勉強しなくても勉強できるようになる方法
先日、SUNDAYの保護者様、生徒さん向けに第二回目となるウェブセミナーを実施しました。
タイトルは、「中学生が塾へ行く理由」
内容としては、一言で言うと『勉強しなくても勉強ができるようになる方法』
詐欺商材のタイトルみたいですが、これ本当なんです、信じてください。
今日のブログはセミナーで説明した内容に沿って書いていきます。
◆今の学生なめたらあかん
天童よしみの「なめたらあかん〜♪」をイメージしてこの書き出しにしました。
真面目な話、以前、今の学生の24時間を書き出してみたんですが、
本当に空き時間がない。
時間的な空きももちろんのこと、脳みその空きが全くない。
どういうことかというと、スマホがない昔なら夜暇だったらなんとなくついているTVを見たり、漫画を読んだりしかすることがなかった。
実はこれって脳みそ的には休息している状態。
だって、音楽番組だって好きな歌手が出るまでは、ボーッとしてて、見ているようで脳はそっちに行っていないでしょう。
だから、TV見ながら勉強できていたのはそういうこと。
TVがついていても、脳のメイン部分を勉強に向けることができていた。
漫画だって1回目は面白いけど暇だから何回も読んでただけで、2回目からはそんなに脳みそ使って読んでいなかった。
でも今はどうでしょう。
スマホを開けば自分の好きなモノで溢れかえり、ドーパミン(快感ホルモン)がドバドバ出て、もっと見たい!もっと長く浴びたい!!って状態。
もっと言うと、スマホが目に見えたり、あそこにあるってスマホの場所を認識しているだけでも、脳から『今すぐスマホを見ろーー!!!』って命令が飛んで勉強どころでない。
要は、今の学生は部活 vs 勉強だけでなく、脳みその命令 vs 勉強っていう、俺は一体何と戦ってんだ。。。ってくらい意味の分からない戦いに巻き込まれているんです。
これって言ってみたら、脳みそ vs 脳みそじゃないですか。
スマホ見ろ命令 vs 勉強しろ命令
勉強命令、勝ち目なくない?まともに戦ったら。
まとめると、今の学生はこの脳みその戦いに打ち勝って、勉強をしないといけないというなかなかハードモードな世界を生きているのです。
だからこそ、大人がそれを理解してサポートする体制が必須であると、セミナーでは強くお伝えさせていただきました。
◆勉強のベクトルを間違えるな
うちは通い放題なので、多くの子が週に3回、4回と塾へ来てくれています。
勉強時間を確保してあげるって意味では、それだけ来てくれれば十分なのですが、成績を上げるには塾以外の時間をどう過ごすか?が非常に重要です。
例えば、この子の成績はグングンと上がっていくでしょうか?
『学校の授業中に寝てます!でも塾へ週5回行ってます!!』
極端ですが、当然厳しいってことは容易に想像できますね。
勉強で一番集中しなければならないのは、学校の授業中です。
これは、天と地がひっくり返ろうと、昭和だろうが、令和だろうがこの事実だけは絶対に変わりません。
塾は、学校の授業を聞けるためのサポートをしていると思ってください。
そこでできるだけ穴を空けない。
空けば空くほど復習で穴埋めする時間が多く必要になるし、そうなるとまた予習をする時間が取れない。負のループ。
事実として、塾なしで成績が良い子は学校の授業中の背中から出るオーラ凄いでしょう?
彼らは、分からなかったところの復習に時間使いたくないから、授業中を120%で過ごしている。
これが、勉強したくないから勉強しているって状態。
話は変わりますが、
人の集中力や熱量ってその人の背中から出るって知っていました?
だからこの時期、勉強スイッチが入った受験生は分かりやすい。
背中からモヤ〜って赤いのが出てる。
そこからその子は、見ていて面白いくらいに成績が上がっていくので、これはまんざら神話でもなさそうだと思っています。
そして、話を授業の話に戻すと、学校の授業は、塾でやった予習の答え合わせをやるイメージで聞いてほしい。
そりゃ、『予習やったのに全然わからーん。。』ってなることもあるよ。
でも、1つでも塾でやったことを思い出しながら聞いてみて、ハッとする瞬間は必ず来る。
そこから一気に理解が進んでいくから、絶対に諦めずに授業を聞いてほしい。
勉強したくないなら、授業中にしっかり勉強して!
◆まとめ
やっぱり文章にすると伝えたいことの10分の1も伝えられない。
いや、1000分の1以下や。。。
先日のセミナーでは60分これについてベラベラとお話しさせていただけたので、そこにご参加いただいけた皆様には届いたと思います。
が、おそらくYOUTUBE配信でこのことを見てくださる方々にはまた薄まって届くんだろうな。とモヤモヤしているのは確か。
やはり、リアルタイムで画面の前に家族全員集まって、同じモニターを眺めながら、お子様の日頃の塾での様子や学校の様子をお話ししながら60分を過ごしていただきたい。
その時間はこのセミナーの内容がどうということよりも、家族としてとても貴重な時間になる。
日頃、勉強について、共通の何か出来事について、60分も話をすることがあるだろうか。
その時間の積み重ねが子供を机へ動かすパワーとなる。
「勉強しなさい!」の一言よりよっぽど強力な。
そんな場を作るためにもまたセミナー開催しますね!
次は是非ご家族でモニターの前であーだこーだと意見を交わしてください。
画面越しにお会いできること楽しみにしております!
今日はここまで!
ありがとうございました!
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