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13歳のSF

第5話 「プール」


ある日の夜、2階のベランダから間近に見える小学校の校庭を見つめていた。

引き寄せられるように窓を開けてベランダに立つと、校庭のグランドには綺麗なミステリーサークルがいくつも出来ていて、綺麗な光を放っていた。

蛍光色に光る縄文土器のような模様。

僕は、不思議と当たり前のように、それをずっと見つめていた。

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