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【ワーママの悩み①】子育ての味方!な退屈仕事 VS 子育ての敵!な情熱仕事。

こんにちは、ワーママ弁護士&ワーママコーチの向日葵です。

今日は、ワーママの永遠のテーマとも言える、

子育ての味方!な退屈仕事 VS 子育ての敵!な情熱仕事。

どっちがいいの~? について、私の思うことを書き留めたいと思います🌻

ワーママ7年間の自分の体験を振り返って見て思うことは、

ママ自身が、自分で自分の環境に納得し、自分で、どのような働き方がしたいのか、決めることが大切なんだな~ということです。


最初は、子育ての味方!な退屈仕事(つまらなくてもいいから子育てしやすい仕事)を求めていた


ワーママ7年生の私ですが、自分の過去を、振り返って見ると、

最初は、つまらなくてもいいから子育てしやすい仕事を求めていたように思います。

私は弁護士の仕事をしており、お客様相手のお仕事、しかも、お客様の深いお悩みや緊急性の高い案件を扱うため、急ぎの対応が必要なケースも少なくなく、間違いは許されず、責任が重い仕事だと認識しています。

そして特徴的なのは、いわゆる「労働者」(法律の保護を受ける)ではないので、そもそも”定時”という概念がない・・!

他方で、案件を成し遂げたときの達成感は大きく、やりがいをもって取り組んでいました。

でも、出産前は、ほぼ毎日深夜帰り、平日はいつ急な案件が入るかわからない(特に1~3年生の下積み時代はスケジュールに柔軟性がなくきつかったです。)、週末もどちらかは出勤しており、GWや年末年始休めるかも案件次第(→GWや年末年始直後に、裁判所への準備書面の提出期限が設定されるとそこでお休み年上決定!苦笑)。。

長期で休みをとれるのは、夏休みの5日間だけ・・・でした。

こんな状況だったので、出産したらどうなるんだろうということは心配で心配で仕方がありませんでした

だから出産するときは、仕事は好きだったし、職場も好きだったけれど、両立はほぼ無理だろうとおもっていたので、

今の職場でできるだけ頑張ってみて、ダメだったら転職しよう

”転職”という選択肢が、いつも頭の片隅にありました。


私の場合は、

0歳:出産後、1年間育休。こどもが10ヶ月の時に、0歳児クラスで保育園入園 

1歳:元の職場に9時~17時と決めて仕事復帰1年間(多少の残業と週末作業あり)。

2歳:民間企業に出向。9時~17時出勤。

3歳:次男出産&1年間育休。次男が11ヶ月の時に、0歳児クラスで保育園入園 

4歳:アメリカへ2年間の子連れ留学(1年目は大学院生、2年目は米国での研修)

という感じで、長男が5歳になるまでは、意識して、

できるだけ負荷の少ない仕事を模索していました。


好きな仕事ができなくてもいい。

今は面白い仕事ができなくてもいい。

昇進も望まない。

今は、子育てとバランスのとれる仕事をしたい。そう願っていました。


他方で、この働き方を選択しても、

子育てと仕事のバランスをとることは難しく、

専業主婦のママをみてうらやましく感じたり、

子どもの体調不良時には職場に迷惑をかけてしまうし、

いつも疲れていて余裕がなく、この生活があとどのくらい続くんだろう・・・と苦しい思いもしていました。

バリバリ働く同期や後輩に焦りを感じることも多く、

子育ても仕事も中途半端だと感じていました。

ずっとつまらない仕事をするのは嫌だという思いが芽生えた


ワーママ2年目に法律事務所を離れ、クライアント企業に1年間出向をさせてもらいました。クライアント相手の仕事だとどうしても、緊急性が高いので、私の職場では、産後に、1~2年、クライアント企業にインハウスロイヤーとして出向するという例がありました。

私は、何時から何時が仕事、家に帰れば仕事から解放される、という生活が理想だったので、出向先があれば、是非いきたい!と切望していました。

念願かない、子どもが2歳になったとき(弁護士としては6年目に入った頃)、1年間民間企業(日系企業)に出向させてもらいました。

私は法律事務所では、裁判や紛争解決/各種法律相談をメインの仕事にしていましたが、民間企業では、契約書チェックと法律相談が主な仕事でした。

契約書は英文契約書が多く、日系の企業でも、英語のニーズが大きいのだと感じました。

法律事務所時代は、契約書チェックの依頼があると、1~2日でアソシエイト弁護士が作業し、パートナーにチェックをしてもらい、2,3日以内に返す、というタイムラインを経る事が多く、自分の持ち時間は少なかった(他の案件との兼ね合いもあるのでタイミングによってはかなりタイト)。

他方、民間企業では、特に締め切りをいわれないことも多く、本当に緩やかにマイペースに仕事ができました

特に作業がない待機時間も結構ありました(出向といっても、通常の社員と同じ仕事をするわけではなく、常駐顧問業務のような仕事だったので、依頼ベースで対応するという感じでした)。

そして、定時勤務の後、自宅で残業をする必要はなく、メールのチェックをする必要もなく、文字通り、家では子育てに専念できる

子育てと仕事の両立のストレスから大きく解放され、自由になった気がしました

でも、だんだん・・・物足りなさを感じてきました

言葉は悪いのですが・・ぬるま湯につかって自分を甘やかしている・・そんな感覚でした

(欲張りなものです。。)

ずっとこの仕事を続けていても、私、成長できないかも、とも思いました。

法律事務所のように図書室はなく、

先輩弁護士から学ぶ機会はなく(弁護士は私だけでした)、

自分で独学するしかありません。

自分の英語に自信がなくても、直してくれる人はいません。

そして、何より、自分がパッションをもってやっていた仕事、

(私の場合は裁判の仕事)に携われない


出産してからずっと「つまらなくてもいいから、

子育てと両立しやすい仕事がしたい」と言い続けてきたけれど、

体験してみて初めて、自分が、

子育てと両立できるだけの仕事では満足ができないということが身をもってわかったのです。

でも、2人目も欲しかったし、すぐに元の職場に戻ることはせず、子連れ留学を選択しました(この話はまた今度)。

「ワーママでも、仕事で成果をあげたい」「成長したい」という攻めのマインドが芽生えた7年目


そして、ワーママ7年生になり、子どもは、早いもので8歳(小2)と5歳(保育園)になりました。子どもは相変わらず手はかかりますが(→小学生は小学生で宿題サポート、長い夏休みなど色々あります💦)、それでも、何より、自分の体力が戻ってきた感じがあります!!

産後は、授乳のせいなのか、いつも寝不足で本当に虚弱体質になっていました。合計すると、1年の3分の1は体調不良だったような気がします。

子どもが頻繁に風邪をひいていたのですがそのたびに自分の風邪をひいて、私だけ1ヶ月治らないコース(持病の副鼻腔炎が発症。。)

今でも睡眠不足が続くとダメですが、平常時は、朝早起きして時間を捻出したり、夕方子どもをピックアップした後、子どものテレビタイム中に、夕飯の支度をしながらちょこちょこメールをチェックしたりできるようになり、少しずつですが、仕事にかけられる時間も増えてきました

そうすると、

とにかく、「つまらない仕事でもいいから、子育てと両立をしやすい仕事を」という守りのマインドから

少しずつだけど、「ワーママでも、仕事で成果をあげたい」「成長したい」という攻めのマインド が芽生えてきたのです。

ママ自身が、自分で自分の環境に納得し、自分で、どのような働き方がしたいのか、決めることが大切


”仕事のやりがい”と、”子育てしやすさ””スケジュールの柔軟さ”は、コンフリクトが生じやすい傾向にあります

特に組織で勤めていると、年次があがると後輩をマネージすることを期待されたり、仕事でもプロジェクトリーダーのような役回りを期待されることがあります。

プレッシャーに繋がる一方でやってみたいなという気持ちが芽生えることも。

でも、組織から決められてイヤイヤその仕事をやっている、のではなく、自分で選んで決めたことなら、頑張れる部分も大きいと感じています。

今、私がしている仕事やポジションも、

出産直後のボロボロ期に、どうしてもやってほしいと言われて引き受けていたら多分続かなかったと思います。

もう1つは、タイミングもあります。

出産直後や子どもが小さいうちは物理的に子どもとずーっと一緒にいる必要が高いけど

こどもの成長とともに言葉でコミュニケーションをとれるようになり、ママの身体も回復していく

時機によって、今は、仕事をセーブしよう、とか、この仕事はどうしてもやりたいから、ちょっと無理してでも頑張ってみようかな、と、変えてみるのもあり、だと思います✊


【今日のコーチングクエッション🌻】

あなたは、”今” 子育ての味方!な退屈仕事 を選びますか?
それとも、 子育ての敵!な情熱仕事を選びますか?

どっちも、自分が”今の選択”として納得していれば正解です!

自信をもって前に進みましょう!


今日もお読みいただき、ありがとうございました♡








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