見出し画像

「好き」に出会う

好きなもの、人、ことに出会うと
出会いをありがとうございます(深謝)
と、とても嬉しくて感情が高まる。

中々出会う機会がないものだから、
その感動をすぐに鎮火させたくない。
一度手を止めたり、距離をあけたりして、
心の中で葛藤する。


ある舞台を見にいった時、
一つの映画が物語のキーワードとなっていた。

後日、その映画のあらすじを読み、
興味がありそうだなと頭の片隅に保存した。
映画を観る時間を確保するのに躊躇し、
それから数週間眠らせていた。

暇な夜、その映画の再生ボタンを押した。
開始10分も経たないうちに感情が高ぶった。

何と最高な映画なんだ!

物語などまだ何も始まってもないのだけど、
世界観が好きのオンパレードでしかなかった。
期待値0だった反動で感動しすぎて、
再生ボタンと停止ボタンを何度もおした。
画面前で悶えた。
目の前に広がる景色がとても贅沢だった。

話が進むごとに世界観以上に、
登場人物の言葉が胸にささる。
困った。

全ての言葉を体の中に取り込みたい。
味わい尽くしたい。

そんな作品に出会える瞬間が、
変わらぬ日常の中に突如現れるご褒美で、
その甘美が忘れられず探し続ける。


好きと言う感情はとても情熱的。
これからもたくさんの好きに出会いたい。