漫画みたいな毎日。「チベットからの使者は来なかった。」
本日は、クリスマスイブ。
サンタクロースの使者として、忙しくされていらっしゃる方も多いのではないだろうか。
我が家は、朝から、長男がクリスマスケーキを作る準備をしてくれている。
小麦粉が苦手な長男は、玄米粉でスポンジケーキを焼く。動物性原料を使わないケーキとクリームは、子どもたちにも簡単に作れる、失敗しにくいレシピだと思う。
さて、クリスマスはイエス・キリストの生誕祭。
しかし、なぜ、クリスマスイブにタイトルが「チベット」かというと、昨夜、私のFBの通知に、
「ダライ・ラマさんからのお知らせです。」
と流れてきたからである。
「身近な友人のような扱いだけれど、ダライ・ラマだよ、なんだかおかしいよね?この通知の仕方!」と夫と話していた。
長男が産まれた13年程前、私と夫の間で、度々小声で交わされる会話があった。
「チベットからの使者に気を付けて!」
私はチベット仏教の知識が全く無いにも関わらず、〈ダライ・ラマは、生まれ変わって継承される〉ということだけ、知っていた。
読んでくださっている方に、先にお詫び申し上げておく。
単なる親バカです。誠に申し訳ございません。
この子はあまりにも、可愛く、賢そうな瞳をしている!
これは、もしかしたら、チベットから使者が来て、継承者として選ばれてしまうかもしれない!そんなことになったらどうしよう!!!!
私と夫は、半分冗談、半分は本気で心配していた。
・・・本当に、ただの親バカである。
あれから13年。
使者が訪れる気配もなく、長男は、日本ですっかり偉そうに育った。
ダライ・ラマだって、いやダライ・ラマならばこそ、こんなに偉そうにしないに違いない。
本当に偉いひとほど、偉そうにしないものだ。
FBの通知でそんなことを思い出し、
「使者、来なかったねぇ。」と夫とゲラゲラ笑っていると、
末娘が、不思議そうに、
「ダライラマンって誰?」
あの、アンパンマンとかではないので・・・。
ウルトラマンの仲間とかもでもないので・・・。
ダライ・ラマです。チベット仏教の最高指導者です。
私と夫は、今夜は、イエス・キリストの使者として(?)密かに働く。
皆さまに、佳きクリスマスイブが訪れますように。