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ついに特別選抜入試が始まりました。
本日2月5日は、岡山県立高校の特別入学者選抜の初日。
この日に向けて多くの生徒たちが準備していきました。
岡山県では定員の50〜80%がここで決まるので、
3月の一般入試までもつれ込むのは避けたいところ。
ちょうどこの投稿を書いているころ、受験生たちは2教科目の試験中でしょうか。
考えただけでもソワソワしてうまく手が進みません。汗
でも止まってもいられないのでとりあえず書きます!
ここからは受験までの道のりを軽くご紹介します。
11月ごろまではのらりくらり過ごしていた男の子も、この2,3ヶ月はその名の通り猛勉強してくれました。
小学生のころから志望校が決まっていた女の子には、ついに数年間待ち望んだ入試の日が来ました。
私立専願で行った方が良いと学校の先生に言われた男の子も、諦めたくないと必死に勉強して今日を迎えています。
この1年間、同じように受験をしている一人一人に自分だけのストーリーがあったと思います。
時にはすべてを投げ出してお母さんとケンカしたこともあったでしょう。
模試の結果を見て、涙を流しながら勉強した子もいます。
なんとかなるじゃろ。が、なんとかならんかも。。?と気づいた時の緊張から逃げたくなる夜もあったと思います。
そのストーリーが大事なんです。
人は苦労して、苦悩した分だけ成長します。
真剣に向き合っていなければ苦労も苦悩もしません。
真剣に向き合っていなければ成長するはずもありません。
高校入試は合格を勝ち取るだけのものではなく、
大人になるための第一歩目の意味もあります。
自分で目標を決めて、それに向かってスケジュール管理と実績管理を行いながら進んでいく。
そして途中で問題が生じたら、スケジュールや辿り着く方法を変更するか、最悪目標を変更する。
これって大人になって仕事を始めたら当たり前に毎日やっていることじゃないですか?
大袈裟な話のようですが、この高校入試でこれをすっ飛ばして、余裕で行けそうな高校に行く。を選択してしまうと、
すぐに『目標を変える』という楽な道に逃げる子になってしまうかも知れません。
もちろんその高校が本当に行きたい高校なら良いのですが、勉強から、苦労・苦悩から逃げて決めたなら怖い。
幸いにもSUNDAYの生徒にはそういった志望校の選び方をした生徒はいないのでよかったです。
さて、ここからは現実的な話を。
来週2月14日には入試の結果が届きます。
合格の子もいれば、もちろんそうでない子もいます。
あまり考えたくないとは思いますが、今大人が考えないといけないのは
合格ではなかった時の対応について。
もっと言うと、その結果報告を受けた一言目、これがその子の人生を決めてしまうといって過言ではない。
今から1週間かけてその一言目の準備をする必要があります。
もしここで、落ち込む子供に何も言ってあげられない。
不適切なことを言ってしまうと
また今日から1ヶ月間勉強と向き合う気持ちになれず
悲しみをズルズルと引きずって時間をムダにしてしまいます。
子供たちの戦いはまだ終わっていません。
一般入試に向けて今すぐに気持ちを切り替えて
それこそ涙を流しながらでもすぐにリスタートした子だけが
3月の試験で良い結果を受け取ることができます。
勘違いしないで欲しいのは、特入で合格できなかったからといって
一般入試も厳しい。と思わないでください。
これはどの高校の先生に聞いても同じような回答が返ってきます。
例年、この子は一般を受けたら受かるだろうなって子が、志望校を一つ下げて他の学校に行ってしまうことがあるようで
そのことを悲しげに嘆いておられました。
そして事実として、この子が一般で受かったの!?という繰上げ合格みたいな形になることも少なくないそうです。
志望校を下げたくなるお気持ちは分かりますが、こういった事実があることもお見知り置きください。
また、判断に迷ったら塾へ相談してくださいね。
と、色々と書いてきましたが、
塾が親御様から期待されているのは志望校合格です。
そのことは全スタッフが肝に銘じております。
なので最後の最後まで合格に一歩でも近づくためにできることをやり尽くしますし、
自分のことのようにエールを送り続けます。
そしてみんなが笑顔で春を迎えられたらこんな幸せなことはありません。
そのためにも、今日、明日の試験が終わっても合格発表までは気を抜くことなく今まで通り勉強を続けていきましょう。
みんな、がんばれ!
今日はここまで!
ありがとうございました!