#84 ぐるぐるやきもの散歩道
愛知県常滑市に行ってきました。
ちなみに中部国際空港(セントレア)も住所は常滑市です。
今回は名鉄常滑駅から徒歩10分のところにある「やきもの散歩道」を散策してきました。
常滑市は常滑焼という焼き物の産地で、招き猫の生産も日本一であります。
散歩道はAコースとBコースがありましたが、今回は約1時間で回れるAコースにしました。
スポットは番号で示されており、看板もあるのでとても回りやすかったです。
焼き物を製造・販売しているお店、窯跡、カフェ、資料館などがあり、焼き物作りの体験もできるようでした。
買い物をするも良し、ゆっくり散策するも良し。
それぞれの楽しみ方を見つけられるのも良いですね。
散策している方々は外国人観光客や、家族連れが多かった印象です。
散策してみての印象は急坂と道の狭さです。
私は坂と道の狭さがあるところに魅力を感じます。
高低差があることで、景色も良く見えますし、各スポットもいろんな角度から楽しめます。
土管坂というスポットがあります。
愛知県常滑市公式観光サイトには以下のように説明されています。
「明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶が左右の壁面をびっしりおおい、坂道には「ケサワ」という土管の焼成時に使用した捨て輪の廃材を敷き詰め、滑らず歩きやすいように工夫されています」土管坂 | 観光スポット | 愛知県常滑市の観光サイト「とこなめ観光ナビ」 (tokoname-kankou.net)
土管が積み上げられている風景や、地面に敷き詰められている廃材の捨て輪が散策していると常に見ることができます。
「とこにゃん」という見守り猫がいます。
巨大な招き猫のオブジェで、代表的な撮影スポットのようでした。
車通りの多い道路(通称:とこなめ招き猫通り)に沿いからも見ることができます。
「俺の金の焼き芋」というお店で、焼き芋パフェをいただきました。
店の前に足湯があるという珍しいお店でした。
パフェには焼き芋や芋けんぴが載っており、さつまいものジェラート、ソフトクリームなどがトッピングされています。
運ばれてきた段階で蜜がおぼんに垂れていました。
思ったよりも甘すぎず、涼むのに最適なパフェで美味しかったです。
ジェラートもありましたが、パフェにして良かったです。
やきもの散歩道という観光地なので観光客目線で見てしまいますが、この地域は一般の住宅街でもあります。
一般住宅と観光地が融合している地域というのも忘れてはいけないポイントです。
住宅街であるということを頭に入れながら、住民の方々に迷惑をかけないように気をつけることが大切です。
とても印象的なシーンがありました。
それはすれ違った地元の高校生くらいの男の子たちに「こんにちは」とあいさつされたことです。
びっくりしましたが、観光客とすれ違うときはあいさつをするようにと教えられているのかなと想像しました。
やきもの散歩道は風景ももちろん良いですが、地元の方々の観光客を受け入れる温かさが素晴らしかったです。
もっとしっかりあいさつを返してあげればと少し後悔しています。
2時間弱の滞在でしたが、とても有意義な散策でした。
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