【大人も説明できない】勉強する本当の理由
実は私、趣味でFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を取ったんですね。
今から3ー4年前かな。
元々、知らないってことが大嫌いで、知らないことがあると、とことん調べ上げてその道のプロとも対等に話ができるくらいまで仕上げる性格なんです。
NISA、ふるさと納税、生命保険、資産運用、株や仮想通貨、定期預金、車の買い方、売り方、車の整備、DIY、スマホの契約、WIFI、、、など生きている上で関わったことのあるありとあらゆる事をその道の方ですか?って聞かれるくらい知識つけるんですね。
で、今日もうちのスタッフの子の家計簿をあーだこーだと指摘していて、ふと思ったことがあるのでここに書きます。
前置き長くなりましたが、
それでは、今日もレッツゴー。
◆社会人の教科書はない
いきなり結論なのですが、社会に出たら誰も何も教えてくれないから、自分で学ぶしかない。
だから学生の間、特に義務教育ではその学ぶ力を数学や理科といった教科の勉強から【学ぶ練習】をしているにすぎないんです。
要は、数学や理科の公式を覚えること・問題を理解しようとすることに直接的な意味はなく、
その答えを考える、思考することにこそ最大の価値がある。
「いやいや、中卒でろくに勉強もせずに立派に会社の社長やっている人もいるじゃないですかー!」って反論に対して一言、
その人は教科の勉強からでなく、社会の場からしっかり学んでます。
普通の人の数倍失敗して怒られて学んでいます。絶対。
数学で間違えても罵声は飛んできませんが、その人たちは社会で大量の罵声を浴びながら失敗して改善して成功する方法を学んでいます。
私の好きなバディカの中野さんなんてまさにこの通りの方だと思います。
まとめると、学生が勉強する理由は、社会に出た時に、また、生きる上で必要なスキルを学べるようになるための訓練である。
私が中学生の時には「こんなの覚えても大人になって使わんだろー!」って言いながら勉強した記憶があるので、誰か1人でも真剣にこのことを教えて欲しかったな。
◆子供達を【観る目】の教育
うちは若いスタッフばかりなので実際に我が子がいるのは私だけ。
なので、やはり親心の教育はやってあげないといけない。
保護者様がどういった気持ちで塾へ我が子を預けているのか?
月謝として家計から数万円を出していただくに値する対価は提供できているのか?
口ではうるさく喧嘩するが親は子が、子は親が大好きであるということ。
表面的に見えている部分がすべてではない。といつも口すっぱく伝えています。
たとえば、
『点数を上げるために塾へ入れた』は表面的な部分で、本心は
『子供の笑顔が見たい。子供の将来をより良い道にしたい。』ってこと。
子供からすると、『良い点取ってあいつに勝ちたい!』とかの目標を立てるけど、本心は違う。
『良い点とってお母さんに褒めてもらいたい』←これ。
自分自身でも気がついていない子が多いけど、いつでも子は親を親は子を想って行動している。
初めて立った時、自分でご飯を食べた時、トイレでうんちができた時、その時に褒めてもらって嬉しかった感情は一生ついてくる。
褒めてもらえたらまた頑張ろうって勝手に走り出す。
要は、子供の一番のやる気スイッチはお母さんの笑顔。
そのことを理解して生徒と接するか否かで全く対応が変わってくる。
その子に愛を持って接することができるようになる。
うちは大きな有名な塾ではないので、このくらいのホスピタリティーは意識しないといかん。すぐに潰れるぞ。
◆まとめ
今更、スタッフの家計簿の話に戻るのですが、その子もまだ若いのであまり生活にかかるお金について詳しくないんですね。
特に、税金とか保険とか、まぁお金全般ですね。
ただ、やっぱり教科の勉強をしっかりやって来た子なので理解力・情報処理能力が超高い。
本人からすると日本語なのに外国語のように聞こえるくらい初めてのワード満載でお伝えしたのですが、ちゃんと話についてこれていてびっくり。
そこはさすがやな〜って思った反面、お金について教わらず社会に放り出される日本人がいつまで量産されるのだろうか。と少し子供たちの将来が不安になったことは事実。
今度、セミナーでもしようかしら。
ニーズがあればお声掛けください。
今日はここまで!
ありがとうございました!