トップ営業の声
今回の記事は「声」です。
営業はお客さまとお話する時、必ず声を発しますよね。
私は何も考えずに話すと、とても早口になってしまいます。営業成績が上がらない時は、必死に喋っていたのでますます早口に…
営業成績が上がるようになって話し方を振り返ると、簡単なコツがあったんです。
無意識でこういう話し方してるなぁと気付いたことを今回は書きます。
①早口⇄ゆっくり
単調には話しません。「会社名(早口)の○○(ゆっくり)と申します。」というように、聞いてる人が暇にならないように話しましょう。
単調な話し方は聞いてて飽きるんです。お笑い芸人さんの話方が参考なりますね。文字起こしをしたら、面白い事実を伝えているだけですが、話のテンポ強弱をつけるだけで、情景が思い浮かび、最後まで話を聞きたくなりますよね。営業も同じように話せば、最後まで話を聞いてもらえます。
②ふふふ
共感や相槌など営業には必要だと教科書にはよく書いてありますね。「そうですね」「なるほど」よりも効果的な方法があります。
それが「ふふふ」。
この「ふふふ」効果はすごいですよ。
頷きながら「ふふふ」と言って、お客さまが言ったことをそのまま繰り返してください。お客さまも人間なので、自分の話を楽しそうに聞いてくれる人が好きなんです。最初は自分の意見など要りません。
騙されたと思ってやってみてくださいね。お客さまがたくさんのお話をしてくれるようになります。
③お客さまの話し方に合わせる
ミラーリング効果というものがありますね。これもお客さまが心を開いてくれるのに有効な手段です。初対面の自己紹介はハキハキと新入社員のつもりで。
そのあとお客さまとコミュニケーションが取れるようになれば、少しずつお客さまの話し方に寄り添っていきましょう。静かな話し方をされるのであれば、いつもより声のトーンを抑えて。早口な方であれば、こちらも早口で情報を伝えましょう。
こちらの土俵に来てもらうのではなく、同じ方向を向いて話しましょう、というスタンスです。
売りつける営業から脱出するためにはこういった細かな配慮が必要になります。
今回の記事は以上です。