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指す将順位戦S級8回戦 しゅんたにすたさん戦 2022/09/23

指す将順位戦7thS級8回戦の振り返りです。7回戦のさん戦の振り返りはこちら。↓↓↓↓

 さて、8回戦の相手はしゅんたにすたさん。24のレート的に、格上なのは間違いありません。オールラウンダーのイメージだったので、対策などはさほど立てた記憶はありません。

 戦型はしゅんたにすたさんの角交換振り飛車。こちらは銀冠から銀冠穴熊を目指していましたが、隙がありました。

☗7五歩まで

 ☖1二香と上がった瞬間に☗7五歩(上図)と突かれました。この仕掛けは全く考えていなかったわけではないですが、これで潰れるイメージはなかったのですが...。

 ☗7五歩には流石に☖同歩と取るしかありません。対して☗同銀。以下☖同銀に☗5五角の王手飛車なら☖4四角(☖3三角)と打ち返し、こちら銀得の変化になります。穴熊と銀冠の差があるとはいえそれは流石に悪くないだろうと。しかし、☗7五歩☖同歩☗同銀☖同銀には☗7八飛という手があるのです。これに気がついたときはやられたと思いました。銀取りをただ受ける手には☗5五角があり、☖6四銀☗7一飛成の変化も全く自信がありません。

 本譜は☗7五歩☖同歩☗同銀に☖3三角☗7八飛☖7二飛の変化。以下☗7四銀。ここでは9九角成が少し優りましたが、僕は☖7七歩。そして☗同飛☖同角成☗6三銀成まで進んだのが下の図です。

☗6三銀成まで

 ☗6三銀成は当然ながら良い手です。こちらは飛と角同時に逃げる事はできないため、必ずどちらかは取ることができます。ここで僕は間違えました。既に自信のない局面だと思っていましたが、☖9九馬としていれば互角でした。堅さの差が浮き彫りになると思いましたが、こちらも馬を3三に引きつければ相当なものです。

 本譜は☗6三銀成に対し☖7六飛と指しましたが、これが敗着。☗7七桂☖5五銀☗6五桂で一丁上がりです。...

 以下、良いところなく負け。相手からすれば気持ちのいい勝ち方だと思います。これで5勝3敗。残り3戦も、悔いなく指したいものです。

 (とか言ってますが、この記事書いてる時点で指す順全局終わってるんですけどね。)

 ではまた〜

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