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#星に飽きるまで
2024.03.27
note内の小説、「星に飽きるまで」がとうとう最終話を迎えました。
子どもの頃に描いた夢は、毎日、ご飯が食べれて家がある事。
それがいかに難しいか。
大人になった今でも、本当にそう思います。
小説「星に飽きるまで」 Sundayカミデ
第9話 「スープ」
ゲーセンで食べる、こぶたのラーメンあるやん?
あれより美味いもんないよな?
あと、給食のカレー。
あれを食べる為に、俺ら生まれて来たんちゃうかってくらいやなぁ。
なんで、カレー、2ヶ月に1回やねん。
今月、献立表に星ついてないやんけ。カレーの日だけに存在する、あの手書きの星マーク。
あれ、どういう意味やねん。
カレーの日は、さぞかし嬉しいでしょ〜って事で星マーク
小説「星に飽きるまで」 Sundayカミデ
第8話 「今の時代」
なぁ、とうとうなったなぁ。
俺の予想通りやわ、やっと同じクラスやなぁ。
これからは、二人三脚でみんなから嫌われんように頑張って行こな。
「星に飽きるまで」Sundayカミデ
第7話 「おかわり」
なぁ、聞いた?
今度な、地球の上にハレー彗星が通るらしいねんけど、どうする?
どうするって何?
もしかしてなんかまた、しょうもない事考えてるやろ。お前ほんま人生楽しそうやなぁ。
小説「星に飽きるまで」 Sundayカミデ
第6話 「それじゃない」
誰にも言うなよ。
あのな、俺な、好きな子おんねん。
これは、もしや初恋なのではと思って、最も言いたくなかったお前に、今、俺は報告している。
「星に飽きるまで」Sundayカミデ
第3話 「給食費」
別に大した事じゃないねんけど、お前って将来の事とか考えたりしてんの?
いや、やっぱり今の聞き流して。
なんかお前に聞いてる自分が、アホな事に早くも気づいてしまった自分がおる。