力したり、一年以上さかのぼってデータ管理をしたい場合は有償アカウントへのきりかえが必要です。利用料は月々500円、30日は無料お試しもできます。使えそうなら有償契約しようかなと、無料お試しで登録してみました。上にあげた問題が30日で解決したら、有償アカウントに移行しようかなと思います。
ということで、本日のレポートはここまで。それではまた。