住み込みのフィリピン人メイドを雇う場合のトラブル対策
こんにちは、@suniです。
メイドを住み込みで雇っているというと、けっこうな確率で
「えー!モノを盗まれたりとか心配じゃない?」
「不在時に男連れ込んだりするって聞くけど大丈夫?」
と聞かれるので、
「我が家ではこういう対策している」
というのをご紹介したいと思います。
マレーシアで住み込みのメイドを雇う前から、フィリピンで3年くらいパートタイムのメイドを雇っていたので、「フィリピン人メイドのマネジメント」には慣れている方だと思うのと、2013年からフィリピンで働いていて、2015年からはほかにインドネシア人やまぁとにかくマルチナショナルな環境で働いているので、「外国人との働き方」にも慣れはあると思います。
そういう前提でご覧ください。
次の流れで書きます。
■マレーシアで働くフィリピン人メイドは70万人
事前情報として書いておくと、マレーシアのフィリピン大使館によるとマレーシアで働くフィリピン人メイドは70万人だそうです。
我が家のメイドがフィリピン大使館主催のオリエンテーションで聞いた話なので、又聞きとはいえかなり確度の高い情報だと思います。
で、声を大にして言いたいのは、
この70万人全員が、窃盗したり男を雇い主の家に連れ込んだりすると思います?みんながやってたら、それこそ国際問題になると思いません??
メイドのような仕事で出稼ぎに来る人=貧困層出身者が多い(国にいてもあまり仕事がない)、というのはおおよそ正解だと思いますが、「全員が悪い人って訳じゃないんじゃないかな〜〜」とは言っておきます。
フィリピンの田舎だと、住み込みのメイドをやっても月に1万円しか稼げないような子が、マレーシアだと最低でも45000円は稼げるんです。
ちなみに住み込みなので住居費は無料、食事や日用品も雇い主負担。病気したときの薬や病院代も雇い主負担です。入院沙汰になったら保険(これも雇い主負担)が使えます。
他の国はわかりませんが、マレーシアの場合、45000円の給料はそっくりそのままメイドの給料になります。所得税etcは払いません。
(雇い主が払ってる気が…このあたりちょっと曖昧ですが、とにかくメイド本人は所得税は払っていない)
学がない子が多いので、日本人の常識と照らし合わせてギョッとすることは多いかもしれませんが(単純な計算ができないとかね)、「2年間家族に会えないのはつらいけど、仕事がんばってお金を貯めて、家族のために家を建てるんだ、大雨が降っても雨漏りしないし台風が来ても屋根が飛ばない、丈夫な家を!」みたいなピュアな思いの子も中にはいるんで、「みんなが悪さする訳じゃないよ」ってのも書いておきます。
ただ、アレですよ、
誰もいない家で、リビングのテーブルの上に1万円札が10枚置いてあったら、
「1枚くらい抜いてもバレないかも…」って魔が差しちゃうかもしれないじゃないですか。
(たぶんこれは悪気がある)
もしくは、「神様」を自分にいいように解釈して「これは神様がくれたお小遣い✨」って思っちゃうかもしれないじゃないですか。
(たぶんこれは悪気がない。なぜなら神様からの贈り物だから)
なので、私は「信じたいから対策する」って感じです。
夫は日本人ですけどインドネシアとフィリピンを経験しているので、この辺の感覚は私と似てると思います。
では、長くなりましたが本題。
■貴重品などの窃盗、盗難対策
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