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中学生までに必ずできていてほしいこと5選

今日は、中学準備にお悩みのお母さんへ向けて

これだけはできていてほしいこと5選をお届けします!

少し長くなりますが、お子様のために最後まで読んであげてください。

それでは、れっつごー。


◆1:スマホはリビングに置いて寝る

1つ目でいきなり「どゆこと!?」って驚いたかもしれませんが、非常に重要です。

スマホをベッドまで持って行って良いことなんて1つもありません。

事実として、近年スマホのせいで寝られていない子が急増

寝られないからという理由で遅くまでスマホを見たり、

深夜にムクっと起きてスマホ通知をチェックしたり、

そんなことが子供部屋では繰り広げられています。

そりゃー、寝不足になりますよ。

そのシワ寄せは当然、学校の授業中へいき、

ボーッとしたり、寝てしまったりの積み重ねで勉強に置いていかれることになります。

実際に睡眠が足りていないとADHDに類似した症状が起きてしまいます。

睡眠不足でこんな子が急増している

センシティブな部分なので、言いにくいですが、

近年ADHDやLD診断が多くなっているのは、持って生まれた先天性のものでなく

生活習慣の乱れからくる症状を、そう診断されているだけなのではないでしょうか。

その根源は、夜のスマホです。

しっかり対策して中学生になりましょう。

◆2:朝食をしっかり食べる

朝食をろくに食べずに学校へ行っている子が多過ぎます。

それでは、栄養不足で学校生活と戦えません

小学生の時は100歩譲ってそれでよかったかもしれません。

テストで30点であろうが、笑って過ごせるし、

部活もないのでそう体力が奪われることもない、

授業の進みもゆっくりだし、宿題も多くない。

ただ、中学は違います。全く。

まず朝練ですべてのエネルギーが枯渇します。

その後、給食までは脳に栄養がないため、

集中力、記憶力が低下している状態で授業を受けます。

授業中に理解ができないので、

宿題もできない、テスト勉強もできない、

そして成績が上がらない。という負のスパイラルに突入する。

そうなると多くの方は「塾へ行かないと!!」と焦るのですが、

待ってください。

もっと先にやれることがあるかもしれませんよ。

このブログでも再三書いていますが、朝にたんぱく質を摂る必要があります。

そして、その方法として一番おすすめなのが、

朝プロテインです。

朝から多くの食材を準備、摂取することはなかなか難しい。

だから『食べなくていいや。』と食べないを選択されるのですが、

プロテインだけでも良いから飲んで行って。

それだけで良いから、心からのお願い。

◆3:宿題にバツを付けて解き直しをする

お母さんもしかして、宿題のヒントを与えて、丸ばかりのテキストが完成していませんか?

もしくは、分からないからと答えを写しただけの真っ赤なページができていませんか?

それ、本当にヤバいです。

宿題は終わらせるためにあるのではなく、自分の授業理解度を知るためのものです。

それなのに、ヒントを与えて丸にしてしまうと、自分は理解していると勘違いしてしまうし、

最悪なのは、バツを付けることを恐れてしまう子になってしまいます。

実際に教室で生徒を観ていても、なかなかバツを付けられず時間だけが過ぎていく子が非常に多いです。

うちの先生たちは丸になるようなヒントは与えないので、早くバツを付けてくれないと何も教えてあげられません。

逆にテストの点数が高い子は分からなかったらすぐにバツを付けて、

解説を読んで、先生に聞いて、理解する時間を多く確保できています。

これが本来の勉強方法です。

分からない問題は潔くバツを付ける

そして、答えに書いてある解説を読んで理解しようとする

その後に、もう一度トライして解いてみる

それで答えと同じように解けたなら赤でなく青ペンで丸をする

後でテキストを見返した時に、青丸は解き直しした問題だから当時の自分は理解できていなかったとすぐに判別できるし、

今、それが解けるなら自分の成長も感じることができる。

簡単に書いていますが、この中で一番難しいのは『潔くバツを付ける』ところです。

ヒントをもらって宿題を丸にし続けた習慣をぶっ壊すのは、結構時間がかかります。

だって本人はそれが正しい宿題のやり方だとずっと教わってきて、その常識を否定されるのですから、なかなか変えられないですよね。

でも、点数を上げるにはバツを付ける必要があります

恥ずかしいことなんてないから、まずはバツを付けよう。

◆4:親がスマホの制御機能を学ぶ

「あんた、これちょっとどうやるん?」

こうやってスマホのこと子供に聞いていませんか?

別にそれで良い部分とそうでない部分があります。

スマホには非常に便利な機能がたくさんあります。

逆に言うと、スマホを開発した賢い人たちが、子供でも最適にスマホを使えるようにと様々な機能をセットしてくれています。

例えば、スクリーンタイム、AIおすすめ機能オフ、アプリ制限など

スマホの機能についてはこちらの記事が参考になります。

全部は理解できないにしろ、スクリーンタイムだけは学んでください。

「私スマホとか機械に疎くて。。」とお母さんからよく耳にしますが、

それは学んでいないからです。ただそれだけです。

要は、子供が英語苦手って言っているのと同じで、

英単語を覚える作業をしていないから英語が分からないだけです。

大人が学びましょう。子供を愛するなら学びましょう。

スクリーンタイムで設定してほしい内容はこれ。

・1日の使用制限を2時間にする

・夜は23時から使用できないようにする

・子供のスマホ使用状況を親のスマホで確認できるようにする

一旦これだけはマストで設定してください。

1日2時間!?とか子供から驚かれると思いますが、当然です。

まだ義務教育を受けている子供に、大人と同様にスマホを与える必要性はありません。

勉強をスマホでするするから、部活の連絡がLINEで来るから、などの理由で制限できないとのお話も聞きますが、

それもスクリーンタイム機能で詳細に設定できます。

今の世の中でできないことは何一つないです。

同じような悩みを持った先輩お母さんたちの声は開発者へ届き、すでにすべての問題を対策できるようになっています。

もう一度言いますが、子供を愛するなら大人が学びましょう。

自由にスマホを使わせた後に、勉強しないからという理由で

取り上げたり制限しようとすると子供は暴れ狂いますよ。

◆5:親が子供の学習に興味を持つ

これが一番重要です。

子供がやりたくもない勉強をやる理由はなんでしょう?

立派な企業に勤めるため?

大学へ進学して学びを深くするため?

違います。

お母さんに褒めてもらいたいからです。

初めて立ったあの時

初めてご飯をスプーンで食べたあの時

トイレでおしっこができたあの時。

子供はお母さんから褒められることで成長し続けました。

それは大きくなった今も同じです。

体は大きくなり、口では生意気なことを言いますが、

今でもお母さんに褒めてもらいたいという気持ちは変わりません。

それは子供すら気づいていないかもしれませんが、事実として

親が子供の学習に対して関わりが深いご家庭は成績が高い傾向にあります。

一番大事なのは、テストの成績表が返って来た時にあーだこーだ言うのではなく、

勉強をしている日々、テストまでの過程を褒めて、応援してあげてください。

いや、そんなこと言われたって1ミリも家で勉強しないから褒めようがない。って思いましたか?

それなら一緒にどうすれば勉強できるようになるかYOUTUBEを見て研究しましょう。

キーポイントは「一緒に」です。

勉強しなさい!は言ってもムダです。

多くの子は勉強のやり方が分からないから、やろうにもできません。

それを一緒に解決してあげてください。

そして一緒に頑張って迎えたテストで点数が上がったなら、一緒にお喜びしましょう。

その成功体験があると、子供はお母さんが喜ぶ顔を見るためにまた頑張ってくれます。

正直、これがなければ、いくら睡眠を整えようと、

朝プロテインを飲んで、スマホをコントロールしようと、

子供にとって勉強する意味がないのでやりません。

1度ここまでフルコミットしてサポートしてみてください。

◆まとめ

最近よく思うのですが、自分の考えや想いを口にできる子が少ない。

これはコロナ禍のマスクの影響かなーと思っていましたが、それだけでなさそう。

今の子達ってスマホからのインプット情報が多過ぎて、脳が整理できていないんじゃないかな。

SNSに出てくる動画は世界中の人に再生され続けた、要は面白くて分かりやすい動画ばかり。

そんな動画ばかり見ていると、自分もあの人たちみたいに上手に喋れるように思うけど

実際に自分の口から思ったように上手に言葉が出ない。

そのギャップのせいで、自分の想いを声に出すのが苦手に感じているのかも。

そんなのアウトプットが少なすぎるだけなんだけどな。

何事もそれを習得するためにはアウトプットが大事

インプットが多すぎる現代で、このことを知って生きていくだけでもかなり楽に生きられると思うな。

と、そんなことを義務教育から学んでほしい。

今日はここまで!

ありがとうございました!

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