3ヶ月間毎日新しいことをやるプロジェクト Day 38 - 非正規店でiPhone修理
3ヶ月間毎日1つずつ人生で初めてのことに挑戦するプロジェクト、38日目のレポートは急に故障したiPhoneを非正規修理店に持ち込んで修理してもらったというお話です。
iPhone画面が突然真っ暗になった
昨日の朝、枕元でニュースやTwitter投稿を眺めていたら、何の前触れもなく画面にカラフルな線が複数表示された後、液晶画面が真っ暗になりました。画面上部にはかすかに光があり、ボタンを押すとなんとなく反応もします。充電もできる感じ。問題は、iPhoneの電源を落としたり再起動がかけられない点です。
嫌な予感がしました。というのも、昨年秋にも一度、iPhoneをお風呂に水没させ、Apple Storeで新しいものと交換したのですが、そのときの画面の反応とよく似ていたのです。とはいえ、今回は水没させてもいなければ、落としたりしたこともありません。
時間が経てばまた回復するのではと放置もしてみましたが、どうも厳しい感じです。とにかくiPhoneが使えなくなると生活が成り立たなくなるくらい影響が大きいため、すぐにApple Storeまたは正規の修理店のサポート予約を取ることにしました。
前回は壊れた翌日にApple StoreにiPhoneを持ち込んで新品交換してもらいましたが、今回はまず在宅勤務で通勤途中/帰りにストアに立ち寄ることも難しい状況。調べてみたところ、予約可能なストア/正規修理窓口はどこも数日後からしか予約が取れません。結局3日後に新宿の家電量販店で予約を取りました。
3日も待てない!
とはいえ、冷静になって考えてみても、iPhone無し生活が3日続くのはキツすぎる。保育園の連絡帳(我が家はコドモン使ってます)、家中の電気の操作(OK, Google Homeで基本操作はできるのですが、細かいところはiPhoneでやってます)、進行中のメルカリ取引、SuicaやPayPayの決済、睡眠運動心拍の計測、などなど。もちろんちょっとした調べ物やレシピ、買い物メモなどもすべてiPhoneに頼っています。
ということで、正規での修理ではなく非正規、つまり街の修理屋さんを探してみることにしました。調べたところ、駅前に大手のiPhone専門修理店があることが判明。料金も水没修理で9,800円とあります。昨年Apple Storeに持ち込んだときには水没はApple Careの対象外ということで14,000円ほどかかった(修理ではなく新品交換でした)記憶がありますが、街の修理屋さんだとずいぶん安いのだなと思い、開店一番に持ち込んでみることにしました。
iPhone修理屋に修理依頼
開店と同時に修理屋で見積もりの結果、充電ができるようなので基盤関係はおそらく無事。液晶がダメになっているので、その交換が必要との話でした。液晶には安価なものから純正に近いものがあり、もちろん純正の高いものを勧められました。お値段28,000円也。
他にも、蓋を開けた後に内部のゴミを掃除する費用が1,000円、剥がれてしまう防水シールの貼り直しに500円などの追加作業も提案されました。また、蓋をあけてみて水没反応などがあった場合には、追加で水没修理が必要になることもあるそうです。
Apple正規の修理店ではないお店で修理を依頼する時点で、今後はAppleの正規サポートが受けられなくなるというリスクはあるものの、すでにApple Careは切れており、正規サポート店で新品交換となると60,000円近くの費用が見込まれます。とにかく今すぐ復旧させたいという切実な状況もあり、結局言われたお値段で液晶交換をお願いすることにしました。
修理に時間がかかるということで一旦帰宅しましたが、しばらくして修理店から電話が。曰く、蓋を開けてみたところ水没反応(内部のシール?みたいなのが変色するようにできているらしい)があったとのこと。とはいえ水分も腐食もないので特に水没修理はせずに液晶交換のみで完了するとのこと。結局10時に預けたiPhoneは14時頃に無事戻ってきました。早い!
街の修理屋を初めて利用して学んだこと
iPhone 5以来かれこれ10年近くiPhoneを利用しています。Softbankでずっと契約して2年ごとに新機種に交換してきました。Apple Careにも基本的に加入してきたので、何かあれば正規サポートを受けていました。液晶割れでの交換は無料でしたし、リコールでバッテリー交換も受けました。昨年の水没事故でも1万円強の費用負担で新品であれば15万円くらいするものを新品交換してもらいました。
つい先月に格安SIMへの乗り換えのためにSoftbankを解約し、毎月のApple Care+がなくなった直後にこの事故でした。解約をもう少し先延ばしにしていたら、という後悔はしていないといえば嘘ですが、これもまた、大手キャリア&Appleの儲ける仕組みから抜け出したからには避けて通れない道なのかなと思います。
今後は端末本体料金の分割返済&大手キャリア契約が利用できなくなるので、iPhoneは原則としてSIMフリー版を買うことになります。また購入の際にはサポート費用についても十分に考える必要があります。場合によっては街の修理屋に頼む方がコストパフォーマンスが良い場合もあるでしょう。これらを自分で調べて考えて、時には失敗することで、それが学びになるのだと思います。
ということで、本日のレポートを終わります。それではまた。