【東南アジアEC】関税は? 配送期間は? LazadaとShopee、国内と海外のお店ならどちらで買うべき?(2022年7月更新)
Lazada/ShopeeウォッチャーのSuniです。
最近、実家の商売の延長で「LazadaかShopeeで越境ECやれば?」みたいな妄想をしていたりします。それを言い訳に、買い物がやたらとはかどって困ってる今日このごろです。
あと、最近は11.11のセールで何を買おうかな〜〜とそろばんをパチパチしています。あー、「そろばんパチパチ」だなんて、この表現古いですね。昭和だわ。昭和。はい、昭和54年生まれです。
で、表題の件。
国内のお店と海外のお店、どっちで買うべき?
この件、結論から言うと、
「信頼できるお店で納得できる値段で買えるなら、
どっちでもオッケー\(^o^)/」
というのが私の答えです。
と書くと終わっちゃうので、違いについてもう少しだけ深堀りしてみます。
違い1:納期
前にここで書いた通り、国内のお店の方が、海外のお店よりは早く届きます。海外のお店の場合、配送だったり税関だったりでね、どうしても時間がかかるのはしょうがないよね。
とりあえず、各商品ページで納期の目安は確認できるから、なにか品物を買うときはそこを気をつけて見るようにしとくといいですよ。
違い2:(滞在国から見た)海外の製品を買うとき、国内のお店だと英語のシールが貼られていて、海外のお店だとそのシールがない
細かいことを気にしない人は、ここは飛ばしてもらってOKです。あと、この話は食べ物や化粧品・スキンケア・サプリ・肌に塗布するものなどに限るお話ですが、とりあえず書きます。
まずはこちらの写真をご覧ください。
1枚目は、近所の無印で、2枚目はSephora(化粧品の百貨店みたいな)で買いました。
どちらも、写真左が表で、写真右の裏に英語のシールが貼られています。
このシールがここでの肝で、このシールに輸入者情報や成分などの情報があることで、これらの商品が、
「マレーシア国内の輸入者が、事業としてマレーシアの許認可(FDAって言ったっけ)を得て輸入しているもの」
という証明になっています。
伊勢丹、イオンで買うような日本の調味料には、必ずこの手のシールが貼られているはず。(製造段階で海外輸出を目的としている場合は、後付のシールではなく製造時に英語で記載していることもあります)
逆に、「国内のお店で、この手のシールがはられていない場合」は要注意。
正規の輸入手続きを踏んでいない、ハンドキャリーなどで持ち込んだものかもしれませんし、極端な話、偽物の可能性もあります。
一方で、海外のお店の場合。
例えばですけれども、Lazadaに出店している日本のお店からボタニストを買った場合、このシールはたぶん貼られていません。
Lazadaで海外のお店からモノを買うときは、輸入手続きとしては「個人利用」という扱いになるのかな?個人利用という扱いの輸入なら、FDAの許認可は不要。法律上OKなものなら、なんでも輸入できます。
※法律とは別に、LazadaとShopeeはそれぞれ海外のお店がマレーシア(や他の東南アジア)に出品できる条件があれこれあって、マレーシアはOKだけどフィリピンはNG、みたいなのもあったはず。
という感じなんですけれども、日本のモノを買う場合にはわざわざシールなんてなくてもいいというか、むしろ「このシールが邪魔なんだよな〜」と思ったりもするんですが、中国とか韓国のものを買う場合、現地語が読めない人には説明書きがないのはアレかもしれませんね。
質問1:国内と海外のお店、保証の違いは?
どのような保証を提供しているかは、お店によるんじゃないかなー、と思います。
例えばスマホを買うとします。
国内のお店で買って「6ヶ月、国内店舗で保証を受けられる」というのと、
海外のお店で買って「2年間、保証を受けられる、ただしその商品を国際宅配便で送ってね」みたいなのだと、判断に迷うかもしれませんね。
あとは買う人の好みの問題かな、と。
質問2:海外のお店で買ったら、関税はかかるの?
これまで買った経験&調べた限りだと、
◆Lazada
関税対象商品・対象額の場合、
・インドネシア以外は、セラー負担
・インドネシアは購入者負担
Lazadaインドネシアのヘルプより:
Apakah Saya harus membayar bea atau pajak tambahan untuk Produk Luar Negeri
このヘルプによると、インドネシアは3USDから関税がかかるの!?
◆Shopee
関税対象商品・対象額の場合、
・シンガポールは、発送時にセラー負担
・シンガポール以外は、購入者が受取時に支払う必要があることも
補足すると、Shopeeのシンガポールは、Shopeeおかかえの配送システムがあってそこで関税処理をしてくれる(セラーが支払う)ので心配はありませんが、それ以外の国はセラーが直接購入者に発送する必要があります。このときに使うのがEMS、国際eパケット、DHL、Fedexなどになるのですが、その手段によっては、特にEMSと国際eパケットは「発送時に関税を支払う手段がない」ので、「受け取り時に購入者が関税を支払う」しかありません。
つまり購入者が気をつけるべき点は、海外の業者から商品を購入する際は、「配送手段、関税の取り扱い」を事前にチェックする必要があります。
以上、LazadaとShopeeの、国内のお店と海外のお店の違いについてあれこれ書いてみました。世間話のネタの参考になりましたら幸いです。
※外出制限中に書いたこの記事も、2022年7月の今でも参考になると思うので、よかったらご一読ください!
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