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医師という人種のスゴさ

医療、ヘルスケア関連のプロジェクトが広がって、医師の友人が増えてきてますが、最近、医師という人種のスゴさに驚いています。

1. ヒューマン、アート、サイエンスの側面のバランスが圧倒的に良い。臨床と研究を行き来し両方を日常的に関連させ、また運命に触れる機会を経験し、それらをバランス良く捉えている。

2. とにかく学習能力・探求心が高い。興味を持ったことを学習し始めるとスゴい。医療だけでなく、マーケティング、経営、IT等、本職でやっている人を超えてしまうことも。

3. そもそも「人を助ける」という純粋な目的を優先している。組織や社会の難しさも知った上で、強烈に目的を意識し、プロフェッショナルとして生きている。

という訳で、医師という人種はスゴい。(留目調べ。笑)
多くの産業・企業、そして社会全体が既存の目的から新しい目的に向けてアップデートを行っていかなければいけない時代において、社会起点での本質的な目的共創から、駆動目標となる具体的なエコシステム仮説を構想し、実証を繰り返して継続して学習し、目標を実現していく、という「新産業共創」において活躍する基礎的な能力を備えている。

Society 5.0「人間中心の社会」においては、殆ど全ての産業領域がヘルスケアと繋がってくる。また、社会全体も大きな意味で生き物の集合体であり、それ自体が医療と繋がっている。医師がどんどん「インタープレナー」として枠を超え、「新産業の共創」を通じて社会を助け・人を助けていく。そんな時代が来ているように思います。

新産業は創れる。それはクロスセクターでのインタープレナー同士の対話と目的共創から。