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家族

第6話 「本当のコーチや先生」


1番上の兄は、よく僕の作った曲の感想を言ってくれた。

う〜ん、いいかも。

これは、今の歳だから出来るんだろうね。

サビは、凄くいい。

など、事あるごとに、僕がピアノの前で歌っていると、後ろに来て感想を言ってくれた。

スターライトフューチャーが、出来たのもこの頃の話だ。


僕は、歌詞を書いたノートをいつもピアノに置きっぱなしにしていた。


ある時、2番目の兄が、そのノートを見たのか真顔で言った。

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