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ネタバレあり:映画版Wickedをマレーシア公開初日に見た

マレーシアの公開日は11月21日。23日から日本に一時帰国予定で戻りは1月5日。日本での公開は3月。

いつ見るの?今でしょ!

ということで、寝不足の体に鞭打って見てきた。
7年ぶりにウィキッドを観ることができて大満足。
(ちなみに来年のシンガポールのミュージカルも当然観に行く)

ウィキッドが好きな人、ブロードウェイの初演やミュージカルのサントラが好きな人はとにかく映画館で見てほしい。
はーこれ以上は書けない!!!

というわけで、一呼吸がてら日本のニュース記事を置いておくのと、


ネタバレ含む備忘録はここから。
改行多めに入れとくから、見たくない人はブラウザ閉じて!



📍総評

ミュージカルへのリスペクトがありすぎて溢れ出るんじゃないか?ってくらい、ほぼほぼミュージカルの通りな気がした。
(サントラ聴きまくったからなんとなくわかる)
セリフが増えたり多少シーンが追加されたりしたからPart 1で160分なのかなって思った。

一番印象に残っているのは、エメラルド・シティにイディナ・メンゼルとクリスティン・チェノウェスがいたことですwww
マジでwww
ってホント飲み物吹き出しそうになった。
そういう意味でも、ミュージカルリスペクトを感じることができた。

あと、ミュージカルと違って映画だからさ、CGとかでバンバン作れちゃうじゃん?そういうところもよくできていてさ〜〜〜、舞台のイメージってやっぱり黒が多いんだけど、おかげで私の頭の中でのウィキッドがカラフルになった。
緑とピンクがこんなに合うのね〜とも思った。

では、以下コメントしたいところについてランダムに。


📍シンシア・エリヴォのエルファバ

この人の目がね、エルファバの悲しみをありありと表現していて、見てるこっちが泣きそうよ。っていうか泣いたわ。
エルファバの「みんなの輪に入れてもらえない疎外感」とか「悲しい状況」がね、ミュージカルよりもじわじわと伝わってくるのよ。後半にいくにつれて、ただ悲しいだけじゃなくて「強い意志」が目に浮かんでくる感じがすごくよかった。

あと、歩き方がミュージカル版のエルファバに似てた気がする。
なんか姿勢に特徴があるのよ、エルファバって。ちょっと曲がってるっていうか猫背というか。あれもちゃんと再現していたのかな。


📍アリアナ・グランデのグリンダ

この人のためにこそこの役がある!とまで思えるくらいに超似合ってた。
髪の毛をぱさぁ〜ってやる「トストス」とかホントね、もうね。
過去のグリンダがみんなアリアナ・グランデに上書きされちゃったわ。


📍ミシェル・ヨーのマダム・モリブル

最初の登場シーンが、「ミシェル・ヨー様のおな〜〜〜り〜〜〜〜」みたいな感じですごくよかった。思わず拍手しそうになったw
悪役なんだけど、それも似合ってるね〜〜〜〜〜
そしてミシェル・ヨーが歌ってるし!役柄的に当然なんだけど、すごく新鮮だった。


📍ジョナサン・ベイリーのフィエロ

チャラい感じ、めっちゃイケメンが感じがすごくフィエロ的だったwww
登場シーンで歌って踊っているときに本を踏むのは、そういう役だから仕方がないとはいえやめてほしかった。


📍マリッサ・ボーデのネッサローズ

御本人が11歳のときの交通事故の影響で車椅子生活となった人で、そういう人にもスポットライトが当たるってのがすごくよかった。


📍映像!最高!

舞台の臨場感もすごく好きだけど、映画ならではの再現がね、こんなすばらしいものを作ってくれてありがとうございますって感じで本当に嬉しくて映画化の話は何年も前からあったけどどうせ無理なんでしょ?くらいに思ってたから、行きている間に映画を見ることができて本当によかった。


📍Part 1クライマックスの「Defying Gravity」

どう再現されるのかがずっと気になっていて、実際見てみたらすごくよかったし、シンシア・エリヴォの歌がすごくよかった。
最後、グリンダがエルファバに黒のマントをかけてあげるところは号泣だった。


📍エメラルドシティでイディナ・メンゼルとクリスティン・チェノウェスが!予想外のサプライズ!

イディナ・メンゼルとクリスティン・チェノウェスがエメラルド・シティで歌ってるのよ。あまりに不意打ち過ぎてアイスカフェラテを吹き出しそうになったわ。英語版のWikipediaを見たらこれもわかるんだけど、いちおうこれから見る人のために、ツイッターとかインスタとかではまだこの件には言及していない。(なのでネタバレありのハッシュタグつけてここに書いた)

イディナ・メンゼルとクリスティン・チェノウェスのウィキッドを観ることはもうできないんだろうと思ってたけど、こういう形で観ることができて夢が叶った。すごく嬉しい。1回目のときは割と途中で「あれっこの二人!!」と気付いたんだけど、2回目のときはちゃんと意識して観てたから登場のタイミングからバッチリわかったし、泣いた。エンドロールのキャストのところもしっかり確認した。


📍ミュージカルの作詞作曲を手掛けたステファン・シュヴァルツもカメオ出演している

実はあとから英語版のウィキペディアを観てしったんだけど、エメラルドシティでオズにあうときのガードがこの人らしい。
"the wizard will see them now"というセリフに要注目。


📍冒頭のエルファバのポスターとか垂れ幕が燃やされているシーンですでに泣ける

エルファバは完全に悪者あつかいだから、みんな喜んで燃やすのよ。
これがさー、ホント悲しい。
物事を違った角度から見ると、見えるものは全く違うということをイヤというほど再認識させられる。


📍この時代に、この映画を観ることの意味

境遇の全く異なる魔女2人、西の悪い魔女エルファバと南の良い魔女グリンダが互いの性格や視点の違いに戸惑いながらの友情、ボーイフレンドとの三角関係、オズの魔法使いによる腐敗政治、エルファバの世間の評判の陥落に焦点を当てながらも、肌の色の違いや動物たちに象徴させたアメリカ社会が抱える弱者への差別問題がある。湾岸戦争がきっかけで制作されたミュージカルであるという話もあり、「アメリカにはアメリカの正義があり、イラクにはイラクの正義がある」といった「表の正義と裏の正義」、「正義とは一体なにか?」といったところにメッセージを込めたいといった製作者の思いがあったという裏話があり(略)

ウィキペディア

これなんですよ。
ダンスパーティでエルファバが踊ってるシーン、最初みんな嘲笑したでよ?
でもエメラルドシティに行ったらみんな緑なワケで。
毎度、複雑な思いをしながら観てる。


📍そういえば冒頭、ドロシーいたよね?

走ってる女の子とその仲間たちってドロシーたちだよね???


📍グッズ的なものは売ってない

映画館では売ってない。ま、当然か。
スタバがコラボしてタンブラーとかを売ってるんだけど、スタバのタンブラー、使わないからなぁ…

来年3月のミュージカルに期待かな。


📍リクライニングするソファーで見てたら最高だった

最初のCMが長すぎて、あやうく寝ところだったw
途中でもぐもぐできるのもいいね。
(食事と飲み物がチケットに含まれている)

TGVのこのシアターについてはおいおい別記事で詳しく解説します。


📍オマケ

チケットを予約したときに書いたnote


📍来年のミュージカル in シンガポール

マリーナベイサンズのシアターで3月に上演される。行かなきゃ!


ちなみにオペラ座の怪人も5月に上演。お金かかる〜〜〜!!!
(でも観に行く)


サンズシアターについてはこちらもどうぞ。


📍過去のWicked観劇ログ

  • 2011年10月 ブロードウェイ

  • 2014年2月 マニラ(CCP)

  • 2014年9月 東京

  • 2017年3月 マニラ(ソレア)



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suni@マレーシア海外就職&子育てノート
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