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自転車を漕いでいくように。

ハチミツとクローバーはご存知ですか?

少女漫画です。アニメ、映画にもなりました

わたしは漫画の中でこの作品が1番好きです

理由は、人生のすべてが詰まっているから。

簡単に内容を説明すると
美大生の男女、全員が片想い。
そこで生まれる青春群像劇みたいな感じです。


これが、ほんと、いいのよ〜〜〜🤍

「真山どんだけ〜〜〜🤍」(IKKO風)


この作品。もちろん恋愛漫画。
だけど、恋愛だけじゃないんです。
人生なんです!!

事実この作品、女性だけでなくオッサンのファンが多いです。笑  わたしもその1人。

高校を卒業して大人になろうとする登場人物たちの姿が本当に切なく、尊い。

大人になるタイミングって分かりませんよね?

20歳を超えたら?

結婚できる年齢を迎えたら?

家族ができたら?

自分で稼げるようになったら?


大人っていつからなるんでしょうか?

私自身、今33歳ですが
子供のような発言、思考、行動をしてしまう
時が多々あります。

でもそれが悪いことかと聞かれれば
そうでもない。


大人=我慢すること


そう考えることが嫌いです。

会社のルール、世間体、まわりの当たり前、
流行、常識、固定概念、まわりの意見。

それら全てを我慢。それら全てに従う。
それら全てに支配される。

それをしてしまうと

無個性な人間にしかならない。

何もトゲがない、優しい、まーるい、
ただの個体。

そんな個体に価値なんてないと思う。

人が生まれてくる奇跡。

生まれた瞬間の喜び。

初めて歩く感動。

わたし達はいつからそれを
忘れてしまうのでしょうか?

社会に囲われ
常識に縛られ
自分の好きなことまで見失う。

人が生まれて生きる理由

それは

幸せになること。

それだけだと思います。

悩むことはもちろんあるし
不安もつきもの
未来は見えないものだから

そんな中でも、もがいて、抗って、勇気を出して

自分らしく生きるべきではないでしょうか?

好きなものは好きと言っていい
嫌いなものは嫌いと言っていい
やりたいことはやってみればいい
やりたくないことはやらなくていい

自分が向かいたい方へ。


ハチミツとクローバーで1番好きなシーンがあります。

それは主人公・竹本が自転車で
自分探しの旅にでるところ。

「一度も振り向かず、ボクはどこまで走れるだろう。」

6巻のセリフ


まさに今、わたしも自分探しの旅をしています。

33歳です。

イタイ男です。

でも本気です。


仕事を辞めて、考えた


「わたしは何が好きで、何に喜びを感じる?」


大人になると放置しがちなこの考え。


わたしはしっかり向き合おうと思います。

自分の人生に、これからに、そして今に。


肩の力を抜いて


考えすぎず


やりたいことを、行きたい場所へ、食べたいものを、会いたい人へ、楽しいと思う方へ


歩きます。

ただただ歩きます。 

進みます。

前を向いて。


竹本が無心で自転車を漕いだように。


おわり

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