アーティゾン美術館「印象派展」に行ってきました。
京橋駅から徒歩数分、
颯爽と現れる、一見オフィスビルのような建物。
地図と見比べて、合ってるよね…?と近づいたら
建物名が見えて安堵した。
こちらが、本日のお目当て。
アーティゾン美術館だ。
人によってはブリヂストン美術館、という名前の方が
馴染みがあるかもしれない。
リニューアルに伴って名前も変わったのだ。
なんて偉そうに書いたが、
ワタクシ、本日が初来館。
印象派展をやっていると聞いて
せっかくだからアーティゾンデビューを決めようかと
意気揚々、馳せ参じたのだった。
早速入ると、
入口は3階とのこと。ふむふむ。
チケットを事前に買っておいたので
そのまま会場へ向かうべくエスカレーターへ。
と、2階にロッカーがあることに気づいて
荷物を預けることに。
とくに冬はコートがどうしても荷物になってしまうから
ロッカーの存在はありがたい。
身軽になって3階へ向かうと受付が。
お姉さんの指示に従って、QRコードをかざすと
その先にはエレベーター。
展示会場は上の階らしい。ほおお。
印象派展に到着!
鑑賞していて気づいたことは3つ。
①とにかくゆったりしている!
入場して早々、広々とした空間が広がっていてびっくり。天井が高いのもあるのかなあ。
作品と作品の間もかなり広く取られているので、
お休みの日で人もそこそこいるのに、混み合う感じが全くなく。
とっても快適!
②作品をものすごく近くで見ることができる!
よく美術館にあるような「ここより後ろで鑑賞してね」ラインがない。
絵がガラス盤のようなもので覆われているからなのかもしれないが
ぐっと近づいて、筆運びを見ることができるのがすごく新鮮だった。
近くで見るのと遠くから眺めるのとで、がらりと受け取る印象が変わるから、
こんな風に自由に見比べられるのは、個人的にはとても楽しいなと思う。
③導線が分かりやすい!
順路に迷わないというのか、
自然と次の展示会場へ向かえるような流れになっているのがありがたい。
ついでに、展覧会の出口を出てからも、
エスカレーターで順番に降りていけば、ちゃんとロッカーに寄ってから
ミュージアムショップやカフェに行けるつくりになっている。
大変シンプルでわかりやすい。
道に迷いがちな私のような人間にはありがたい…!
あ、あと、音声ガイドがスマホアプリになっているのも珍しいなあと。
貸出、回収の手間がないから今の時代には特にあっているのかも。
(音声ガイドを聞きたい方はイヤホンをお忘れなく!!)
展覧会の内容も大満足。
画家の友情にフォーカスした展覧会に行くのが初めてだったから、
こんな関係性だったんだなあ…!と新たに学ぶ機会になった。
大好きなモネの「睡蓮」にもご対面。
そして「黄昏、ヴェネツィア」も、生で見たらその力強さと美しさに魅せられてしまい、
気づいたらポストカードを買っていたのだった。あるある。
あ、そうそう。
1階に併設されているカフェもとても気になったのだけれど
絶妙に時間が合わず今回は見送り。
展覧会の内容とコラボしたメニューなどもあるみたいなので、
今度は時間を合わせていくぞ…!!
というわけで、総じて大満足な訪問でした。
残念ながらアーティゾン美術館は「ぐるっとパス」の対象ではなかったものの、
学生は無料で見られるとのことで、もうそりゃ大人は払いますわ!!という気持ちになりました。
学生の頃に知っておきたかったな…!!!
ぐるっとパスも別の美術館でさっそく使ってみたので
そのレポはまた追って書きたいと思います。
最初にぐるっとパスを使って訪れた美術館のお話はこちらに🔽
ではでは。