デジタル技術の活用及びDX推進の取組状況等について
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、Digital Transformationの略語です。DXとは、本来、データやデジタル技術を使って、顧客視点で新たな価値を創出していくことである。Transformationは「変容」という意味を指しており、DXを直訳すると「デジタルによる変容」ということになります。デジタル技術を用いて、生活やビジネスを変容していくことが求められています。
◯農業のDX化を進めたいがうまくいかない
◯まず何からDXを始めればいいか迷ってしまう
このようなお悩みを抱えた農業経営者もDX担当者様も多くいらっしゃるかと思います。
そうした中でサンファーム中山は、農業現場のDXに積極的に取り組んでいます。自社で開発したソリューションに加えて、他社が開発したソリューションであっても現場に必要とあれば積極的に導入しております。
また多くの大手企業様からも試験栽培や技術検証のご相談も数多く頂戴しております。
そこで当社も自社のビジネスモデルを変革するために、業務プロセスを見直し、労働集約的なオペレーションの多くを自動化するため、自社プロダクト開発に踏み切ることになりました。
ビジネスモデル
まずは自社のペインを洗い出し、それをベースにデジタルの力で課題解決を図ります。具体的には、灌水(水やり)の自動化、環境制御、光合成促進など栽培技術の開発に留まらず、農業経営全般を改善する必要もあり、事業計画の策定や収量の予測などDXすべきテーマは多岐に渡っています。
労働集約的な業務の負担を少しでも軽減したいという意図もあります。その上で、自社のDXで培った知見やノウハウを新たな農業経営システムとして機能単位まで落とし込むことで、同業他社や労働集約的なプロセスが多い農業法人や個人の新規就農者まで外販可能なプロダクトになると考えています。
経営ビジョン・経営戦略
自社の業務プロセスを見直し、労働集約的なオペレーションの多くを自動化するため、社内プロジェクトを立ち上げ、毎週金曜日に進捗を共有しあう会議を設定しています。その中で自社の経営課題や普段の業務プロセスを見つめ直すことで優先順位をつけ、できるものから開発会社と連携しながら、DX化への取り組みを進めています。
経営理念:科学的なアプローチで、農業の明日を創る
経営戦略:ハイレベルな商品力とアグリテック領域サービスを
サンファーム中山では、他に類を見ない商品力と市場マーケティングや農学・ビックデータといった科学的なアプローチで農業の課題を解決し、新しい農業を確立していきます。
今回、DX推進部を立ち上げ栽培プロセスから経営計画策定までDX化を推進することで、労働集約的な農業界の変革に貢献していきたいと考えております。
実施体制
必要なリソースを適宜外部から調達しながら、社内メンバーとの議論を通じて、農業界のDX化を進めていきます。
以上