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#51 帰ってきたポンギー

今回の旅では金沢市内のポンギーというゲストハウスに2泊しました。
5年前にも泊まった、とても居心地の良いゲストハウスです。
このゲストハウスの特徴はスタッフの方がゲスト同士の仲を取り持ってくれることです。
多くのゲストハウスには共有スペースがあり、ゲスト同士が交流することができます。
しかし、そのほとんどは自らアクションを起こさないと交流ができないため、少しハードルが高めでもあります。

ポンギーにもメインの共有(カフェ)スペースあり、実家の居間のような居心地の良さがあります。
スタッフの方は2名(男性のオーナーさんと女将さん)おり、どちらかのスタッフさんが常駐しています。
ほとんどが初対面のゲスト同士の名前(ニックネーム)やどこから来たかなどの簡単な紹介は、スタッフさんがしてくださいます。
共有スペースでの話のきっかけを作り、ゲスト同士を繋げてくれるのはとてもありがたいです。
スタッフさんは英語が堪能で、特に女将さんはその場で英語⇒日本語、日本語⇒英語に訳してくれるので、外国人の方がいてもコミュニケーションがスムーズに進みます。
例えば、今回の話題としては、「フランスからのゲストさんの旅の交通経路を考える」「フランスからのゲストさんの漢字ネームを考える」「折り鶴を折る」「日本の食事のマナーについて」「今日はどこを観光したか」などがありました。

人生で折り鶴を折ったかも


ゲストの方も多彩で、フランスの女性2人組、スペインの女性、アメリカの男性、スイスの女性、50代くらいの林業関係の仕事をされている男性、愛知の女子大生、東京の女子大生がいました。
年齢、性別、国籍、出身地が違えど、旅が好きという共通点から話が広がるのは興味深いことです。

今回泊まって感じたことは、同じ宿にどんなゲストさんがいるかわかっていると安心できるということです。
ゲストハウスのドミトリーはカーテンなどで仕切られていますが、いびきや物音は聞こえてきます。
誰がいるかわからないと不安に思うこともありますが、誰がいるかわかる状態だと、「あの人がいびきかいているなあ」などと相手のことを自然に受け入れることができます。
特に女性の場合はどんな人が同じドミトリーにいるかわかるのはより安心感が増すと思います。
ちなみにポンギーは女性専用ドミトリーと、男女どちらも泊まれるドミトリーがあります。

最終日の朝はあんバターのホットサンドとミャンマーのコーヒーをいただきました。
朝食を食べながら、ゆっくり過ごすことができるのも良かったですね。


名前は確かピー太郎

5年前に来た時にいたインコは、まだまだ元気に過ごしていました。
何も考えずにインコを見ている時間は至福の時間でもありました。
結構、おじいちゃん(おばあちゃん?)インコですが、また来る時も元気に会うことができれば良いなと思います。

また会う日まで!

金沢は観光地がまとまっていて、とても観光がしやすい場所です。
地名の由来が書かれた石碑や看板があり、その地域の歴史の一端に触れることもできます。
観光のためにその土地を訪れるのも楽しいですが、好きなゲストハウスに行くのも違った楽しさがあります。
新しい旅の目的としてゲストハウスに行くのもおすすめしたいなと思います。
特に金沢のポンギーはおすすめしたいゲストハウスです。

ポンギー前を流れる鞍月用水
ポンギーがある六枚町の町名の由来

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