3ヶ月間毎日新しいことをやるプロジェクト Day 22 - 降水量を測ってみた
3ヶ月間毎日1つずつ人生で初めてのことに挑戦するプロジェクト、本日3連投でようやく22日目の本日に追いつきました。大雨の月曜日、在宅勤務の合間にどんな新しいことができるかなと考えて思いついたのがこちら。
一時間に5mmの雨量は多いか少ないか
今日の日中の雨、結構な勢いでした。少し用事があって外に出たら、傘をさしていてももう雨でびっしょり。それなのに帰宅して天気予報を見たら、その時間の降水量は3mmとあります。1時間あたり3mmの雨ってどんな強さかと思って気象庁のホームページを開いたら、「やや強い雨」の定義が10~20mmとあり、なんと今日の雨は強い雨とは呼べないようでした。強い雨の定義はこんな感じです。
天気予報によると、このあと1時間の降水予測は5mmとのこと。本当に5mmなのか測定してみたくなりました。
そこでまずは測定方法について調べてみた
今回調べる前までは、目盛り付きの計器に雨水を貯めて、その貯まった量を定期的に計測しているのかなと考えていました。実際にそういう測定方法もあるそうです。ただこの方法では貯まった水を定期的に捨てる必要があり、大雨が起きたときに計器からあふれてしまうなどの問題があります。
現在主流な測定方法は「転倒ます型」と呼ばれる雨量計を使います。これは0.5mmの雨がたまるとししおどしのように倒れて貯まった水を捨て、また次の0.5mmを貯めてはまた捨てる、ということを繰り返すことができる計器だそうです。これを使うと、水を捨てたりあふれさせたりという心配が無くなります。考えた人、すごいですね。ちなみにヒョウや雪などの降水量は、電熱で解かして計測するのだそうです。
降雨予測と実測値を比べてみた
計測は午後13時から14時までの1時間で行いました。使ったのは液体50mlまでを計量できる小さなカップです。
計量カップを雨の中庭に放置すること1時間。結果はこうなりました。
水位はおよそ2~3mmといったところでしょうか。
日本気象協会のホームページで調布市内の降雨量を調べたところ、13時台が5mm、14時台が2mmとありましたので、割と正確に計測できた気がします。意外や意外、こんな方法でもいけるんですね。
ということで、本日のレポートは以上となります。それではまた。