3ヶ月間毎日新しいことをやるプロジェクト Day 31 - 花ズッキーニのフリット
3ヶ月間毎日1つずつ人生で初めてのことに挑戦するプロジェクト、2ヶ月目に入りました。31日目は1ヶ月を無事終えた記念に少し特別なチャレンジを計画していたのですが、諸事情でスケジュール変更。本日のレポートは、花ズッキーニでフリットを揚げましたというお話です。
初めての食材に出会う喜び
我が家から徒歩7-8分の距離に小さな古い卸売市場があります。市場の八百屋では地元の農家から仕入れている野菜や果物が売られているのですが、ここでは地方の珍しい山菜や地元の農家が試験的に生産している外国産のお野菜が入手できます。
珍しい食材を見かけると放置できないタイプなのですが、45年も生きていますので、最近は「見たことも食べたこともない食材」というのが少なくなってきています。それでもこの市場ではこれまでにもコシアブラやおかわかめ、みずのみなどの山菜や、ルバーブ、アーティチョーク(瓶詰めじゃないフレッシュなもの)、フェンネルなどの西洋野菜に出会ってきました。
昨日、在宅勤務の合間に散歩がてら久しぶりに市場に出かけたところ、これまで見たこともない野菜を見つけましたので、これは早速試してみたいと買ってきたのがこちら、花ズッキーニです。
花ズッキーニとは
調べてみたところ、初夏の一時期にだけ収穫が可能な貴重なエディブル(食べられる)フラワーだそうで、ヨーロッパではよく食べられる食材とのこと。花が開いている夜明けから日の出までのごくわずかな時間に収穫されるもので、鮮度第一のため収穫直後の調理が推奨されているのだとか。花がついたあと数日間放置すれば、軸の部分が成長し、普段お店で見かけるようなズッキーニの姿になるようです。
詳しくはこちらをどうぞ。
花ズッキーニをフリットに
どんな食べ方がよいかを調べたところ、花の部分に詰め物をし、衣をつけて天ぷらにするのが最も一般的な様子。今回は自宅にあったクリームチーズを詰め、ビール衣でフリットにしてみました。
出来上がりはこんな感じ。
作り方は簡単です。花びらを割いて中から雌しべを取り除きクリームチーズを詰め、ビールに小麦粉と塩を混ぜたフリット液に軽くひたしたら、180度の高温の揚げ油にさっと入れて1-2分。油から引き上げる際に、花に詰めたクリームチーズがぼたんと落ちてしまわないように注意が必要です(これが言えるのは、つまりクリームチーズを落としたというわけです、はい。)。
食べてみた感想ですが、ほとんど味付けをしていなかったにもかかわらず素材の味がしっかり出ていて、ホクホクしゃきっとして美味しかったです。他にも挽肉や魚のすり身を詰めたり、トマトソースをかけたりなど料理のバリエーションがあるようです。あわせるのはスパークリングワインまたは白ワインがおすすめです。
ということで、31日目のレポートでした。ではまた。