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漫画みたいな毎日。「なんでもないことをつらつらと。〈ケーキと餃子を作る日。〉」

先週土曜日、二男は11回目の誕生日を迎えた。

まるっこい笑顔の赤ちゃんは11歳になったのか。う~ん、大きくなったな。
誕生日が楽しみな彼は、毎年、早く目が覚めてしまうらしい。この日も6時前に起床して、自分のスペースのレゴを片付けていたらしい。そして、急に昼頃に電池切れを起こして、昼寝をしていたりする。何にしても、誕生日をワクワクして迎えられるって素晴らしいなと思う。

我が家では、いつの間にか〈誕生日を迎える本人が自分でケーキを作る〉ということが習慣化しつつある。いつどうしてそうなったのだろう?と振り返ってみる。長男が3歳くらいだっただろうか。私が誕生日ケーキを焼いていると、「やってみたい」と申し出てきた。それでは、と、初めは果物のデコレーションを手伝ってもらい、そのうちデコレーションを任せるようになり、いつの間にか、スポンジケーキも自分で焼けるようになった。長男はショートケーキだけではなく、ガトーショコラも焼けるようになった。そして、1年生のときには、八合のご飯を全部、炒飯にしてくれたことがあった。夕飯は主食も副菜も炒飯。

夫が朝、仕事に出かける前に玄米を製粉してくれたので、玄米粉を使って二男がスポンジを焼いてくれることになった。自分でメモしたレシピノートを持ってきてにらめっこしながら材料を計量している。二男は、自分で考えてやりたいタイプなので、アドバイスするタイミングによっては物凄く嫌な顔をするし、やる気を無くすことがある。そういうことで、私は台所をそっと離れて見守ることに徹する。困ったことがあれば、彼から声を掛けてくるだだろう。

そして、ケーキと同時進行で、夕飯は、餃子のリクエストがあった。

二男は、餃子が大好きだ。餃子は美味しい。ビールと合う。普段、ほとんどお酒を嗜むことがないが、餃子にはビール!と思ってしまうのは、何故だろう。餃子の時には、酢醤油にレモン胡椒を入れたタレが私の最近のお気に入りだ。

子どもたちが小さい時は、ちまちまと包む作業が大変で、餃子はあまり食卓に上らなかった。子どもたちが大きくなり、包むのを一緒にやってくれるようになり、餃子を作るのは苦では無くなった。

餃子は、他のおかずがなくても皆が満足するメニューだなぁと思う。我が家の餃子はキャベツと豆腐がメインで、出汁程度に豚ひき肉を入れ、にんにくと生姜のすりおろしと塩を入れるだけ。餃子の皮を夫がパスタマシーンで作ってくれたこともあるが、皮作りから始めると餃子を沢山食べる我が家では、餃子仕事が一日がかりになってしまう。「今日は餃子の皮を大量に作る日」を設けて、皮を冷凍しておけばいいのだろうかと夫と話合ったこともあるが、まだそこから話が進んでいない。

しかも、餃子の日は、小麦粉にアレルギーのある長男向けに、生春巻きの皮で餃子もどきも作る。生春巻きの皮を水で戻して柔かくし、餃子の具を包む。長男も沢山食べるので、生春巻き餃子も50個くらい仕込む。小麦粉の皮の餃子は100個以上。余ったら冷凍できるので、たくさんたくさん一気に作っておく。トマトソース同様、学校給食みたいだ。餃子を120個、生春巻き餃子を60個以上包んだが、ほとんど余らなかった。おかしい。冷凍して時々楽しようと思ったのに。まぁ、そんなものだなのだろう。次はもっと沢山仕込めたら、余分に冷凍できるだろうか?と思うけれど、子どもたちはどんどん大きくなって、食べる量もそれに比例して増えていくので、いつまでも余分などできないのかもしれない。

そして、「作りすぎちゃったな。」と思う日が来たら、余ることがなかった食卓を懐かしく思うのだろう。

二男、いつも明るさと優しさをありがとう。
あなたが我が家にきてくれて、とてもしあわせです。
11歳の日々も面白可笑しく、素敵な時間になることをいつでも願っています。ライラックの香りを感じるこの季節は、あなたが生まれて来てくれたことを感謝する大切な時間です。


二男作・誕生日ケーキ。
最近作ったケーキの中で、味のバランスが最高に良く、美味でした!
苺を💖形にしたそうです。
参考はバスケットボール選手・アイラ・ブラウンの髪型だそう。


ケーキのデコレーション参考はアイラ・ブラウンのこの髪型!
画像はヘアブレイダー/ヘアメイクのYumi(堀口裕実子)さんのXからお借りしました!


写真を撮ってることろを写真に収めるの、結構好きです。笑

ヘッダーはみんなのフォトギャラリー・おくちはるさんのイラストをお借りしました♪ありがとうございます♪

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やなぎだけいこ
学校に行かない選択をしたこどもたちのさらなる選択肢のため&サポートしてくれた方も私たちも、めぐりめぐって、お互いが幸せになる遣い方したいと思います!

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