【早く目覚めよ中学1年生】いつまでも小学生気分のきみへ
中学生になって早半年。
4月にはピチピチしていた子達も部活・初めての定期テスト・夏休みなどを経てそろそろ中学の現実を理解し始めた頃でしょう。
『部活たのしー!友達も増えて最高!』
『自分のスマホゲットー!好きなだけゲームできるぜ!!』
『テスト40点。。だるっ!まぁ本気出せばいけるっしょ!』
って感じ。いやー、あるあるです。
今日は、この子がこの後どうなるか未来予想図をまとめました!
◆小学生で70-80点なら中学では50-60点
「小学生の時にテスト勉強していた方いますか?」
今まで多くの子にこれを聞いてYESと返ってきたのはほんの数人。
でも中学になるとどうでしょう。
テスト週間という強制勉強期間が設けられ、テスト対策プリントが配布され、授業中に「ここテストにでまーす」と教えてくれたり。
すべての授業がテストを意識して進んでいきます。
でも、テストで小学生の時みたいに100点連発できる子はほぼいません。
もっと言うと、小学生で80−90点取っていた子でも中学では60点ってところまで下がってしまいます。
なぜでしょう?テスト週間にテスト対策までしているのに。
それは、授業の中身に大きな変化があったからだ!
◆小学校と中学校の授業の違い
授業の中に予習や復習が含まれていた小学校の時とは違い、中学校の授業では新しいことだけを習うように。
要は、予習・復習を学校の先生が授業中にやってくれていたのが小学校で、自分でやらないと授業についていくことすらできないのが中学校。
そして一番恐ろしいのは、自分でこれをやらないといけないことに自分で気付くしかないということ。学校の先生はこんなこと教えてくれない。
テストが40点でも「おい、予習・復習しろよ!」って言われたことないでしょ?
「はい、中学からは授業中に予習・復習しませーん」って言われたことないでしょ?
なので、毎回の授業の度に分からないところが増え続け、それを日々取り戻すこともしないので、どんどん分からなくなっていく。
その穴の積み重ねをテスト週間で埋めようとしてもそれは無理。
これが中学校のテストで点数が取れない原因だ!
そもそもテスト週間の過ごし方から勉強する必要がありますよね?
◆テスト週間の過ごし方
まず聞きたいのはテスト週間の過ごし方って学校の先生が教えてくれましたか?
「対策プリントやるように!」
「テスト範囲のワークを何度もやりなさい」
このレベルかと。
これでは点数取れない。
実は、テスト週間に机に向かえない、ペンが進まない子の多くは【分からないところを分かるようになる勉強】をしちゃってる。
ちゃうねん。
テスト週間、それちゃうねん。。
サッカー部の子が試合前にオーバーヘッドキックの練習する?
バスケ部の子がダンクシュートの練習する?
サッカーならコーナーキックでのマークの確認とかPKの確認するでしょ?
バスケならフリースローやゴール前だけの簡単な戦術確認するでしょ?
要は、これと同じでテスト前に新しいこと学んでも本番で使える訳ないし、それってしんどいから机に向かえないんよ。
この事実を知らない子は、
・テスト週間に何やったらいいか分からない。
・難しくて手がつけられないとスマホばかり見てしまう
と負のループに陥ってしまう。。
まとめると、テスト週間は今まで習ったことの確認。新しい知識は入れない。とにかく確認。そして、机に向かい続けること。
これが一番大事。
◆まとめ
小学校で80点取っていたからといって安心しすぎるのは危険。
中学は習う量・スピードも違えば、部活・スマホ・友達など勉強以外のこともたくさん増え、勉強はどんどん後回しに。
でも、唯一安心できるのは小学校で80点取れていたということは、その子の頭が悪いということではないということ。
学校の予習・復習さえできれば中学でも必ずその点数まで戻すことができる。
ただ、それに気が付くのがいつになるかって話。
遅れた分を取り戻すにはその2倍の時間が必要。
早めに気づいて正しい勉強方法で楽しい中学ライフを過ごして欲しい!
今日はここまで!
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