見えない部分に答えがあるのかもしれない
おはようございます。バムです。
今日も懲りずに理系記事です。それでは行きましょう。
皆さんには今、どんな世界が見えていますか?ええ、よくわからない質問ですね(笑)まあ、気にしないでください。
我々人間という生き物は「目」を通してこの世界を見ています。皆さんもよく分かっている事だと思いますが。
その「目」には見える範囲に限界があるんですね。下の図を見ていただくとわかりやすいと思います。(東邦大学の理学部のHPから引用させていただいています)
実は生活していて気が付かないと思いますが、光も波のひとつなんですね。へ~。まあ、生きていて、「僕の目は光という波を受け取っているんだ!」ていう奴、見たことないですけども。
そして人間の目で見られる波長の範囲を「可視光線」といいます。
この可視光線という物は紫外線と赤外線の間にあります。
紫外線と赤外線は聞いたことあるんじゃないですか?紫外線はこれからの季節、日差しが強くなると気になりますし、赤外線はテレビのリモコンなんかに使われていますね。
人間の目では実はほとんどの波長が見えないんですね。
そしてこういった人間にとって「見えない光」という物は工学では様々な場面で利用されています。
例えばもうそろそろ出回ってきてもいい果物、スイカ。(スイカが果物か野菜か論争は一旦おいておきましょう)
スイカに限らず、果物にはよく「糖度」というわけのわからぬ数値が使用されています。
いや、訳はわかりますね。この数値が高ければ高いほど、甘くておいしい。嬉しい事です。
でもこの「糖度」どうやって数値を決めているのでしょうか?
売り物のスイカには傷をつけられた痕跡はないのに、糖度だけは立派に表示されていますよね。
実はここで使われているのが、赤外線なんですね。
赤外線を果物にあて、反射してくる赤外線量を測って糖度を決めているのですね。
「糖」は赤外線を吸収する性質が実はあります。なので、反射する赤外線が少なければ少ないほど、その果物には糖が多く含まれていることになります。
見えない波長を使うことでうまくいく代表的な例です。
赤外線の話ばっかりになり申し訳ないのですが、こういった赤外線を見ることが出来る生物もいます。
特に夜行性の蛇は赤外線を見るために専用の器官があるみたいですよ~。
こうしてダラダラと主に赤外線の話をしてきたわけですが、ここから僕が何を言いたいかといいますと、タイトルの通り、「見えない部分に「答えがあるのかもしれないよ」ということです。
それは人間が「目」か見ている世界ですらすべての情報ではないのだからね。
見えない部分の答えをどうやって見つけるんだよ~!それは僕もわかりません。
わかりませんが、何かの結論を出す時に、「もしかしたら見えない部分に答えがあるのかも」というマインドがあるだけでも楽になれるかもしれませんよ~?
いや、それはないか…
【あとがき】
4日間、ギア3さんに対抗して理系記事縛りで書いていましたが、きつかったですね~。
基本的に理系の用語や数式から生活の役にたちそうな教訓を作っていたのですが、僕自身のもっとーは「なるようになる」つまり「ケセラセラ」なので、別に日常でこんなことを考えて生きているわけではないんですよね。
ちょっと薄味の記事になってしまったかも?その辺はスミマセン。
まあ結局、人生はどこまで行っても「ケセラセラ」でしかない。そういう事なのです。
一応あと一つ、理系記事のネタはあるのでその時はまたよろしくお願いいたします。
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