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ゴビ砂漠のおやつは一日1200kcal

ゴビ砂漠出発までのカウントダウンも残り10日となりました。最近書くネタが乏しくなり、更新頻度が低くなってすみません。

さて、出発が近くなり、装備の準備もそろそろ仕上げに入っておりまして、本日は毎日の補給食をパッキングしました。

今回のレースでは3食が支給される上に、6kmごとのチェックポイントでも簡単な栄養補給は受けられるようですが、食べることが何よりも優先な私にとってレース中の栄養補給は最重要課題です。

6つのステージの各スタートラインでは1200kcalの補給食を持つようにというレギュレーションに従って、今回は写真のような補給食パックを用意しました。

袋の中身は

カロリーメイトジェル(200kcal)
アミノバイタルジェル(135kcal)
えいようかん 小倉・チョコ各1本(400kcal)
柿の種130g (503kcal)
カリカリ梅8個
甘納豆8粒*4袋
ソフトサラミ小袋*2

となっております。柿の種のカロリーには驚きましたが、これにジェルと羊羹を加えれば必要基準はクリアです。別途ドライフルーツも状況を見て加える予定です。

一袋の重さは844gです。サハラマラソンのときは、少しでも荷物を軽くするために小袋の包装を解きラップでくるむなどの工夫をしましたが、今回荷物の重量は大した問題では無いので、個別包装はそのままにしました。

袋の中身はすべて同一内容ですが、各ステージの走行距離は日によってかなり違うので、初日を終えた後に現地で中身を調整するつもりです。

ステージレースを走るランナーにはそれぞれのタイプがありまして、ガチで走る男性に多いのがお腹を壊すタイプ。いつもと違う環境でしかもレースで追い込むので、流動食以外は何も食べられなくなったりするようです。スピードがあるので、それほど食べられなくても何とかなるのかな。

対する堅実なスピードで行動する女性ランナーに多い方は、胃腸がやたら強くて、砂漠の1週間でむしろ腸の活動が活発化し、毎日三食をペロリと平らげてしまいます。私はこちらのタイプですが、食い意地がものすごく張っているので、疲れてくると残りの距離と食べることしか頭に浮かばなくなってきます。

以前完走した四万十川のウルトラマラソン(100km)では、エイドで出てくる食べ物がどこも同じで、しかも甘いものだけということに身体がやる気を出すことを拒否し、脚は残っているのに体がガス欠で動かないという状態で30kmくらいを走行したのですが、その時の学びで、補給食の食感や味にバリエーションを持たせる必要性を感じだ次第です。

サハラマラソンでは軽量化問題でフリーズドライしか選択肢になかったところを、今回は重量の制約が取っ払われているので、できるだけ食べたいもの、そして動きながら食べやすいものということで食材をチョイスしました。

信じられないかもしれませんが、疲れてくるとささいなことも億劫になるので、小袋が破りにくいとか、スクリューキャップが固いとかって理由だけで、凄まじくイライラするんです。なので、スタート前にジェルのキャップを捻っておくとか、そういった工夫をしたりもします。

さて、今回のおやつ袋の威力はいかに。結果は二週間後に。

#36daysrun #ゴビ砂漠 #働く母さん #グレートモンゴリアデザートマラソン2019

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