見出し画像

DA全曲トーナメント 前書き&Aブロック

「DA全曲トーナメント」とは──

えんどうさん(@endo_hoheto)が企画してくださった、30年以上にもわたりひたすら作り続けてこられた浅倉大介の曲の中で、自分の中で一番好きな曲をトーナメント方式で決めようという、誠にけしからん…実に罪な企画です。
『みんな大好き!選べない!!』なんてそんな甘っちょろい考えは許されません。
私の中の『最強』『最狂』『最凶』の浅倉大介曲を決めるのです!!!!

発案者ご本人様自ら、トーナメント戦の試行錯誤をブログにアップ、しかも、全曲トーナメント画像もA4印刷対応、更に曲名が同じで分かりづらかった所が出典明記され、長いタイトルは省略されてますが、ここまで書いてあれば大体判別は可能出来るようになりまして!

その試行錯誤の様子の記事が、まぁ私にぶっ刺さることぶっ刺さること……。
読み終わった直後に、フアーーーーこの熱く滾る想いは伝えねばーーー!!と、即ツイに感想を送らせていただいたんですが(それでもSo cool化した言葉なんですが笑 ほんとは床をゴロゴロ転げ回らんばかりの滾り感情っぷりでした)

お返事で『〇〇さん(私の名前)もやりましょう!』とお言葉をいただきまして。

ファーーーー、わたくしめがやってもいいんでございますか!!!!
って、舞い上がっちゃいまして。

いやもう、画像作成者様ご本人に『やりましょう!』って言われたら、あ、もうやらせていただきます!!みたいな、最高にテンション上がったのが、現在、というわけです。

で、当のえんどうさんご本人ですら断腸の思い(なのかは分かりませんが)で、全曲トーナメントを半分にわけて分かりやすいレベルにまとめあげているにも関わらず…

私はグループ単位で語りまぁす!

…まあ、ほら、こんな全曲に対して語れる機会もそんなないと思うし、書くネタがあるのは凄く楽しいので、ちみちみと長期企画でやっていくのもいいかな、と思いました。
(一部私の書き物で完結してないやつありますよねーとか、あーあー聞こえない)

ダラダラ長いの読む人いるのか?とか、もうそんなのは関係ない。


私が語りたいから語るんだ(魂の叫び)


先に述べておくと大体傾向として、バラードは余程のことがない限り、あんまり上にこないと思います。これは好みなので仕方がない。
あと、

DAソロ&Iceman>他

これもしょうがない。
Iceman&DAソロを長年、ライトではありましたが追いかけてきましたので、リアタイでライブ見てるものはどうしても思い出補正が強いです。逆に言えば、それ以外はほぼ、曲に対する思い入れがフラットなので、より曲の好きが色濃いです。

後、ライブそのままを録音した音源やライブ映像の曲名らしきものは、選ばないようにさせていただきました(ライブアレンジはそれはそれで語りたい事が山ほどある)
ライブアレンジを加工して新しい音源として発表されたものはもちろん含めます。

では前書きが長くなりましたが、Aブロックから語っていきます。


●いきなり怒涛のグラビテーションサントラゾーン

「"」がついてるおかげで、曲が固まっていてやりやすかったグラビサントラ頂上決戦。サントラ系は正直、固まってる方がありがたい(やはり歌モノにはインパクト負けしやすいので)

リリースされた当時、結構ヘビロテしてた思い出。元々歌モノよりインスト系の方が好きだったというのもあるけど、このアルバムは程よく歌モノが、しかもアーティストのバリエーションがあったので聞きやすかったんですわ。
しかし、改めて全部聞き直すと…インストの音色のクセが強いんじゃあ。
DAインスト好きとしてはたまらんけど、アニメのバックで流れるものとしてはどうだったんだろう…?笑

クラビサントラの頂上は『Recollect』でした。accessの『cross a bridge』とちょおおおおおおおお迷ったけど、曲展開の豊富さで『Recollect』に軍配。アルバム頭のインストは大体曲展開が激しくないので、曲単体での勝負となるとなかなか勝ち進むのは難しい感じですね。

次点は『TOKYO BAY MUSIC FES CM』。
所詮コマーシャルソングだと言うのに、やたら長いし結構展開するし、力入りすぎてませんか笑

#CaCO3と#CaSO4ならカソーの方が好きなんですが、09 Livesが好き過ぎて負けました。
このオレンジの#シリーズは[過去]と[仮想]と読むと覚えやすいです(どうでもいい豆知識)


●部活アレンジ対決 Aグループ編

注目株はなんと言っても3x10^8 LUCKS。

クソデカ感情溢れすぎるSequence Virusについて、全くまとまらない語彙力の無さを呪いたい。
とりあえず言いたいのは、この曲は2015年以降の部活の象徴的存在じゃないかなーということ。どの年もこの曲でバイブス上がりまくってるのが聞くだけでわかるのが最高にいい。好き。推せる。

その中でも極めて冒頭から最後まで素晴らしい程のテンションの高さが伝わる2019版。
もうこれを超える、テンション爆ageバージョンは生まれないんじゃ…ってくらい、部活アレンジとしては完成されちゃったかな、という気がしてるんですよね。めちゃくちゃ勝手ですけど。
2019は沼落ちした年なのと、このご時世なので次はいつこんなハイテンションな『3x10^8 LUCKS』を聞ける日が来るんだろうか…と、ちょっと切ない思いなんかもあったりして、殊更2019版への思い入れが凄いです。

24syncの『24sync 3.25 cold press R・T・M (Remix)』を好きって選ぶ人は、間違いなく部活信者。奈良の大仏の寺の鐘をイメージして作った(伝聞)と言われるその場で作ったゴーンという音色を中心に展開していくリミックスなんですけど、多分浅倉大介のことよく知らない人が聞いたらカオス過ぎてわけわかんないと思う。

そりゃそうだ、酔っぱらってネジ飛ばした状態で作ったアレンジだもんな~

大変、誤解を生みそうな言い方ですが、割と事実。でも、お酒は時に余計な「これはやっちゃダメだ」という理性を取っ払ってもくれるものでもあるのです。
割と深いとこまでイっちゃったガチヲタっつーのは、そういう浅倉大介がたまに見せる(魅せる)闇な部分に惹かれちゃうんですよ。

Sequence Virusシリーズを聞いたことがなく迷っている人には、私はまずこのアレンジを聞いてみることをお薦めしてます。
これがOKかOKじゃないかで大体、Sequence Virusシリーズが許容できるか判定出来ると思う(いやもちろんそういうのじゃないのも入ってるけどね)
このアレンジを「なんかよくわかんないけど、カッコイイかも」とか思ったあなた、素質あります。さあSequence Virusの扉を開けましょう!

この2曲はすごい迷ったけど、思い入れの差で『3x10^8 LUCKS』2019部活版をチョイス。


●そんなクソデカ感情すらぶっ飛ばす、それが異種格闘技戦

『3x10^8 LUCKS』への思い入れを語っといてAブロック左エリアは、たかだかぽっと出の(私にとっては)T.M.R.9枚目アルバム曲『09 (nine) Lives』に負けてます。
あっ…何か投げられそう…っ!
こんなに浅倉大介に傾倒してるヲタクなのにT.M.R.を取るんか(色々ごにょごにょ)みたいな声が聞こえてくる…。わかる……!言いたい気持ちはよくわかる!!
でも、ちっっがーーーうの!!ムリなの!好きなものは好きなの!!!!曲の良し悪しにリアルのこたぁど~~~~~~~~~~~~でもいいの!!!!

正直、数日後に線ひいた紙を見て「いや違わね?」とかちょっとは思った。
でも、きっと最初のインスピレーションでばっと線をひいた気持ちが多分、凄く素直な自分の逆らえない欲望なのよ。

この曲調って、多分3rdアルバムの『Slight faith』から続く"宗教曲"と呼ばれる(ゆっくり手を上げて下げる手の振りからそう言われるようになったみたい)シリーズだと思うんですけど(この曲は手の上げ下げする振りじゃなさそうだけど)、この手の曲調が好きで好きでたまらない。
ただでさえ好きなのに、9thにきて間奏で台詞入っちゃって(しかも内容がまたゴリゴリに宗教色)とか、発明か?天才か???神か?????初聞きの時に発狂した。
ちなみに未だに台詞の一部が聞き取りきれてません。このままでは成仏できない(他にも数々の未練がある)誰かご存知の方は教えてください!!

あ、あと、アルバム初回限定A盤のDVDのメニュー画面のバックでインストのみが聞けます、最高です。この曲好きな人は是非。


●『8番目の罪』のアレンジ違いについて語りたい

Iceman2ndアルバム『Digiryzm Mutation』に入ってる8罪のミックス名"COMPRESSED"とは何なのか。
単純に訳すればこれは「圧縮」って意味ですけど、このアレンジの場合のCOMPRESSEDは音楽用語である「コンプレッサーにかけた」ということかなと思います。
コンプレッサーで音を圧縮する、って要は音を潰しちゃう(小さくしてる)のでは?と思われるかもしれませんが、違います。
大きすぎる音を適正に下げることで、他の音色の音量を上げて全体的に音圧を上げたりバランスをとったりする大事な処理です。
シングル版と比較するとオケの音量が全体的に引き上げられていて、聞こえなかった音が聞こえるようになっていたり、ボーカルとオケの一体感が増したように思います。コンプ大事。

ボーカルはシングル版の方が楽しめますねぇ(ニヤニヤ) 2番サビの「捨てて~ゆ~けるぅ⤴」の癖が可愛い。

シングル版、何故にこんなにTB-303の音(最初から主張激しいビィオンビヨン言ってる音)がマックス右寄りなんだ。バランス悪すぎる…w アルバム版ではだいぶ中央に寄りました(それでも右の方にいるけど)

これはこだわり?なのかなーと気がついたのが、アルバム版ではサビ直前にブレス音(息継ぎ)が入ってました。この曲が持つ息苦しさ的な表現が増されたような気がしてとても良きです。
後、ラスサビ中ほどにあるイトケンボイス「ペィシス スクラァイブ(?)」の声がエフェクティブになってます。謎の人感増し増し。

こんな感じかな。いやぁ~長年気になってたから徹底的に調べちゃった。面白かった~。

ここまで話聞いたら気になる?自分も聴き比べてみたい、とか思っちゃいました?しかし8cmシングルCD、なかなか入手困難なんですねぇ。
DAベスト「DecAde」(リコミュ欲しさに大体手に入れるじゃろ)にも入ってて無印だからシングル版じゃ?とか期待するじゃないですか。ざ~~んね~ん、これアルバム版でした。
シングル版はマジでシングルでしか聞けないレアな音源なのであります。
気になったら探してみてね。

『AMAKAZE』は特に好きというわけでもないんだけど(あんまり爽やかバンド系はハマらない)、こんなどストレートなバンド曲も書けるんだなぁっていうのが凄いなぁ…って思う。

●あなたのアゲルはどのアゲル?

『AGAINST THE RULES』はジュエリーのカップリングの時点で完成形だったようでアルバム版はほとんど音が違いませんでした。クロブリでtranceバージョンへと変わり、ジョイトレのカップリングはそのtrance版の正統進化型でDance Ver。
どれにするか迷いましたが、唐突なgloveみというか、trfみな「Ah~、Ah~、Ah~♪」が好きなのでDance Verをチョイス。

正直、音源で出されたものより2017年以降にエレナイでアレンジされたものの方が好みなので、音源で出して欲しい。マジで。
もう今さら戻れない体(耳)にされちゃったから!!


●唯一"無"二な

『all over the destruct』
GATEシリーズのインストたちは、後にも先にもこんなに尖った曲は出て来ないだろうなぁ…と思わされる曲ですね。特にラストこの曲は真っ白なのに、それは真っ黒な闇のような、ただひたすらな"無"がある。
音で"無"って表現できるんだなぁ…と感心します。長い何もない音の時間ですら、この曲に必要なものだと思える。

一般的なポップスで考えると、これはまぁなかなか受け入れられるものではないかな…という気はしますが、GATEというアルバムシリーズのテーマである「世紀末」の締め、そしてIcemanの終結(一応活動休止という体ですが)という現実。
浅倉大介が自身で完膚なきまでに、Icemanの世界・GATEの世界を音楽で破壊し広がった"無"が表現されている。ストーリー性としても素晴らしい結末だったと思います。
破壊は新たな世界の始まりでもある。
万物は全て破壊と創世によって出来ているのだからね。
なんかそういう所がすごいアートだし、天体好きな本人の性格が凄く出ているなーって気がします。

色々思い入れがあり、一時期は聞くことすらなかったGATE//whiteですが、今では他の2つのGATEシリーズと同じくらい好きです。

…だかしかし『09 (nine) Lives』にあえなくdestructされました。ウッ…ツラァァァ……。歌モノには勝てんのじゃぁ…


●AQUA REMIX地獄

AQUAがゲシュタルト崩壊起こす~
リミックスってどこまで原曲使えば「リミックス」って言えるんだ?って真顔になる程、一部の曲はもはや別モノ(まあそんなのDAでもあるあるなんですけど)

ちょっと前だったらDA REMIXのこんなコテコテのハウスなリズムって古…ってなっちゃうところなのに、2022年夏、クラシックなハウスのブームが来てるっぽいんですよね。
新しい音も生まれる一方で、昔の音やリズムも流行るのも不思議なもんです。

しかし、DAの1曲を色んな人がこんな寄ってたかってアレンジして1つのアルバムとしてまとまってるの他にないのでは?(カバーされてるのはありますけど)なかなか面白いアルバムだなーって思います。

正直、AQUAはメロディはあんまり好みじゃない(キラキラ~明るい~ポップ~~みたいなのはツボに入らない)んですが、イントロとか間奏とかアウトロの半音ずつ上がる「テレレーテッレレーーー、テレレーテッレレーーー」ってベースがくっそ好き。音色違うけどFayrayのSame night~とかにも通じるものがある。しっかり主張してくるベース、たーーまーーらーーんーーーー。このベース音は凄いバンドっぽいよね。
あと、フィルター開閉してるシンセ音とか、間奏の構成とか、ラストの余韻とか。…スッコ……(結局全部好き)
アルバムに入ってる原曲のオリジナルバージョンってついたやつ、なんで最後にやたら冗長なボーカルのみになるんですかね?なんでつけちゃったのかなー。

ぜーーーんぜん原曲の欠片もない(もしかしたらアーティスト目線だと何か通じるものがあるのかもしれない)けど、A・O・I REMIXには何かとてもセンスを感じる。インストとしてかっこいい。

結局想いはぐるぐる回って、原曲のアルバム版が好きです(初戦にディスコダンザのアクラバとぶつかって爆散してるけど)

『Angel Dust』は凄い好きだけど、これはパワスケのライブアレンジで完成された感なので原曲としてはあまり勝ちきれませんでした。

QMR無印ライブの『Antares Pain』のよくわかんないヒラヒラお衣装にヴィヴィアンのピアスつけてKX弾いてる姿が最強に最凶で大好きです。あんまりカメラアングルとか詳しくないけど、あのライブはカメラワークが何か好き。

●くそつよアルファベットA後半

A後半は他にも好きな曲多くて選ぶの死ぬ(軽率に死ぬヲタクなので命のストックは万全)

『AQUALOVERS ~DEEP into the night』はなんであんなに曲から色気が溢れ出しているのか…。なんでホトリミという頭からっぽ(褒めてる)真夏ポップソングのカップリングで、こんな名曲が生まれてしまったのか…。
当時のことは知らなくて、多分このシングルはそこそこ売れたと思うんですけど、シングルでホトリミ買った人はこのA面B面の落差にやられた人も多いんじゃなかろうか???
この思いがけずB面(もうA面B面っていう言葉も若者には通じないよなぁ…)で良曲に出会うというのは、いい体験だった。

トーナメント表からは抜けておりましたが、アンカバ(UNDERCOVER)版のアレンジも私は嫌いじゃないです。ただこのアンカバ版、BPMが遅いんですよね。歌い方も相まってなんか…重ったい。この曲は、寄せては返す夜の波のように、艶やかに軽やかであってほしいんですわ。

で。
2018年に出たライブ盤『ROUND HOUSE CUTBACK』にもアクラバが入ったんですが、これ、原曲とアンカバ版の融合アレンジなんですよ。
アレンジのベースはアンカバなんですけど、原曲の象徴とも言えるイントロのシンセアルペジオの復活とBPMが原曲準拠となりまして、うん、やっぱこのBPMだよな~って。
そして凝ったことしてんなぁって気がついたのが、ラスサビ前にピアノだけになる所があるのですが、そこはアンカバ版のBPMになってます、多分。これにはアレンジした人のこだわりを感じた。いいよ~、こういうの大好物。

ボーカルのフェイクも含めて(勝手にメロを変えるんじゃねーという声も聞こえますが、私は合ってればそれはそれでいいと思う)好きです。
原曲は原曲で素晴らしいしDA本人のライブアレンジもいいけど、同じメロディがこうやって別アーティストによって色々な解釈・音楽性で生まれ変わるのも、それはそれで音楽の幅が広がるので、私はどんどんやってほしい。
自分の好みの音楽性と違った時「好きじゃない」とはなりますが、それを「こんなものは音楽じゃない」と否定するのは私は良くないと思ってます。

…とまぁ、ライブアレンジをとやかく語ってしまいましたが今回は除外の方向なので、選ぶのはアルバム版をチョイスしたいと思います。
アルバム版はとくに曲名にミックス名などないですがシングル版と比べると全然ボーカルの処理が違いますし、所々音の違いもあります。
この曲の色気にはアルバム版の、ボーカルにリバーブが効いたものの方が合うなと思います。多分、DA的にもアルバム版の方が完成形と思ってそうな気がする。

『ARTERIAL FEAR』も『ATLANTIC WEAVE』もすっげええええええええ好きなのに相手(アクラバ)が悪かった…。好きなのに~~~!!!!

改めて聞き直してちょっと部活2009盤の『autumn trance』の認識が変わりました。めっちゃ原曲からSuperSaw(スパソ。音色の名前ね)の圧増し増ししてて低音の迫力出てた。「え~、ほぼ原曲じゃーん」とか言っててゴメンナサイ、ちゃんとアプデされてた。
しかしやはりこうして並べて聞くと、昔のはどうも音がもこもこする、と言いますか。近年のメリハリあるピキピキ音に慣れてしまったがゆえに、聴き比べするとどうにも最近の音を選んでしまいがちです。
なのに2009と2019を比べて2019を選ばなかったのは…、2019の#CaCO3とのマッシュも好きなんですけど、シンプルな『autumn trance』が好きだったって感じかな。

『Albireo -アルビレオ-』なー、これなー、めっちゃびみょ~~な差なんだけど、シングルとアルバム、音違いました。
多分、強調してる音が違うのかな。アルバム版は裏拍のクローズハットが前に出てます。シングル版にもうっすり後ろにはいるけど、どちらかと言うとウネウネしてるベース(アシッドベースってやつ)の方が強い。
後はシングル版だとサビ最後の伸ばす声、下の方にいるコーラスが強いです。
2020リマスタ版だと要所に入るドーーーンって音が迫力出てたりします。好みだとは思いますけどメリハリがついて近年に合わせた音になってるかな。


●まさかの鋼殻のレギオスサントラ頂上決戦

実はあんまりレギオスサントラは聴き込んでなくて、今回いい機会だったので改めて意識して聞き直したんですが、えーーーー、なにこれ、好き過ぎる。こんな名曲聞き流してたなんて、私、勿体ない。
『Battle Battle Battle』と『Battle Fever 剄 -kei-』がマジで好きof好き。まさかのAグループでレギオスサントラ頂上決戦。マジ大接戦。

『Battle Fever 剄 -kei-』はThe浅倉大介節全開な戦闘曲で(確か?初回放送でいきなりこれが流れてアニメリアタイ勢からめちゃくちゃ賛否両論だったらしいけどw)、クセつよ過ぎて好き。
それに対して『Battle Battle Battle』はThe王道なオケ調戦闘曲。こんなのも作れるやれば出来る子、浅倉大介。オケの音色が聞き覚えありすぎて超絶な安心感もありつつ、普通にファンタジー系ゲームの戦闘曲に使われても絶対違和感ない。すばらし~!ゲームサントラが音楽好きのルーツな私、大歓喜。

めちゃくちゃ死ぬほど迷ったけど、「うわw 浅倉大介w」って感じの『Battle Fever 剄 -kei-』ではなく、曲初めのアタックつよつよ低音ティンパニ増し増しな4音が「あー…、浅倉大介ぇ」という通好みな(多分伝わらない)『Battle Battle Battle』を私はチョイスしたいと思います。
マジでいい曲だから!!聞いてない人、曲名からぱっと思い出せない人!!探して聞いて!!めっちょいいから!!!!(どんだけ)

●やたら同じ曲が並びがちなアルファベットB前半

『balearic GHOST』はめちょんこ好きで、'07ダサイライブで『stealth』と混ざった版が好き過ぎて生きるのがツラい。つか、マッシュ素材としての『stealth』が優秀過ぎる。私はDDR提供曲の『stealth』信者です(いくつ神がいるんだ)

『BEAT PLANET』は断トツでバイエン版です。一時期、あまりにも好き過ぎて朝起きるアラーム音にしていたんですが、最初の隕石が落ちるみたいなヒュン!!な音に心臓止まりそうになって目が醒めるのでやめました。今は紫盤の『appearance』。優しい目覚めです。もうこれから変えられません。

でもぶっちゃけ、ライブアレンジだけどこの前のエレナイ2021が最高にビープラ史上好きーーーーー。主張激しいTB-3の音が好きなんだーーーーー。頼むーーーー、ちゃんと音源としてリリースしてけろーーーーーー。TB-3の音入れてくれなきゃ泣いちゃうけど。

Aグループ右エリア最終決戦で『biologic engine』と戦って、右エリア王者は『BEAT PLANET(binary engine ver)』です。

『BE NUDE』は何かにつけて「サビ頭の5音はね~、ポップスではあんまり使わない和音でね~」とドヤる語るDAが可愛さMAXなので原曲で。いつかその和音、紐解くね。
色々昔の音色がカッコイイってリバイバルされることあるけど、個人的にカウベルの4つ打ちだけは絶対リバイバルされないと思う。時代感バリバリで好き。
シングルのカップリング版とアルバム版の違いは多分無し。

偶然にも『Beauty and Beast 0'00"』と『BEAUTY SITEのIceman伊藤作曲対決になってるの笑える。
どっちもな~~~~イントロが最っっっ高~~~~に好きなんだよな~~~~~~、迷うな~~~~~~。ほんとこんなサイケでパンクなメロは伊藤くんにしか出来んメロだなーって思う。基本的に明るめなメロは好きじゃないんだけど、なんか『Beauty and Beast 0'00"』は好き。

『Bet 〜追憶のRoulette〜』は何かのライブで見たボーカルマイクに噛み付くように歌ってたヒロの横顔が凄く印象に残ってる。ボーカリストが本気で歌う様ってかっけぇなって思った。

最終的にはビープラに負けちゃうんですけど、『biologic engine』はアルバムインスト曲至上、最高に素晴らしい作品だと思います。もうなんか何から何までカッコイイ。文句のつけどころもない。もちろんライブでの演奏シーンも最高にかっこよくて好きだけど、そんなの無くてもインストだけでカッコイイ。
自分のユニットのボーカリストの声さえも、曲の世界観の為なら容赦なく素材として加工しまくる非情さも堪らん(褒めてる)
葛Gの魂のギター、素晴らし過ぎる。あんまギターの技巧ってわかんないんだけど、たーだもーカッコイイ~~しか言えん。

『BLACK OR WHITE?』のバージョンあり過ぎ笑
ネオクラの、割と時代を感じるコッテコテなブラスサウンド好きよ。

T.M.R.原点とも言えるDAソロシングル3部作の原曲『BLACK OR WHITE?』はシングル版とアルバム版のL.A.MIXは微々たる違いくらい。割とわかやすい変更は、間奏の英語セリフがL.A.MIXの方が処理かけて聞きやすく前に出てきてるくらい、かな。
T.M.R.の1stアルバムの"MATT" Mixは、ギター引っ込んでベースとドラムが強調されてます。他のわかりやすい変更点は以下。
・A、Bメロのボーカル処理
・2番Aメロバッキングの音数の減少
・間奏のセリフがもっと聞きやすく
間奏セリフの処理の仕方からMATTはL.A.Mixを元に、更に音をパキッとさせた感じかな。

Ver.3はシングル版持ってないのでSpotifyでしか比較出来なかったんですけど、多分アルバム版との違いはなさそう?

色々バージョン違い多いですが、やっぱVer.3原曲が一番好きです。ラスサビ直前に入るシュワーーーンって音、好き(めちゃくちゃ細かい)


👑Aブロック優勝決定戦

ということで、最終決定戦は『09 (nine) Lives』 vs 『BEAT PLANET(binary engine ver)』。ファイッ!!



優勝は『BEAT PLANET(binary engine ver)』に決まりました~!!

「いやぁ解説の"John Doe"さん、決め手はどのようなところにあったのでしょうか~?」
「そうですね~、やはり決め手はエレナイ2021で1曲まるまる最新の曲調で新アレンジされたことが思い入れに繋がったようですね。ただでさえ好きだったところにどストレートに好みな新アレンジが追加されたことで、曲自体の好きが相当に押し上げされたと言えそうです。好きの波状攻撃にさすがにアルバム曲1つのみの勝負だった『09(nine) Lives』選手は太刀打ち出来ませんでしたね。いやしかし、孤軍奮闘、いい戦いだったと思います!」

※John Doeの元ネタはKIMERUのStarry HeavensのReMixタイトルから


まだ、Aグループにしてこの熱量です(真顔)
絶対言い残したことありそうだけど、もうキリない笑

まだまだ続き頑張りまぁすᐠ( ᐛ )ᐟ


Aグループ全体結果