川崎病の後遺症のログ:18万円!? 冠動脈瘤が小さくならないので「冠動脈造影CTを撮りましょう」と言われる。保険効く!?
前回、川崎病について書いたのがこちら。
川崎病の発症からこれまでの入院、検査のログを最初からご覧になる場合はこちら。
さて本題。
書くのを忘れていたんだけど、今年に入ってからは冒頭の1月のあと、4月と8月に心エコーを受けに行った。
(基本的に3ヶ月に1回ペース)
その8月のエコーの話。
冠動脈瘤が小さくなっていないからCTでちゃんと見たいと言われる
1月、4月、8月のエコー検査によると、冠動脈瘤のサイズが4mm前後のままで小さくなっていないらしい。
というか、1月のログを見返したら4mm未満だったのに、今回4.5mmになっていた。
先生によるとエコーではキッチリ測りづらいらしい。
先生は前からエコーしながら「CT撮ろうかな〜〜まだいいかな〜〜」と呟いたりしてたんだけど、今回、「CT撮ってちゃんとしたサイズを測り、それで今後の薬の方針を決めたい」と言い出した。
私:CT?わかりました。
先生:お子さん、息止められる?
私:いやーそれはどうですかねー
先生:じゃぁ眠らせて撮る方が無難そうね
私:確かに。っていうかCTっていくらですか?
先生:眠らせるとしたら、その措置も含めて概算でRM6000くらい。
私:え、ちょ(白目)
先生:保険会社どこ?
私:MiCareです
先生:あーあそこねー(白目)
私:はい(白目) ちなみにCT撮るってことは入院扱いですか?(通院と入院で保険が微妙に違うので)
先生:そうね、日帰り入院。
私:(入院なら年間の枠かなり大きいし大丈夫かもしれない、けどどうだろう…)
先生:とりあえず保険会社向けの作文がんばってあげるから、それで保険適用になるか問い合わせて
私:わかりました
という感じで、CT撮るのにRM6000もかかると聞いてビックリした。
日本円にして18万円!!!!!
保険適用ならありがたいんだけど、自腹だったらどうしよ〜〜〜〜
っていうか「検査」なので、保険適用にならない気がする〜〜〜〜
ダメ元で保険申請してみる
先生から「問い合わせて」と言われたけど、入院保険の申請は私じゃなくてクリニックがやる必要があるそうなのでお願いすることにした。
クリニックとはWhatsappで
必要書類をデータでもらう
↓
記入して送り返す、あとパスポートのコピーも送る
↓
クリニックから保険会社に入院保険を申請(IPGLをリクエスト)
という流れでやってもらった。
Whatsappで済むの助かるよね〜〜〜。
※余談だが、別件で私がプリンスコートで入院する際は、「手続きするからクリニックに来て」と言われた。めんどくさっ。
保険申請は却下された
クリニックが申請しれくた翌日にあっさり却下された。
マジで〜〜〜〜〜(白目)
RM6000の妥当性について考える
そういえば中耳炎で耳にちょっと穴開けて水を出す手術をしたとき、それだけでRM1890(6万円弱)かかった。
※そのときのログはこちら
https://note.com/suni/n/n1c8de112b2b1
ほんのちょっと耳に穴開けて水を出すだけでRM2000くらいしてるんだから、全身麻酔して冠動脈造影CT撮るのにRM6000ってもしかしてリーズナブルなんじゃ…という気がしてきた。
大きな金額を見てると感覚がマヒするよねwww
たぶんそういう感じwww
日本だったら、全身麻酔してからの冠動脈造影CTはいくらくらいなんだろう。セカンドオピニオンでどこかでお願いするとしたら10割自己負担だろうから、その手の資料もググればどこかにあるのでは?
と思って調べてみた。
あくまでもググった結果を参考程度に見ているだけなので、このnoteをご覧の方との経験に剥離があってもご容赦願いたい。
日本での冠動脈造影CTの費用(参考価格)
とあるサイトだと、冠動脈造影CTはこれくらい。
なるほどな。10割負担だといいお値段するわな〜〜〜。
日本での全身麻酔の費用(参考価格)
全身麻酔はこんな感じ。CTのための麻酔とは違うから金額はあくまでも概算ね。3割負担で4万円ちょっとってことは、10割負担だと14万円くらい?
ってことはですよ、CTと麻酔を足してざっくり19万円ってことは、グレンイーグルスでのRM6000は妥当性があるように思えてきたわ。
とはいえ高いのは高い。
川崎病の入院(10日間でRM40,000)、アデノの入院(6日間でRM9,300)と比べたら金額的には安いけど、でもCTのたった1回の検査でそのお値段かと思うと、なんかね。高いよね。
ってうかマレーシア国内の場合、金額はいくらだろう??
マレーシアでの費用(参考価格)
冠動脈造影CT → CT coronary angiogramというらしいのでそれで調べてみた。Google先生によるとこういう感じらしい。
どのみちミニマムでRM5000はするのか?
マレーシアの国立病院は?
「高いなぁ〜〜〜」みたいなことをツイッターでゴニョゴニョ呟いていたら、友だちが「HKLは?」と教えてくれた。
HKL!そういえば!その発想はなかった!!!
国立病院でも外国人の診察もしてくれるし!英語通じるし!
友だちのお子さんもそこで診察や入院しているし!
Hospital Kuala Lumpurのホームページはこちら。
あいにく、冠動脈造影CTや麻酔のお値段はのっていない。
誰に聞いたか覚えていないけど、国立病院の場所によってはやっぱり古いらしく、一方でHKLは首都にある国立病院なだけあって政府としてもドヤ顔できる設備にしたいとかで、設備がいいらしい。
実際にHKLの外観はモノレールから見たことがあるんだけど、とてもキレイそうで、「自分だったらここで診察受けるのは全然アリかも」と思ったりもした。
ほら、外観キレイでしょ?
とはいえ、自分のことならまだしもまだ5歳の子どものことで
・行ったことのない病院
・先生と信頼関係がまったく築けていない
・万が一のとき、日本語通訳さんにリーチできない
っていうところがやっぱり引っかかるので、今回は候補からはずすことに。
HKLは、自分マターで保険が使えなさそうなときにかかってみるか、とりあえず予防接種とかで一度行ってみるのもいいかもしれない。
日本に住民票を入れたら安く済むのでは?
母子でPALでマニラ乗り換えで日本に行き(PALはものすごく安いらしい)、日本に本帰国したというテイで地元か義実家の市に住民票を入れて病院でCTを撮ってもらえば安く済むんじゃ…ついでに日本に行けるし…などというヨコシマな思いが頭をかすめる。それなら、確か住民票を入れた時点で国保に加入扱いになって自己負担は3割で済むだろうし。でも、
・それってどうなの?というそもそも論
・本帰国したテイで検査を受けるので、その後も継続して通う必要があるだろうに、それはぶっちするの?
・しかも本帰国のテイなので、「マレーシアの先生に見せたいから検査のログをくれ」とは言えない
・仮にうまくやれたとしても、それってnoteにも書けないよね
・地元にせよ夫の義実家の方面にせよ、どこの病院で対応してもらえるかわからない
・いつどこで診察してもらえるのかわからないのに日本に長期間ワンオペで行くのもしんどい
・検査結果がいろいろなところに分散するのも避けたい
などと考えた結果、このセンもなし。
つまり
マレーシアでRM6000で検査を受けるのは、「高いけど妥当」な気がしてきた。日本でも10割負担ならそれくらいするし。
住み込みのメイドをもう3ヶ月長く雇っていたと思えば(数字の根拠は、彼女の月給が確かRM1800くらいだったので)、痛くも痒くもないかも!
または1ドル200円くらいになってくれたら超ハッピー!
で、どうすることにしたか
保険申請は却下されたけど予約いれた通り8月23日にグレンイーグルスで冠動脈造影CTを撮ることにした。
決め手は「麻酔」。
子どもがもう少し大きければなー、麻酔の必要もないしそしたらもっと安く済むはず、または他の病院でもいいかなと思うんだけど、5歳だからなぁ...
息子の性格を考えると、麻酔なしでの撮影だと泣き叫んで撮影にならない可能性大。小児心臓外科のドクターもそこを心配してた。なにしろエコーですら号泣なので...
で、CT云々よりも全身麻酔って考えるとね、勝手知ったるグレンイーグルス、というのはやはり安心材料ではあるよね。
あと、自分の入院のこともあり、「お金で解決できるならそれで」と考えるのを放棄した側面もあるwww 自分の入院はほぼほぼ保険適用な気がしたから、その分息子マターで少しお金かかってもいいかな、と。
自分の入院の理由はこちら。
今月はもうね、疲れた😂
次のnoteで、検査当日の話を書きます。
最後の最後にまさかのオチ
検査前日に小児心臓外科のクリニックから日時のリマインドと、「最終見積もり、RM8000ですー」と連絡が来た。サラッと。
なんか値上がりしてるんですけど!!!
外国人=駐在員=会社が何でもかんでも払ってくれる、と思われてるかもしれないけど、我が家は駐在じゃないからー!!!
と今更ジタバタしてもしょうがないし。
結果が悪かったら、、、というのもちょっと考えてみたりした。
最悪の場合は本帰国して日本で手術とか、今すぐじゃなくてもいずれ日本で手術した方がいいような状況ならインターじゃなくて日本人学校に通わせた方がいいのかとか、そういうのを考えたらますます知らない病院で検査してもらうよりも入院の時からずっと面倒見てもらってる先生のが無難だよなー。知らないところで検査して結果が悪かったら「やっぱりグレンイーグルスでもう一度、、、」って思っちゃうかも。
だから!
RM8000だったとしても!
気にしない!
それくらい働けばすぐ取り返せる!
さぁ働くぞーwww
というわけで、CT受けたときの話はこちら。