【東南アジアECハック】欲しいものはセールの前に買っておくこと
LazadaもShopeeも毎月のようにあれこれとセールが開催されていて、その集大成のようなセールが、9月から12月にそれぞれ
・9.9
・10.10
・11.11
・12.12
とゾロ目の日に大きなセールが開催される。
もともとは中国の「独身の日(11月11日)のセール」が発祥で、東南アジアのECもそれにのっかって11.11(ダブルイレブンって言ったりする)を盛り上げようとし始め、いつしかいろいろなECが広告予算をめっちゃ投下して認知を広げ、11.11だけでなくゾロ目の日にセールをやるようになった。
元旦以外、ほぼ毎月なんじゃないかな。
9.9が近いので、各社のアプリもこのような感じになっているし、アプリのスクショも並べてみる。
去年は11.11に合わせてこんなnoteを書いたりもした。
あれから1年...(正確にはまだ1年経ってないけど)
今のワタシが声を大にして言いたいのは、
「本当に欲しいものはセールより前に買うのをオススメします!」
です。
確かにね、9.9以降のセールは、LazadaもShopeeも(zaloraとか他のECも)割引クーポン出したりセラーに対して「セールに合わせて値下げせよ」と無茶振りしてくるし、深夜0時〜2時限定の爆安セールとかもやるし、どのECも過去最高の流通額を達成するのに必死。
それってつまり、
セール当日やその後数日は、セラー側は受注した商品をパッキングして発送するに大忙しになるし、それなりに人員を確保して対応してくれるセラーももちろんあるしLazadaのフルフィルメントを使っているセラーならその心配もあまりないとは思うけど、そこまで人員を投入できない小さなセラーさんなんかは、もう大変。
(売上が普段の10倍以上...みたいなセラーもざら)
(セラー運営者向けコミュニティで、「今回のセールはこんなに売れましたてへぺろ(出荷前の商品の山の写真)」みたいな投稿もよくある)
なので、平常時なら受注日はその翌日には出荷してもらえたものが、セールの日や以降数日は怪しくなる。
そして、セラーさんが頑張って出荷してくれたとしても、荷物が増えるということは同時に配送業者側もパツパツになる。っていうか追いつかなくなるし、品物の扱いも酷くなる。
平時から配送業者がアテにならないことが多いこのマレーシアで、セールで荷物がどかーんと増えたら、そりゃぁもうね、荷物がキチンと届くかどうかなんて期待できない。っていうか無事届けばそれだけでラッキー。
中身が割れている、中身が漏れている、届かない、などなどのトラブルが発生する可能性大。
以上の理由から、欲しいものはセールより前に買っておくことをオススメしますが、「そういうトラブルもひっくるめて東南アジアのEC!」と思える方なら、セール当日にポチるのも楽しいと思う。掘り出し物が見つかるかもしれないしね。