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サッカースクールとはここが違う!②
今回は、サンFCで実際にどのような練習をしているかについてお伝えしていきます。
前半のサッカースクールとはここが違う①はこちらへ⇓
https://note.com/sunfcnote/n/na74a93b99499
練習の流れのベース
・ウォーミングアップ
・パス
・シュート
・試合
4項目とシンプルな内容になっています。
どの練習においても最後、子どもたちが楽しい気持ちで終わる、という流れを大切にしています。
練習だけでなく、帰りの送迎の際、児童同士でトラブルがあった場合など、もちろん、先にその状況を保護者の方に伝えますが、最後は良かったことを伝えるようにしています。
帰りの送迎時は保護者の皆さんと会える大事な時間です。
短い時間ではありますが、良い形で伝え終えることを意識しています。
何事も「プラスで終わることで人生、生き方も変わっていく」と考えています。
お子さんを心配されている親御さんもいる中で、
楽しかったと帰ってきてくれることが、親としても1番の安心であると考えています。
子ども達の成長が、ご家族の安心に繋がっていく、という考えです。
各練習で意識していること
・ウォーミングアップ
1.ジグザグにダッシュ
2.後ろ向き
3.ケンケン
4.ボールを使ってドリブル
主にこのような4項目を行っています。
練習のベースをどの事業所でも同じにしています。
理由としては新しいスタッフがきたり、
スタッフが異動して、子どもたちが移籍していくなど
人の移り変わりがある中で、
別の事業所に行ってもベースが同じであることで、
スタッフ、子どもたちが活動に入って行きやすいと考えています。
各自がバラバラにウォーミングアップするのではなく、一つの場所で行うようにしています。
主な理由は、
・戻ってきてコミュニケーションを取れる
・ハイタッチが出来る
・ちょっとしたことでも褒めれる
・少しでも子どもたちのいい部分を見つけてコミュニケーションを増やす
などがあります。
ウォーミングアップは
誰でもできるものを取り入れたいと考えています。
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運動できる子からしたら物足りないのでは?
ここから、私たちの関わり方が大切になると考えています。
「より早く戻ってきてみよう!」など、
声かけなど出来ることは沢山あるはずです。
ボールを使ってのドリブルは、慣れてきてからでも良いと考えています。
まずはボールを使わずに誰でもできるウォーミングアップから、と考え行なっています。
ウォーミングアップのメニューも
全部を全ての子供たちがやらなければいけない訳ではない、と考えています。
時間、回数など調整は良いと考えています。
サンFCではメリハリを大切にしています!
最初の挨拶・最後の挨拶はしっかりしたいと考えています。
一回整理する時間・落ち着く時間を子どもたちに設けるために行っています。
最初の挨拶・最後の挨拶共に、
練習から抜けていた子も集めるよう心がけています。
気持ちも落ちて集まれない子もいる時もありますが、最後は皆んなで集まって挨拶をしたいと考えています。
休憩時間の長さに関しても、サンFCの運営している事業所によって、公園の環境の違いはあるため、統一する必要はないと考えています。
ある事業所では休憩を長めに取り、その時間で遊具で遊んだりして、笛が鳴ったら戻ってきています。
これは子どもたちにとって、切り替えの良い練習になっています。
まだ落ち着かない子が多い段階の事業所、
例えば新規で出来たばかりの事業所などの場合、
休憩の時間を短くするなどの工夫を、各事業所で行ってもらっています。
サンFCに通っている子どもたちの時間が、より良いものになるように向き合っていきたいと考えています。
・パス練習
パスとは止めて→蹴ることがベースとしてあります。
パスはシンプルなものであるため、面白い練習というわけではないです。
しかし、もっとも分かりやすい練習だと感じています。
コーンを2箇所用意して両サイドでパスすることで、
そこに入っているスタッフも子どもたちと接点を作れると考えています。
大きな声で呼んでパスを出してもらうことで、コミュニケーションを取る練習としても活用しています。
ある事業所ではパスした後に列の反対側には行かず、後ろに並ぶという練習もしており、事業所毎での工夫が見られています。
・シュート練習
ゴールの横から、スタッフがボールを浮かして子どもたちにシュートをしてもらっています。
初めは低学年の子は、下に置いてあるボールを蹴るのは
なかなか難しいと感じる子も多くいると思いますが、
なるべく気持ちよく
ボールが上に飛んで行った!、蹴れた楽しい!と思ってもらえるように配球することを意識しています。
ある事業所では、上級生の子は
スタッフが横から少し早めのボールを出して、止めてシュートしてもらうなど工夫をしています。
その日のメンバーによって、シュート練習の内容は変わります。
中には練習に参加できていない子どももいます。
集団行動が苦手な子たちが、戻って来やすい環境作りをスタッフ一人ひとりが作ることを意識して、練習を行っています。
子どもたちが練習の中心に集まっていて、戻って来やすい環境を私たちが作り続けていれば、例えばその日に落ち込んでいて参加できていない子がいたとしても、シュート1本やったら気持ちが戻る子もいると実感しています。
この他にも意識していることがあります!
・スタッフ全員で明るく、表情は笑顔、大きな声を意識している。
・大袈裟なくらい褒めていくことを意識している。
目の前の子どもたちがサンFCで過ごす時間が、より良い時間になるように、こういったことを意識し続けていきます。
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・試合
サンFCに通ってくるお子さんは、スポーツをやろうとした時に、他の子との関係性で難しくなりがちな子も多いです。
そんな中、サンFCではサッカースクールでは続けることが難しかったお子さんも、集団でできるサッカーの良いところを経験しながら成長しています。
チームでゴールを守り、仲間で協力しながら点数をとりに行くことが出来るスポーツであるサッカーでは、ボールがコミュニケーションの助けになってくれると信じています。
試合にはスタッフも入りますが、スタッフが試合をコントロールしようとしすぎないよう意識しています。
サンFCでは理念を掲げていて、スタッフ一人ひとりが子どもたちを変えるのではなく、自分の変化に矢印を向けています。
なので、子どもたちへの声かけも
(例)
挨拶を言いなさい→×
まずは自分が挨拶をする→○
自分自身が良いお手本を見せることが大切だと考えています。
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試合では慣れていったら、子ども同士の対戦をしていくことを想定しています。
初めての子や慣れていない子がいる際、
子ども対大人(スタッフ)で試合をしています。
理由としては、負けを受け入れられない子もいるということ。
そこを、どのように向き合っていくのかというところを、大切にしています。
子ども自身が成長していく中で、サンFCカップなどイベントで、他の事業所の子たちとも対戦が出来るようになっていきます。
試合は常にその日、その日毎で違います。
その中で色んなドラマがあり、こちらもそんなドラマを全力で楽しみながら、私たち自身の姿を見せていく機会と思っています。
一人ひとり成長のペースは違う中で
チーム分けが出来るのもサッカーの良いところです。
普段の練習の時間は、メリハリをつけるためある程度決めています。
ただ、メリハリをつけつつ柔軟に変化させ、対応しています。
(例)
夏場の場合
暑くて集中力が落ちる
→ウォーミングアップ、パスの時間を短くなど
調整する
冬場の場合
寒くて身体が冷える
→体を動かしていく時間を多めにする
チーム編成としても
チームを分ければ分けるほどスタッフも分かれ、熱量も分散されしまいます。
そのため、なるべく一緒に試合を行うことを考えています。
その中でメンバーを見て2つに分けるなど、工夫しています。
やり方は色々あって良いですが、
『在り方』は、スタッフ全員が同じ方向で向き合っていきたいです。
一人ひとりが変化、成長していくことには可能性しかありません。
これは子どもたちに限らず、スタッフにも言えることです。
これからもサンFCでは一人ひとりの子どもたちに向き合い、「今」という時間を大切に過ごしていきたいと考えています。
最後まで読んで頂き、有難うございました!
株式会社IKOL広報部 梅田拓弥
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