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#firefly
第9話 「街並みは」
BAGDAD CAFE the trench townとスカポンタスが、Love sofaを卒業して行った。
とても華々しいLIVEを見せて。
どちらのバンドもメジャーデビュー予定が決まっていて、嬉しくて、少し悲しくて本当に見応えのあるステージだった。
そして、カットマンブーチェの時代へと突入して行った。
第8話 「いつしか僕らの街」
2004年"Big to the party!まさに想い出No.1。
6台のハイエースが、真夜中の長堀通りに停まっていた。僕達は、それぞれに乗り合わせて東京に向かった。
半年前から、たくさんの準備をして来た。
第7話 「君も僕も」
南青山のCLUB FAYにてA.S.Pで主催したイベント、"路地裏のショータイム"は大成功した。
途中、出演者に無礼な行動をとった男性を深夜の南青山の交差点で投げ飛ばした件があったけど、その男性にケガはなく、大人しくなって最後までイベントに居てくれたので良かった。
第6話 「人並みにまぎれながら」
南船場のBARに、ひとりでいると犬島さんという音響PAとスタジオの店長をしている人が声をかけてくれた。
サンデー、これ聴いてみて。
渡されたMDには、bonobosと書いてあった。
第5話 「99年に描いた未来」
2000年から始まったLovesofaは、その夏に僕の脳にウィルスが入って、1ヶ月半の意識不明から回復して、その年の暮れに、また再開した。
それから気がつけば、色んな人達と出会って、もはや絶対的なパーティーになっていた。
第4話 「マジックが起こるフロア」
サンデー、BAGDAD観に来てて、前の方で踊ってた子って友達?
アチャコさんは自分のDJが終わり、ひとりでフロアで踊っている僕に話しかけてくれた。
どんな子ですか?
第3話 「音楽が響くよ今夜は」
アメリカ村から少し離れた、長堀橋。
近くに車を停めて、少し歩いた。知っていたけど、初めて来る場所だった。
アークホテルの横並びに、それはあった。
階段を降りて、地下1階。
ドアを開けると真っ赤な世界が広がっていた。
ソファやテーブル、バーカウンター、トイレやステージ、照明に至っても全て赤色で統一されていたその場所は、とても非日常空間だった。
西岡くんは、真剣な眼差しで言った。
第2話 「あの頃の僕ら」
Shout!の出演で、僕達のバンド、A.S.Pの取り巻く環境は変わって行った。
リリースのオファーや、CLUBイベントのオファーが日々増えていった。
それと並行して、Love sofaもひとつの転機を迎えた。