【2023夏開催!】タイガーモブ主催スタディーツアーの現地モデレーターを務めました。
皆さん、こんにちは。
Sunday Morning Factory(株)の石出です。
今年の夏、タイガーモブ主催ソーシャルプロダクト開発チャレンジinバングラデシュの現地モデレーターを務めました。
全18名の中学生〜大学生〜社会人の方が参加し、日本からはるばるバングラデシュの自社工場へ訪問してくれました。
期間は8日間。
その中で、バングラデシュの社会問題を知るだけでなく、
なんと商品開発までやってしまうというところがこのツアーの見どころ!
本日はそのツアーの様子を少しご紹介します。
人生を変える!バングラデシュでの8日間
【1、貧困のリアルを知る】
そもそもバングラデシュってどれくらい貧困なの?
そんな疑問に自分たちなりの答えを持つために、
今回はメンバー宅へのホームビジットで実際のバングラデシュ人のお宅訪問&インタビュー。
自分達の目と耳で、貧困と、ソーシャルビジネスによって生まれた変化を学びます。
また、Bede族という民族の居住エリアを訪問。
ソーシャルビジネスが行き届いていない場所で、彼らのリアルな生活を知ります。
【2、ソーシャルビジネスの現場を学ぶ】
今回は、私たちの自社工場であるBLJ Bangladeshを訪問しました。
Business leather factoryやJoggoの製品を作るレザー工場、
Haruulala organicの製品を作るアパレル工場、
それらの検品を現地で行う検品工場を見学。
工場見学の中では、ソーシャルビジネスの工場ならではの工夫も。
障害を持った方も働きやすい環境づくりや、シングルマザーのお母さんでも働きやすい仕組みがどのように作られているかを学びました。
また、それらの工場のリーダーである社会起業家とのディスカッションも。
質問は止まらず、この時間は毎回Time overになるほど白熱しました。
【3、ソーシャルビジネスを実践する】
現地では、感じた課題や気づきをみんなで整理。
そして、それぞれが課題ごとにグループに分かれ、課題を解決するために必要な資金を集めるために、クラウドファンディングに挑戦を決意。
クラウドファンディングのリターン品には、工場で作られる革小物を選定。
現地の職人と、型や色を選び、商品開発を行いました。
日本とは異なる環境の中、8日間、一瞬一瞬から吸収しようと精一杯だった参加者の皆さん。
暑さにも負けず、たびたび起きる停電にも負けず、
バスの中でもひたすら参加者同士で気づきをシェアしていた姿がとても印象に残っています。
『ソーシャルビジネスを美化しすぎていたな。』
『ソーシャルビジネスの現場でも良いこともあり、まだまだ課題もあった。』
『同世代の子が働いていて、勉強したいと言っていた姿が忘れられない。』
など、リアルな現場から、それぞれが学びの多い時間を過ごしてくれたようでした。まさに、現地に来ないとわからなかった気づき。
私自身も、現地モデレーターとして、参加者のみんなと一緒になって学び、考えた8日間。
原点を思い出す、忘れられない夏になりました。
クラウドファンディングに挑戦中!
そして、参加者の皆さんが挑戦するクラウドファンディングが先日スタートしました。
現地でも、日本に帰ってからも、必死に考えながら準備をして進めていた姿を見ているので、全力応援せずにはいられません!
皆さんもぜひ、彼女たちの挑戦をチェックしてみてください。
ぜひ応援よろしくお願いします!